ベリーダンサーASYA ☆ オフィシャルブログ

レバノンを拠点に、アラブ諸国を股にかけた過去を持つベリーダンサーASYA(アシア)の今と昔の奮闘日記

最近の彼

2018-05-15 23:51:51 | 笑える話


ここのところ、彼はこの姿勢で寝るのが好きらしく、母は時々心配になって呼吸を確認します。

彼は嘘泣きもするようになったのだけど、母にはそれが嘘泣きかほんと泣きかはお見通しなのです。

いざ抱っこされるかと思うと、自分の体を持ち上げて背中と布団の間に隙間を作って手を入れやすくしてくれるのは、優しい子だからか、はたまたゲンキンなだけなのかはまだ分かりません。

面白くないことがあると仰向けのまま泣きながら足をごーかいにバタバタさせ地団駄を踏みます。

そして機嫌が良くても同じ動きをするのだけど、おしゃべりをしながらのその足取りは軽く、わさわさわさわさと動きます。

その様を見ていると、母はまるで紙袋に入った🦀のようだと思うのです。

一度だけ、夜寝た頭の位置と朝起きた時の頭の位置が180度入れ替わっていたことがあります。

(足の力で上に移動してることはしょっちゅう)

本気で泣いた時の顔が、本気で泣いた時の私の顔にそっくりなことに気付いた97日目。

(ちょっと前)



すごいぞ、3ヶ月児。



持論公論

2015-06-21 23:56:32 | 笑える話

私には、持論があります。


ずっと以前から思っている美容(!)に関する持論。

皆さんは、高層ビルの高層階に行く時、エレーベーターを使いますか?

ほぼ100%の確率で「利用する」と答えることでしょう。



さて、今日はその高層階ビルと美容に関するお話です。



女性は誰でもいつ何時も、そしていつまでも美しくありたいと思うもの。

年齢を、重ねるごとに美しく。。。

なんていうけれど、自然とは、時に厳しくまた時に残酷で、やはり年々の重力との共存の結果、シワもたるみも出てきてしまうものではないでしょうか。

ベリーダンサーもまた、年齢を感じさせない美しさを保つことが重要視されたりもするものです。



そう、ここで私の持論の出番なのです。



「高層階、上がるは足で、下る機械」



これは何を意味するか?



高層階へ移動する場合は、自力で階段を上がります。

そしてエレーベーターを使うことが許される(?)のは下りる時だけなのです。


何故か?


人は、おそらく自分が体現出来る事ならあまり負荷なく体も順応させられるのではないか?ということ。

例えば、東京タワー(150メートルの展望台まで)を大人の足で階段で上がったら10分かかるところ、スカイツリーの350メートルの展望デッキまでを、エレベーターに乗れば1分弱で上がれるらしいけど、その分体には負担になる。

立ってる人間が、自分が体現出来ないような高速スピードで上に運ばれるとしたら、それに伴う重力とのギャップに人は顔のたるみを覚えるわけなのです。

が、逆に立ってる状態で高速スピードで高層階から下りてきたとしたら、それは顔や体のリフトアップになるわけです。


お分かりになりましたか?笑


これが美容に大きく貢献するに違いない、と思うわけでございます。


「高層階、上がるは足で、下る機械」


どうしよう、明日スカイツリーに観光に来た女性が皆階段で登るための長蛇の列を作っていたら。。。※


持論公論、次号に続く。



※ ちなみにスカイツリーの階段は屋外らしく、通常は歩いて上がれないらしい。

写真は大好物のさくらんぼ

今の時期、天国です













コント・アフリカ

2014-02-02 23:46:06 | 笑える話

さぼっててごめんなさい。

久しぶりのエントリーはアフリカネタです。

 

ここから読んでいる方へ。

年末年始、わけあって私ASYA(アシア)は未知の世界、アフリカで過ごしました。

ということで今日はアフリカ面白話を。

 

話には聞いていたけど、アフリカは不思議なことが多くて面白すぎる件。

その1。

空港にて。

 

国内線で、タンザニアはダルエスサラームからキリマンジャロ空港に向かう。

ひと通りチェックインを済ませ、X線検査のため手荷物をベルトに乗せる。

すると、ベルトの向こう側にいる、空港の職員と思われる、背が高くひょろ長いタンザニア人のお兄さんが、(私の連れに、私のことを意味して)英語で質問する。

 

He's my wife?

 

・・・

 

え?

 

しばらくの沈黙の後、連れが言う。

 

Yes...

 

ってか主語違うし(heじゃないし!)、所有格(myってお兄さんのちゃうし!)違いますから!!!!!!

