Paolo Meneguzzi

最近のお気に入りは、ズバリ、「パオロ・メネグッツィ」です。
ちょっと声が細いんですけれど、歌謡曲ちっくで私は好き。
イタリア人にしてはめずらしく童顔で、最初アルバムジャケットを見たときは、20代前半の「あんちゃん」かと思っていました。するとなんとなんと30歳。
普通イタリア人って、一般的な日本人と比べるとだいたい5歳ぐらいは老けて見えるのに、ちょっとオドロキです。

http://www.paolomeneguzzi.it/
Paolo Meneguzzi　パオロ・メネグッツィ

このサイトをクリックしていただけると、あらゆる方法で、彼の歌を聴いたり、その映像を見たりすることができます。イタリアでも今ＣＤがなかなか売れなくなっていて、ダウンロードでの販売に力をいれるようになりましたね。

で、その中で今は、Ti amo Ti odio　のビデオクリップが流れているんですが、このビデオの中で、パオロは、ヨットで豪遊するリッチな夫婦の夫役と、そのヨットで働く水夫役の二役を演じています。
ビデオの内容は、

ヨットを所有する実業家の夫と、美しく若い妻との夫婦生活は危機的状況、多忙を極める夫を尻目に、ヨットのクルーをひっぱりこんで浮気を楽しんでいます。
だけど、まだ「ウブ」な水夫である若いパオロは彼女の魅力に虜になって、本気で好きになるけれど、彼女にとって単なる遊び・・・

なんか「つんく♂」（←このマークでよかったでしたっけ？）の歌みたいです。
そう、最初に書いたけれど、歌謡曲チックなのですよ。パオロの歌って。
「うすっぺら～い男女の愛を歌いました。」みたいな感じで、そのレトロな感じが好きなのかも。
ビッグ・アーティストにまで成長するには何かが足りないとは思いつつ。とりあえず今のお気に入りです。


《プロフィール及びＣＤ評はLA SPIGAから抜粋》

本名は、パブロ・メネグッツォ。アルゼンチンのチリ生まれ。（現在はイタリア国籍を取得）イタリアとの国境に近いスイスのルガーノで銀行員をしていた移植の経験を持つ。イタリアで注目を浴びるよりも前に、1996年アルゼンチンの音楽祭で優勝。翌年1997年に「ポル・アモール」をリリース。イタリアでのデビューは2001年のサンレモ音楽祭。2005年にリリースされたFavolaは発売から2週間で、20万枚を超えるセールスを記録し、プラチナ・ディスクを受賞。

２年間の沈黙を経て出された待望のニューアルバムMUSICAは、その期待を裏切らない仕上がりになっている。幅広い年齢層からの支持を受けるパオロ・メネグッツィの魅力は、流麗なメロディラインに乗せた、ナイーヴな歌声と、誰もが共感できるエモーショナルで切ない歌詞にある。アルバムタイトルになっている、Musicaのサビで繰り返される、Perché per me lo sai sei musica nel anima（僕にとって君は魂が宿る音楽そのもの）は、映画のごとき情景を想起させ、世代を超えて聞き手の心に素直に響く。



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