何でも発言

作っては破壊される世の中、世の為人の為の人生より自分が一番好きな事をやるのが一番では?(笑) 

日本原子炉と核燃料再処理工場

2011-03-21 09:27:54 | 原発関連

大きな災害で起こった原子炉爆発・核燃料汚染問題。
放射能物質についてこれほど無知だったと気がついた一方、
どんなに強力に作っても、水を掛けられなければ全滅なんだと思い知らされた事実。
今現在も戦っている人達。 
本当の戦争と同じではないだろうか?そう思ってしまいます。。。


北海道への影響は?なんて推測。。。核反応生成物が海水に流出したとすると、暖められた海水は表面を漂うので一端太平洋東にぬけ、そのままアメリカ方向へ流れていくものもあれば、下降へ下るものもある。 下方へくだったものはまた日本列島へ帰ってくる。。。 今回の影響は直接受けないのかなと思うけど、もし青森や泊で何か起こった時は汚染された海水は北海道沿岸をグルっと流れる事になる。

原発を建設する許可はその地域の了解だけでなく、隣接する地域の了解を得る必要があるのではないだろうか?
今回の事故で茨城や千葉だけでなく群馬の農産物へも放射能物質がついていた事は、
想定外の事故による被害は甚大なもの。
たとえ120%の万全を尽くして建設しても人間が想定する以上の事態は必ず起こると思います。

この事故で違う面での危機感も生まれたのではないでしょうか?
給水ポン部を壊されてしまえば国は一大事になる事。
多くの原子炉を保有する先進国。
もし万が一給水ポンプが破壊されれば、高度な核兵器を使用しなくても危機にさらされてしまうこと。。。 

ウラン燃料を使用した後に燃料物質がプルトニウム、アメリシウム、キュリウム等、自然界では作られない人工原子へと変化する。 鉄を打つと強くなるように、ウランを使用した後にもっと強力になるそれらの物質。

どうやってエネルギーを生産するか?素人なので間違っているかもと思いますが、
陽子と中性子と電子を離す時にすごい熱が発生する。
例えば静電気みたいに、寒い時に摩擦されたセーターを脱ぐ時に火花みたいなものが飛ぶ感じかな。 静電気によってはすごいビビッとくる時あるでしょ。
ただ、この燃料は物質と物質を離すのではなく、光のような粒を原子核にあて陽子と電子を離す。 想像すること。。。難しい。。。
でもこのエネルギーは1円玉大の材料だけで広島や長崎の原爆と同じ威力がだせるエネルギーと聞けば驚くでしょ。 本当は日本人である私達が核の恐ろしさをもっと理解していなければいけないはずだったのに。。。。 

その中性子の粒で分裂した陽子や電子、そして中性子がくっついたり離れたりする事で別の原子になってしまう。 それが強力な放射能を持った物質になる。 
高速の中性子を叩きつける事で再利用できる燃料になる一方、危険な使用済み燃料が増えるという事実。
また使用済み燃料も放射線がさめるまで時間がかかる事になる。
そのまま再利用ができるなら一石二鳥だけど、さめなければ再処理ができないなんて不便でしょ。

熱い鉄を水を掛けることによってさめるのとは違い、水を掛けてもさめないなんて、本当に何故?と思うよね。 
それは地球と同じかもしれない。 
どんなに雨が降っても海があっても地球の核は熱いまま。 
私達の見えないところで物質が動き回っているからなんだと思う。

どんなに熱い熱で溶かしても、一度変化した原子核は自然界では元の姿に戻らない。
それを地中奥深く埋めたとしても、その物質は永遠に無くなるものではないのが悩みの種。
それでも核を使い続け廃棄できない汚染物質の量が増え続ける事に目をそむけてる現実。

本当に考えさせられる問題だと思います。。。

コメント
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