日伊文化交流協会

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ワインの休日

2012年12月03日 14時44分54秒 | 食べ物のお話
昨日は、神戸にあるホテルで開催される『ワインの休日』っていうイベントに行ってきました。
このところ、あちこちのワイン会に出席していますが、このワイン会が一番好きかも。

ホテルが主催するワインセミナーの多くは、ソムリエの人が、ぶどうの品種や醸造方法について長々しゃべり、そのうんちくを聞きながら、テイスティングする。って感じで。着席して、ちゃんとしたグラスを用意してくれるけど、なんか飲んでるうちに結局よくわからなくなっちゃたり、相手のペースで出されたものをひたすら飲み続けるのって退屈なってきちゃう。
あーーー、「辛抱」ってことができないワタクシでございます。
まっ、基本的に人の話をじっと黙っておとなしく聞く。ってことが小さいころからできず、今更もう直す気もナシ。でことですかね。
講演とかも30分が限度かなぁ~。まぁもちろん内容にもよるけど。
メーカーズディナーも同じかも。ワインって好き嫌いがあるから、どうしても好きじゃないブドウ品種だったりすると、ヴィンテージ違いを飲んでもやっぱりおいしくないとかね。

で、最近のお気に入りは、『有料試飲会』
つまり、最初に3000円とかの入場料を払って、リストを見ながら、いろいろ試す。ってパターン。
無料だと、買わなくちゃ、って言うプレシャーがあるけど、有料試飲会だと、堂々と飲めるし(笑)
それに、ワインリストを見ながらだと、ブドウ品種や地域を自分で選んで、飲むので、ハズレが少ないです。
(ハズレを引いても、自分の責任だから納得できる)

でも、この有料試飲会もまた不満があって、(すいません文句ばっかりで)

多くは立食形式であること。

入り口でコートを預かってくれたり、大きな荷物を置ける場所が設けてある場合はいいんですが、そうじゃないと荷物とグラスとワインリストを持つので、落ち着いて飲めないというか、結構つらくなっちゃう。傘まで持ってる日には泣きたい気分です。


なーーーんて思いながら、昨日参加したのは、神戸ベイ・シェラトンで開催された『ワインの休日』と言うイベント。
あらかじめ出されるワインリストがダウンロードできるので、飲みたいワインをピックアップしておけます。
とは言え、今回は品種が書いてなかったので、結局ピックアップはしませんでしたが・・・

酒販会社から、ワインアドバイザーの人が来ていて、その方々が詳しく説明してくださるんです。
がっちゃんが飲んだのは、

≪泡物≫
(仏) シャンパーニュ・ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュ
(独) ピンクグレープフルーツ・スパークリングワイン


≪白ワイン≫
(伊) ロコロトンド・ビアンコ
(伊) マイアーナ・サリーイェ・サレンティーノ・ビアンコ
(仏) ブーズロン・ドメーヌ・ガジェ
(独) エンブリング・クラシック・クーベーアー
(西) タルバ
(西) ゴ・デ・ゴデーリョ


≪赤ワイン≫
(仏)コート・デュ・ローヌ・セレクション・ヴィエイユ・ヴィーニュ
(伊)ランゲ ネッビオーロ
(伊)バローロ・リゼルヴァ
(伊)エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ


≪食後酒≫
(葡)マディラ・デルヴィーノ・レゼルバ5年
(葡)マディラ・アルヴァダ5年

たぶんこのぐらい。チリとかニュージーランドとかニュー・ワールドも飲みたかったけれど、グラスに注いでくださる量が結構あったので、これぐらいでもういっぱいいっぱいでした。

お料理はというと、


前菜⇒鯛のカルパッチョ 赤ダイコンソース
  


メイン⇒仔牛のロースト ハーブバターとマディラソース
  


チーズ⇒コンテ・ピエダングロワ・ゴルゴンゾーラ
  


あと、もちろんお水やパンもありました。

参加費は、5000円でこの内容だったら大満足です。

有料試飲会は、だいたい2000~3000円だけど、最初に書いた通り、立ち席がほとんどで、お料理は別料金だったり、入場してから、さらにチケットを買わなくちゃいけなかったり、お水まで有料だったりするところもあって、思いがけず高くつくことも。
その意味で座ってゆったり、次に飲むワインの品定めができる上に、グラスを並べて飲み比べもできるとなると、楽しさ倍増です。
ワインの買い取りもできて(それも市場価格より20%オフ)

スペインのタルヴァと言う白ワインと、マディラ酒を買いました。

     

タルヴァは、シャルドネと、ソーヴィニオン・ブランで、フレンチオークの新樽で8か月熟成なのだそうですが、すごく力強くて、エレガントな味わいのワインでした。

マディラ酒は、食後酒と思って買ったのですけれど、食前酒でも良いかも・・・



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