ベリーダンサーASYA ☆ オフィシャルブログ

レバノンを拠点に、アラブ諸国を股にかけた過去を持つベリーダンサーASYA(アシア)の今と昔の奮闘日記

はじめの第1週間

2009-04-30 09:42:38 | 気持ち

ごちゃごちゃ言ってるのも新しいところに移動してから大体最初の1週間。

そうこうしているうちに慣れるのです。

慣れって素晴らしい。

ちなみに2日前、28日で1週間完了。

 


最大の敵

2009-04-28 18:26:13 | 気持ち

やっぱり仕事が終わってから食事をして、寝るまでの一時が、一番落ち着く時間。

実はこれ、4月上旬に書き始めたもの。

載せるか載せないかを迷ったのだけれど、今回また同じように感じてしまったが故、載せてもいいかなと思う。

アブダビでは、自分の洗濯物は自分ですることになっていたのだけれど、その日は夜仕事後、終わったであろう洗濯物を取りに部屋から出る。

帰り際、通りかかるプールサイドの椅子に腰を下ろし空を見上げる。

月が雲から見え隠れしている。

暑くもなければ、寒くもない。風が吹いて、ちょうど良い心地よさ。

寂しさが、今一番の敵だと思う。

と書いた時からつかの間に、知り合いも出来日中の時間の過ごし方も有意義なものになってきたと思ったらまた移動。

ドバイに移動してから数日。初日の仕事を終え、まだ慣れない環境の中。

泣き言を言ってるつもりではないけれど、この仕事、やっぱり最大の敵は、寂しさだと思う。

 


引越し

2009-04-21 23:58:02 | 仕事

Al Mawal Restaurant は、アブダビに1店、ドバイに2店ある、5ッ星レバニーズレストランでは有名どころ。つい最近あった2009年のTime Out Award のアラブ・レバノン・イランレストランのカテゴリー内で The Best Restaurant of 2009にも選ばれた。

そのMawal Hilton(アブダビ)での契約後、私はドバイ支店のひとつ、Mawal Al Bustanに行くことになっている。

あえて書くことはしなかったのだけれど、それは時さかのぼること1週間ほど前。

毎食(といっても朝はなし)レストランの食事をいただきますが、昼時は、レストランに行って昼食を取る私。ある日そんな私を見かけたオーナーが言う。

Mawal Hilton は、4月22日までで23日(ドバイに)移動の予定だったが、4日後の26日までになって27日に移動になる。

と。

やっと?慣れてきたアブダビでの生活、ちょっと期間が延びるのだと思ったら嬉しくなった。

が、続きがある。

その数日後、私を見かけたオーナーはまた私に言う。

変更があって23日から27日の間のいつかに移動になるだろう。

と。

色んな人の話から情報をかき集めた結果、おそらくほぼ間違いなく26日まで踊って、27日に移動になるだろうとのこと。

そんなことを聞いては安心していたのだけれど、ここはやっぱりそろそろきちんとした情報を知りたい。そんな私は昨日(20日)、マネージャーに聞いてみることにしたのだが・・・

本人も知らないのか、はっきりした情報が得られない。

だから私は言う。

だって、もし今日、明日移動だって言われたら今夜急いでパッキングしなきゃならないじゃん。

と。

そんな私にマネージャー「2日前には教えてあげるから大丈夫だよ」と言う。

そして今夜。あり得るかも知れないと思っていた指示を与えられた。

明日の昼に出発になるかも知れないから今夜パッキングをしておくように。

!!!

ブログ書いてる場合じゃない。

 


レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009

2009-04-17 23:56:43 | イベント

そうです、そうです。

これはベリーダンサーASYAのブログです。

でも今日は4月17日と18日にアブダビで行なわれているレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009の話題?です。

ここヒルトンホテルは海沿いの道に面しているのですが、その海岸、そんなに離れていない場所で、今回レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009が開催されています。

17日の本日、私はエアレースを見ることはなかったのですが、ちょっとしたことをきっかけに、実は今回初参戦の初アジア人、日本人の室屋義秀さんにお会いしました!意思の強そうな(こんなところまでやってくるのだから強いのだろうよ)、とてもカッコいい方です!アブダビ3週間、結構ミーハーに活動してます私。分野は違えど、ここは初、日本人同士ということで、勝手に同胞化・・・。すみません。