 

ってか連れよ、お前も「イエス」とか言ってるんでねぇ!!

 

もちろん、違うって分かってるけど彼の言いたいことは分かるから、と、連れ。

私も分かるけど「イエス」ってあんた。。。

 

それにしても、英語が公用語のはずなのにタンザニア人の英語がイマイチで笑わせてもらえることが多かった。

多分これはスワヒリ語が国の言葉として成り立ってるからですね。

 

まったく、思い出しては旅行中ずっと笑ってましたよ。

 

明日の活力にこちらをどうぞ。

大好きなSting & Stevie Wonder

Let's start a brand new day!

Sting with Stevie Wonder - Brand New Day (Sting 60th Birthday)  

 

 


近所の写真屋さん

2013-12-07 16:25:50 | 笑える話

その写真屋さんは、駅からほど近い大通りに店を構える。

建物は大きくて綺麗なのに、外観のガラスケースには、七五三や成人式、家族写真の数々がところ狭しと並べられ、それなりの歴史がうかがえる。

 

何年も前、オマーン契約のビザ申請のため、その写真屋さんに写真を撮りに行った。

始めて訪れたその写真屋さんで知ったことは、もういい年であろうおじいちゃんがお店を一人で切り盛りしているということ。

そしておじいちゃん、何とパソコンを駆使して人の顔の陰影を消したり肌を整えたりしてくれる(ほんとはダメなんだろうけど)。笑

 

その日、写真はとっくに撮り終えて、リタッチ(だからダメなんだってば!笑)し終わってるのに、なぜか話が止まらないおじいちゃん。

お孫さんが海外に写真を勉強しに行ったこと、帰ってから写真家になっていること、自分はお店の隣に住んでいること。

そしておじいちゃん、多摩地区から多摩川沿いを羽田の方まで自転車に乗ってよく出かけるという。

距離にして40キロ弱。

大した距離じゃないな、と思ったけど、往復したら80キロじゃないですか!

 

「多摩川沿い走ってっとよぉ、ばあさんたちがちんたらウォーキングしてるんだよなぁ」

おじいちゃんは続ける。

「あいつら、何人もで横に広がって歩いってから邪魔でよぉ」

「だからオレは帽子の先端に鈴つけてるんだぜぇ」

よく状況を飲み込めてない私を見て、実演するサンタさんのような帽子の先っちょに確かに付けてる鈴は、頭を振るとチャリンチャリンと音をさせる。

「これが聞こえると、ばあさんたちは変な奴が来たって急いで道を開けるんだぜぇ」

・・・

そうですか。

 

人目を気にすることなく、奇異をてらうおじいちゃんは、元気がなかったその時の私に少し希望を与えてくれた、実は私の人生の中の重要人物なのである。

そんな私に気が付いて、少し大袈裟に話してくれたのかな、と思ったりした記憶を辿り、先日パスポート更新のための写真を撮りに行った。

 

「パスポートの写真を撮ってもらいたいんだけど、近々撮影に空いてる日ありますか?」

と問う私に、

「これからは七五三とか年末年始で毎週忙しいんだよなぁ」

とカレンダーと睨めっこの結果、

「今でしょ!」

とは言ってませんが、結局その日その場で写真を撮ってもらうことに。

 

「おめぇ、まずそこに座ってみろぉ」

座る私。

「パスポートだからなぁ。耳は見せろよぉ」

「そこに置いてある鏡持って顔を確認してみろぉ」

手鏡で確認する私。

カシャッ。

「目ぇつぶっちゃいけねえだろぉ」

って私が瞬きした瞬間に写真撮るからでしょぉが!笑

 

おじいちゃん、親しみを込めての会話かと思ってたけど、どうも素がこれなんだな。

結局10枚以上の写真の中から一番良いものを真剣に選んで(リタッチ・・・だからダメだって!笑)もらった。

写真の裁断もお手のもの。

 

その後、いつものように話し込むも、私のような物好きが、他愛もない話をしにおじいちゃんに会いにお店を訪れる。

おじいちゃんを独り占めしちゃいけないと写真を握りしめ、お店を後にした。

おじいちゃん、おんとし86歳とのこと。

もう流石に羽田まで自転車で行くことはないらしいけど、私も彼の歳になっても皆が気軽に遊びにくるスタジオで、アサヤを振り回しながらシミーのうんちくを語っていたいもの。笑

 

次の撮影は10年後のパスポート更新時だろうか。

ちなみにおじいちゃん、私のこと覚えてる訳じゃないんだけどね。笑