がっちゃんが、漫画『テルマエ・ロマエ』をブログに書いたのが、2年前の、2010年5月。
コチラ↓↓↓↓↓↓
漫画『テルマエ・ロマエ』
で、この漫画が映画化されることは、新刊の案内の時に知ってたし、すでに公開されてかなりの興行成績だとは聞いていましたが、よくあるのが、漫画を実写化したときのガッカリ感が怖くて、躊躇してたんですけれど、先日漫画も読んでる人が、
「映画もよかったよぉ~」
と言ってくれたので、見る決心をしました。
イタリア映画の多くは、ミニシアター系で上映されるので、久しぶりに東宝系のオオバコ。
レディースデイと言うこともあり、平日にも関わらず、かなりの入りでした。
■映画:テルマエ・ロマエ
■監督:武内英樹
■原作:ヤマザキマリ
■出演:阿部寛、上戸彩、市村正親、北村一輝、宍戸開、他
■製作年:2012年日本映画/108分
テルマエ・ロマエ公式サイト
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
《あらすじ》
古代ローマ帝国で、温泉設計技師として働くルシウスは、真面目すぎる性格故に、時代の変化についていけず、職場を解雇される。
落ち込む彼を励まそうと、友人が公衆浴場へ連れ出す。そこでルシウスは突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。
ルシウスは、『平たい顔族』の文明に驚愕を覚えながらも、貪欲に技術や文化を吸収し、古代ローマと日本を頻繁に行き来する中で、評判の浴場技師となっていく。
その評判はやがて皇帝の耳にも届き、ローマ帝国の歴史にも深く関わることに・・・。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
いやぁーーー面白かった。108分と言う時間もよかった。
最近がっちゃん、150分とかの映画はもうしんどくてしんどくて。って感じでしたが、この映画はすごく面白かったので、90分ぐらいに感じました。
この映画の面白さは、もちろん主人公のルシウス・モデストゥスの愚直なまでの風呂に対する情熱と、『平たい顔族』である日本における脱力感あふれる風呂の情景の対比にあると思うのですが、それが映画となると(それも日本人がローマ人を演じる)となるとどうなんだろう・・・
と心配していましたが、まずもって、阿部寛の顔の濃さと、欧米人なみの体格の良さによって、貧相な感じが全くせず、しっかりローマの風景に溶け込んでいたことと、何が楽しいって1000人を超えるイタリア人エキストラを使って、チネチッタで撮影した古代ローマのシーンが迫力満点で、その上、セリフがみーーーんなアテレコなんですよ。
吹き替え(アフレコ)っていうよりもまさに、アテレコ。
ずいぶん前になりますが、クーポン満載のフリーペーパー『ホットペッパー』が、古い映画のシーンをまったく違う日本語セリフにしたテレビCMをやってましたが、あんな感じ。
撮影の最中、日本人は日本語を、イタリア人はイタリア語をフツーにしゃべって、そこに意思の疎通はないのだけれど、通じてるかのような感じにふるまう。そんな感じです。
私は下手に日本人がラテン語を話したりしたらやだなぁ~って思ってて、案の定ちょっとだけ、阿部寛と、上戸彩が話すシーンがあったけど、そこは違和感がありました。
前半はほとんど漫画通りで、中盤以降からは映画オリジナルのストーリーになってましたが、それはそれでよかったです。
漫画は一話ずつのオムニバスなので、『平たい顔族』(日本側)の方は毎回場所も設定も違ってくるのですが、それを一本にまとめたことによって、話のつながりも出たし、上戸彩ちゃんがかわいかった。
それにしても阿部寛の脱ぎっぷりもよくて、また阿部寛もそこそこな年齢だと思うけど、めっちゃきれいな体でした。
ちょっと残念だったのは、いろいろなエピソードの中で、漫画には、ルシウスがタイムスリップした先が、サルが入る温泉だったと言う話があるんですが、それがなかったこと。
サルが温泉に入るのは、世界広しといえどもすごく珍しいらしくて、昔長野オリンピックのボランティアをしたときに、ニホンザルが湯雪景色のなか温泉に浸かるポスターを指さして、「これはどこにあるのか?」と何度も聞かれました。
それだけに、あのシーンはほしかったなぁ~。
あと、逆に漫画より映画のほうがいいな。
と思ったのは、漫画では、ちょっと人物の判断が難しかったのが(名前も長いし、古代ローマではみんな髭生やしてるし)映画ではそれが明確になったということ。
北村一輝が演じた、ルキウス・ケイオニウス・コモンドゥスは、ハドリアヌス皇帝の養子となって、ルキウス・アエリウス・カエサルになるんですけど、がっちゃんてば、漫画でそれを読んだとき、
『カエサル』
と言う名前だけインプットされてしまったせいで、ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザ-)とごっちゃになってました。
そのあたりもすっきり整理されたし、とにかく見て損はないです!!!
ホント面白かったし、音楽もピッタリ!!