明日は決勝、精神的にも体力的にも集中力を要する大変なレースだと思います。

頑張ってもらえるよう、ブログでちょっとご紹介させていただきました。

 ← これで飛ぶそう。

 ← ずうずうしくも一緒に写真撮ってもらいました。(一枚じゃきかない・・・)

以下、関係ウェブサイトです。

プレス http://news.cybozu.net/press/atpress/000076136.html

チームディープブルースサイト
http://www.deepblues.co.jp/aero/

室屋 義秀オフィシャルサイト
http://yoshi-muroya.jp/

レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2009サイト
http://www.redbullairrace.com/

 


行く末

2009-04-16 01:08:52 | ベリーダンス

最近、人のブログにたどり着いて、ベリーダンス関係だったり、中東での生活を書いたブログだったりを読むことが多いのだけれど、女性の書くブログが圧倒的に多いと思うのは私だけ?

ほとんどの方は旦那さんのお仕事の関係で中東に暮らしてます、こんな面白い話やこんな謎の話。ベリーダンスやってます、のブログも皆さんご家庭を持った方が多いよう。平穏な日々の暮らしで気づくこと、思い付くことをブログに記すのは、幸せなことなのでは、と思い始めるこの頃。

中東で、単身で生活、移動し、単身で踊り、本来移動ばかりが要求されるこの仕事、単身でこの世界で生きていくことの難しさは、正直想像以上のものがある。

そんな中、この仕事のターンオーバーレート(離職率というべきか?)は、結構高かったりする。

入り込む可能性は極めてスリムなくせに、自発的だったり、そうじゃなかったり、辞めていくダンサーだって多かったり(中東でやっていくのを。必ずしも皆その後自国でやってないというわけではないけれど、案外皆お終いにしてしまう人も実際問題多いかも)。辞める(もしくは辞めさせられる)理由は様々なのだけど、以下、今まで見たり聞いたりしたものを挙げてみる。

  • 年齢がいき過ぎていると言われる
  • プレッシャーに押しつぶされてある日急にいなくなる
  • アラブ人(別にアラブ人じゃなくてもいいけど)と結婚
  • 生活スタイルが合わない
  • 太りすぎて自国に送り返される

と、様々でしょう?

年齢の件で言えば、私が把握している限り、今エージェントで一番年上の人が37歳だと聞く。やっぱりブラジル人らしいのだけれど、彼女はもちろん結婚していて、2人の娘がいるとか。

それでも、中東でのプロダンサーを選んで家族を置いて踊りに来る。

37歳・・・

一体私の行く末はどうなるのだろう。

自分の37歳を想像したりしてみる。

現在暮らしている中東のある都市で、小学校もまだ低学年の息子が友達に言う一言が聞こえる。

「うち、母ちゃんの方が稼ぎが良くてさ」

君が今中東に家族で来てるのは、お父さん(旦那)の仕事の関係じゃなくて?

家族を引き連れて中東をあちこち踊り渡る私かい。

・・・もしかしてあり得る?

ないないないない!

 


イースター

2009-04-12 23:55:25 | Weblog

先日、4月12日の日曜日は、キリスト教の復活祭(イースター)。

復活祭を説明すると長くなるので、ご興味がある方はこちらへどうぞ↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E7%A5%AD

今年は、カトリックは4月12日が復活祭、その1週間後の19日がグリークオーソドックスの復活祭となるわけですが、アラブ首長国連邦ではそんなの無関係、と思っていたらその日。

まずお昼時のAl Mawalレストランの混みようといったらすごい盛り上がり。

歌あり踊りありで家族連れがいっぱい。そう、レバノン人にはキリスト教徒もたくさんいるのだから。

いつもはレストランの出入り口に大きなお皿に一杯のハッカ飴が置いてあるところ、その日はイースターエッグに変わってる(卵形をしたチョコレート)。

その夜のショーが終わって、部屋に戻ろうとレストランから1歩足を踏み出すと

もしもし!の声。

もしもし、ってどう考えても私に言ってるとしか思えない。

きょろきょろしてみるとあのアラブ人特有の白い服(カンドゥーラ)を着たおじさんが、ロビーのテーブルでお茶をしながら手招きしている。

近寄ってみるとおじさん、手にした袋を私に差し出して

「ハッピーイースター!これ君に上げる!」

とイースターエッグをくれる。これ→ 

ありがとう、と言いながらちょっと悩んでしまったよ。

だってイースターってキリスト教のお祭りじゃん。

そんな私もクリスマスを祝う日本に生まれた中東でベリーダンスなんか踊っている者ですけれど。

ま、いいか。

 


出稼ぎ

2009-04-11 05:22:00 | Weblog

アラブ首長国連邦を筆頭に、中東には実にたくさんの人々が出稼ぎに来ている。

ドバイにはたくさんのインド人やパキスタン人。イラン人もいるらしいし、アブダビにはインド人はもちろん、フィリピン人も多いらしい。サウジアラビアにもたくさんのインド人、フィリピン人、レバノンにだってフィリピン人やアフリカ諸国からもたくさんの人たちが出稼ぎに来ている。

となると私もその1人になるのかどうか…その位置づけはいまいちよく分からないけど。(だって選択肢があった上で自分の意思で来てるから)

以前アルジェリアで踊っていた時に、同じホテルで働くマネージャークラスのインド人のおじさんが私に言った。日本人は海外に出稼ぎに出る必要はないから。なるほどそうか、とやけに納得したことを思い出す。

さて、これは前回例の靴を探しに出かけたある日のこと。

Al Mawal Restaurantがあり、私も滞在しているヒルトン・アブダビから一番近いショッピングモールに、マリーナ・モールというところがある。1キロぐらいの道のりなのだけれど、時間帯によっては暑さと湿気で歩くのが困難に感じることも。

そこでの買い物が終わってさて帰ろうと思った私は、ホテルのコンシェルジュの人たちが、ホテルとマリーナ・モール間を行き来しているシャトルバスのことを話していたことを思い出す。そのときもらった時刻表を片手に、時間帯もちょうど良く、シャトルバスに乗ることに決める。

が、モールに来るときはタクシーを使ったので(3ディルハム=100円ぐらい)、バスの乗り場が分からない。モールの案内所で聞くも、その人たちもどうやら知らないらしい。

弱ったな。最悪タクシーに乗って帰ればいいのだけど、なんだか意地でもシャトルバスに乗りたくなった。

そこで私はそれらしきバスの運転手にちょっと聞いてみる。ちなみに彼はインド人。

これ、ヒルトンのバス?・・・ではないよね?と。

するとそのおじさん、私の行き先を詳しく聞き(ヒルトンはアブダビに3つあるから)ヒルトンアブダビなら乗せていってあげると言う。もっと聞いてみると、そのバスは豪華客船のお客さんを、港から観光名所やショッピングモールに連れていく用途らしく、そうこうしているうちにも人がどんどん乗ってくる。

結局私は助手席に陣取り、ヒッチハイク成功。

短い道のりの間、何の疑問も持たずにおじさんと電話番号を交換する。

というのもおじさん、今後どこかでタクシーが捕まらなかったりしたら電話していいよ、とのこと。仕事中じゃなければ迎えに行ってあげるから、と。それはラッキーと思うのは一般的な考え方ではないのかも、と思ったのはそれから5日ほど経ってから。

インド人のおじさんに会ったその日から数日後、アブダビの別のレストランで踊るブラジル人ダンサーの友達と町をほっつきまわった後、タクシーを捕まえようと思うが、午後7時、空のタクシーが一台も見つからない。見つかってもメーターを使おうとしないぼったくりタクシーばかり。

私達だって仕事がなければ、じゃあご飯を食べてお茶でもした後にまたタクシーの運を試そうか、ってな具合になるのだけれど、我々の仕事は皆の夕食時にフル稼働。食事なんかしてタクシーを待ってる場合じゃないのだから。

他の手立てがなく、仕方なく思い立った私はそのおじさんに電話をしてみる。

場所を教えるとおじさん、快く来てくれた。おじさんの運転するそのマイクロバスに2人乗り込み、まずは友達をお家へ、そして私はヒルトンへ連れて行ってもらう。

友達を降ろしてバスを運転するおじさんと2人きりになった時、少しだけれど不安がよぎる。

しまった。考えてなかったけど、大丈夫だよね・・・。

渋滞のひどいアブダビの夜、バスを運転するおじさん、会話の中で日本についてあらゆる話を聞いてくる。日本にインド人は多いかどうか。自分が日本に行ったら私に保証人になってくれるかどうか。