あと、日本の風呂文化を広めるうえでも、これは是非イタリアでも上映してほしい作品です。
今の漫画ブームに乗って、イタリアへ逆輸入って感じにならないかなぁ~。
とにかくオススメの映画でした。
がっちゃん知らなかったけど、アニメ版もあるみたい。これも見たくなっちゃいました。
アニメ「テルマエ・ロマエ」ホームページ
コチラ↓↓↓↓↓↓
漫画『テルマエ・ロマエ』
で、この漫画が映画化されることは、新刊の案内の時に知ってたし、すでに公開されてかなりの興行成績だとは聞いていましたが、よくあるのが、漫画を実写化したときのガッカリ感が怖くて、躊躇してたんですけれど、先日漫画も読んでる人が、
「映画もよかったよぉ~」
と言ってくれたので、見る決心をしました。
イタリア映画の多くは、ミニシアター系で上映されるので、久しぶりに東宝系のオオバコ。
レディースデイと言うこともあり、平日にも関わらず、かなりの入りでした。
■映画:テルマエ・ロマエ
■監督:武内英樹
■原作:ヤマザキマリ
■出演:阿部寛、上戸彩、市村正親、北村一輝、宍戸開、他
■製作年:2012年日本映画/108分
テルマエ・ロマエ公式サイト
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《あらすじ》
古代ローマ帝国で、温泉設計技師として働くルシウスは、真面目すぎる性格故に、時代の変化についていけず、職場を解雇される。
落ち込む彼を励まそうと、友人が公衆浴場へ連れ出す。そこでルシウスは突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。
ルシウスは、『平たい顔族』の文明に驚愕を覚えながらも、貪欲に技術や文化を吸収し、古代ローマと日本を頻繁に行き来する中で、評判の浴場技師となっていく。
その評判はやがて皇帝の耳にも届き、ローマ帝国の歴史にも深く関わることに・・・。
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いやぁーーー面白かった。108分と言う時間もよかった。
最近がっちゃん、150分とかの映画はもうしんどくてしんどくて。って感じでしたが、この映画はすごく面白かったので、90分ぐらいに感じました。
この映画の面白さは、もちろん主人公のルシウス・モデストゥスの愚直なまでの風呂に対する情熱と、『平たい顔族』である日本における脱力感あふれる風呂の情景の対比にあると思うのですが、それが映画となると(それも日本人がローマ人を演じる)となるとどうなんだろう・・・
と心配していましたが、まずもって、阿部寛の顔の濃さと、欧米人なみの体格の良さによって、貧相な感じが全くせず、しっかりローマの風景に溶け込んでいたことと、何が楽しいって1000人を超えるイタリア人エキストラを使って、チネチッタで撮影した古代ローマのシーンが迫力満点で、その上、セリフがみーーーんなアテレコなんですよ。
吹き替え(アフレコ)っていうよりもまさに、アテレコ。
ずいぶん前になりますが、クーポン満載のフリーペーパー『ホットペッパー』が、古い映画のシーンをまったく違う日本語セリフにしたテレビCMをやってましたが、あんな感じ。
撮影の最中、日本人は日本語を、イタリア人はイタリア語をフツーにしゃべって、そこに意思の疎通はないのだけれど、通じてるかのような感じにふるまう。そんな感じです。
私は下手に日本人がラテン語を話したりしたらやだなぁ~って思ってて、案の定ちょっとだけ、阿部寛と、上戸彩が話すシーンがあったけど、そこは違和感がありました。
前半はほとんど漫画通りで、中盤以降からは映画オリジナルのストーリーになってましたが、それはそれでよかったです。
漫画は一話ずつのオムニバスなので、『平たい顔族』(日本側)の方は毎回場所も設定も違ってくるのですが、それを一本にまとめたことによって、話のつながりも出たし、上戸彩ちゃんがかわいかった。
それにしても阿部寛の脱ぎっぷりもよくて、また阿部寛もそこそこな年齢だと思うけど、めっちゃきれいな体でした。
ちょっと残念だったのは、いろいろなエピソードの中で、漫画には、ルシウスがタイムスリップした先が、サルが入る温泉だったと言う話があるんですが、それがなかったこと。
サルが温泉に入るのは、世界広しといえどもすごく珍しいらしくて、昔長野オリンピックのボランティアをしたときに、ニホンザルが湯雪景色のなか温泉に浸かるポスターを指さして、「これはどこにあるのか?」と何度も聞かれました。
それだけに、あのシーンはほしかったなぁ~。
あと、逆に漫画より映画のほうがいいな。
と思ったのは、漫画では、ちょっと人物の判断が難しかったのが(名前も長いし、古代ローマではみんな髭生やしてるし)映画ではそれが明確になったということ。
北村一輝が演じた、ルキウス・ケイオニウス・コモンドゥスは、ハドリアヌス皇帝の養子となって、ルキウス・アエリウス・カエサルになるんですけど、がっちゃんてば、漫画でそれを読んだとき、
『カエサル』
と言う名前だけインプットされてしまったせいで、ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザ-)とごっちゃになってました。
そのあたりもすっきり整理されたし、とにかく見て損はないです!!!
ホント面白かったし、音楽もピッタリ!!