・・・。

結局そこなのね。

決しておじさん、悪い人じゃないのだけど、そこからの話は当たり障りのないようそっち系の話題には触れないよう流しまくる長い帰り道。

ホテルで降りる間際、おじさんの手に、気前良い額のお金を渡す。私に出来るのはこれくらいのことだから。

怖いもの知らずの性格、私は一体いくつになったら学ぶんだろう。

良い人なんだけど、でももうおじさんには電話しないだろうな。。。と思う。

 


靴に悩まされる日々

2009-04-09 01:21:14 | Weblog

それはアブダビに着いたその日のこと。

今までずっと愛用しているダンスシューズを着用した本番間際、私の足元を見たマネージャーが、NGを出す。

靴はクローズドされてるのじゃないとダメだ、と。

それは、ずっと前から、私が日本で踊っているときからいつも使用している某ダンスグッズ専門店のラテンダンスシューズ。と言ったところで特に隠す必要もないので名前を出しますがバレエグッズ専門店チャコットのもの。ここはフラメンコやラテンダンス、他舞踊関連の品物も置いている(ベリーダンス用品はないけど)。

 ←こういうの。

さて、何故ダメなのか、は、未だに分からないままだけれど、どうせ大した理由はないに決まってる。多分、今までサンダルのダンスシューズを見たことがない、とかそんな理由だと踏む。

とりあえずその日のリハーサルと本番はチャコットのダンスシューズを履いて踊った私に出来たのは靴擦れ両足一杯。何日間にも渡る長旅の末、やはり足が多少むくんでいたようで、卸したばかりの履きなれたチャコットのダンスシューズも、その日の私の足にはあまり合わなかったよう。本番が終わって気づけば足は傷だらけ。

 バンソウコウだらけで痛々しい。実際踊ってる時もそうじゃない時も痛かったけど。

そんな中でも翌日、ひとまずダンスに使えそうなシューズを探しに出かけることになる。

見知らぬ土地で探し物。

で、見つけたのがこれ→ 

以前ブラジル人のダンサーが持っているシューズを見て、よくこんなヒールが細くて不安定な靴、しかもダンスシューズではないもので踊れるね、と思ったのだけれど、実は自分もこれで踊ることになろうとは。

 ←横から見るとこんな感じ。

歩くのだって大変そうなピンヒールの靴。言っておきますがダンスシューズではなく、普通の靴です。

当分は痛い足にバンソウコウを一杯つけ、不慣れなピンヒール靴で頑張っています。ダンスにおいても生活においても、順応性の良い自分に感謝。

 


Al Mawal Lebanese Restaurant

2009-04-07 00:16:42 | Weblog

場所はヒルトン・アブダビ内。(ヒルトンホテルはアブダビに3つあるそうですが)

   

(最後のはおまけ。ヒルトンを背にして見えた夕日。)

ご報告するのに時間が経ってしまいましたが、今回の私の契約先は、創立18年。アブダビでレバノン料理といえば、というぐらいの老舗 Al Mawal Lebanese Restaurant とです。

場所は、こんな感じ。中の写真があればいいのですが・・・そのうち。

↑私です。この写真好きじゃないんだけど・・・。

エジプト人女性歌手のShereenに似てると言われましたが。

もちろんベリーダンサー、単身で行動もすれば、単身で踊ります。契約ももちろん私単身と契約先のこのレストランとの間のもの。

短いのですが、契約は4月22日までになります。UAEでは普通のことみたいですが。

ここではキーボードとタブラ奏者からなるバンドの生演奏で、小一時間ほど踊ります。お客さんは主にレバノン人とローカルのエミラーティ(そう、あの白い布をまとった男性と黒い布をまとった女性)。彼らは、歌も踊りもエンターテイメントを重要視するので、プレッシャーも大きいけれど、毎晩踊り甲斐を感じて踊っている日々。

ショーの時間帯は、

土曜日~水曜日 22:30~

木曜日 23:30~

金曜日 23:00~

アブダビにいらっしゃる方、遊びに来られる方、是非立ち寄ってみてください。(いや、座って観ていってください)

セットメニュー、または平日は合計で250ディルハム以上のアラカルト、週末は300ディルハム以上のアラカルト、もしくはフルーツとデザートだけのサーブで175ディルハムを頼まれないといけない設定になっているようです。

ご参考まで。