あと、日本の風呂文化を広めるうえでも、これは是非イタリアでも上映してほしい作品です。
今の漫画ブームに乗って、イタリアへ逆輸入って感じにならないかなぁ~。
とにかくオススメの映画でした。
がっちゃん知らなかったけど、アニメ版もあるみたい。これも見たくなっちゃいました。
アニメ「テルマエ・ロマエ」ホームページ
で、映画ですが。イタリアでの上映が決定したっていう記事がありました。イタリア人から見たこの映画の感想も興味ありますね。
http://eiga.com/news/20120513/4/
上映されたら今度は全編イタリア語のアテレコになるのかな。これも面白そう。DVD化されたら買いたいです♪
個人的にはもう何と言ってもウォシュレットのところがね、最高でしたw
そうなんですね~
私もずいぶんチェックしたつもりだったんですが、プレミアム上映のニュースはあっても、通常の劇場で公開すると言う記事を見つけられなかったので、ダメかなぁ~と思ってたんです。
これは是非イタリア版のDVDをゲットしたいものです。
>私も漫画は読んでいるんですが、まだ映画は見
>ていないんです。私もサルの温泉のお話が好き
>だったので、そうかないのか残念!お風呂の展
>示場に行くような場面は見たので、あのお話は
>あるのかな?素っ裸で登場なんだろうか...。
ありますよぉーーー。
あれは鉄板ネタっていうか、漫画の中でも一番みんなの笑いのツボにはまった話だと思うので、はずせませんよねぇ~
>上映されたら今度は全編イタリア語のアテレコ
>になるのかな。これも面白そう。DVD化されたら
>買いたいです♪
これでふと気になったのですが、基本的に映画の中で阿部ちゃんのセリフはすべて心の中の独白と言う形なんですね。
漫画でもそうでしょう?
で、たまぁ~に、何かラテン語で話すシーンがあると、平たい顔族は決まって、
「あぁーーーだめだめ、オレ英語全然わかんねから」
みたいな感じで、会話にならない。って感じになりますでしょ。
で、この映画では、独白部分(心のつぶやき)は日本語。でたまに、
「あぶない」CAVE!
「手伝いましょうか?」TE ADIUVARE POSSUM?
「うまいぞ」OPTIMUM!
とかラテン後で叫ぶ部分があって、そこだけはラテン後なわけですよ。
ってことは、イタリアでやるときは・・・
って考えたけど、そっか、普段の独り言や会話は、イタリア語の吹き替えで、短い単語だけラテン語にして、字幕かなぁーーーー。
いずれにしても楽しみですね。
>濃い顔族の面々はイタリアの、というか欧米人
>からみてもいわゆる日本人のスタンダードな印
>象ではないようですねぇ。やっぱり平たい顔族
>なんでしょうけど(笑)
ですねぇ~。
私も、おもいっきり『平たい顔族』ですので、あの彫刻っぽい顔ってやっぱり希少ですよね。
たんに眉が太くてっていう濃さでしたら、沖縄とか鹿児島とか、南の方に多いと思うのですが、(西郷輝彦とか、時代劇の役者さんとかにもいますよね)
でも、それにさらに顔の彫の深さまで加わるとなると、そういないですよねぇーーー。
>個人的にはもう何と言ってもウォシュレットの
>ところがね、最高でしたw
ええ、ええ、これは漫画でも鉄板ネタの部分です。
「一体何人の奴隷が・・・」
とか、にわらっちゃいますよね。
特にショールームのトイレとなると、普通のトイレよりハイテク化が進んでますし。
原作の楽しさを裏切らない仕上がりになっていましたし、それ以上にあのたくさんのエキストラもすごかったです。
お笑いと言っちゃなんですが、いわゆるコメディにここまでお金かけちゃって大丈夫?
って思えるような感じですけど、あと今回は顔の濃さに重点を置いたからか、フジテレビお得意の月9ドラマの主人公ばかりを集めました。
って感じではなかったので、その部分もよかったです。
そーいやこの人、私の実家のすぐ近くの高校に通ってたそうで、当時からでっかくて顔の濃い人が居るって評判だったとか。^^;
映画見てみたいなぁ~。
イタリアでやるならついでにスペインでもやってくれないかな~。
おひさしぶりでーーーす。
実写化されるときって、いろいろ考えますよね。
キャストが自分の想像と全然違ってるとショックをうけますけれど、このキャストは納得でした。
特に、市村正親ってシェークスピアとかそういう系統の舞台をやってる人ってイメージで、テレビでは何をやっても大げさすぎて、違和感があるんですけれど、こういう役(ローマ皇帝役)やらしたら嵌るだろうなぁ~。
って思ってたのでスバリでした。
フジテレビがやる映画って、その役柄のイメージよりも、ふだんどれだけフジのテレビ作品に出演してるか?っていう貢献度を重視する感じがしてどうも嫌だったんですけど、この映画に関してはそういう感じがあまりしませんでした。
それにしてもご実家の近くにアベちゃんがいたなんて羨ましいですぅ~。
あれだけの身長だからさぞかし目立ったことでしょうね。
イタリアでヒットしたらスペインでもやりそうな気がしますけど、どうでしょうねぇーーー。
案外フランスの方が「アニオタ」が多いから、そっちから火が付きそうな気もします。