公開会社法。。。会社の利益は誰のもの？

書きたい事が沢山あって、
求職中なのか、この時間を楽しんでいるのか？
暇人だと思われてしまうだろうなぁ。。。
やれることをやるしかない。。。と思いながら。。。

ところで、今『公開会社法』の議論がされていて、
近い将来、また変な制度が設立されてしまう。。。
仕事する方にとってみれば、法令遵守。
文句言わずにやるしかない。

ただ、私が思うに、はっきり言ってばかばかしい。
上場は一体誰にとっていいことなのか？
上場前過去3年間、財務諸表は監査され、各専門家に数億円も報酬が支払われる。
上場した後は毎年数億円の会計顧問や監査報酬を払う事になる。
会計だけじゃない。　頻繁に弁護士費用等も掛かる。

また、四半期ごとの決算では経理は毎回決算作業に追われ、
会社はかなりの時間と経費を決算業に費やす事になる。

笑っちゃうのは、どんどんお金が掛かるように規制も増えること。
内部統制、会社法、金商法、有価証券取引法、IFRS。。。
馬鹿じゃない？
そう思ってしまう。
何故そうなるか？
会社が誰の物？か解らないからそうなるんだよね。
会社は会社のもの。
法人って言うくらいなんだからとりあえず、会社は人と同じ立場。
それを会社の為ではなく、株主保護に傾いちゃっている。
政府も投資マネーを海外から呼ぶ為に法整備に力をいれ。。。
その結果多くのお金が流出している。
馬鹿だよね。。。

私だったら上場しないで会社を運営する。
会社を守る為にはその方が得策とも思える。。。

法改正も表面にだけ気をとられ、
水面下で何が起きているか知っているの？。。。
そう思う。

私が前職で経験したスキームは
負債：純資産　7:3で資産を運用し、純資産のうち外資ファンド20％投入される。
投資はケイマン設立会社からが殆ど。
だから租税条約の免税適用で20%だけ引かれるだけ。
例えば
100億円ファンドを受け取って
資産売却で得られた持分が150億なら、20%税引き後40億の儲け。
買い付けから売りまで1~2年の間で終わらせる計画。
政府は年間SPCにより免税適用され流出した金額を把握していたのだろうか？
そう思っちゃうよ。。。

少し前まではこんなことが頻繁に行われていた。　
もちろん合法で。

私の役目は計画を把握して財務諸表を作る事。
世の中おかしいと思っても、合法にできちゃうんだからしょうがない。
もちろん怪しい行動をしているのも見る。
私みたいにずけずけ物をいう人は人員整理の対象。
ま、しょうがない。

話は元に戻って。。。
『公開会社法』
争点は『いかに、株主に不利な内部による利益調整や違法行為』を阻止するか。
この改正を賛否する議論があるのだけど。

いくら法整備したって次から次えと抜け道があり、また返って複雑になり統制できない。　
それに一体いくつ法規制するの？と思ってしまうでしょ。

一番簡単なのは、従業員にも自社株を持ってもらう事が良いのでは？
強制はできないけど、『会社の不利益は自分の不利益』は効果的。
例えば、ボーナスの数割りが株で支給、保有期間は取得から1年経過しないと駄目。
そうなれば、会社の不利益になるような行為を未然に防ごうとするのでは？
退職して1年保有で、退職前に株価を下げることはしないでしょ。

従業員には、
会社が違反をする事で想定される罰金、追徴課税、訴訟費用や会社の存続の危険性を意識することで、自分の利益も損なうと理解してもらう。

そうすれば新たに監視するコストも掛からないし、余計な監査報酬も払わなくて済む。
このほうが株主だってある程度経営を信頼できると思うでしょ。
社会意識の向上にもつながるかもしれない。
期待しすぎ？
でも、従業員だって監査報酬にそんだけ掛かると知れば、その分自分達の利益にって傾くんじゃない？

ま、株式投資なんて緒戦はギャンブル。
ギャンブルには必ず敗者が必要なんだろうけど。。。

高校生・大学生にも『悪徳商法』忍び寄る？

２ちゃんねる
かなり悪どい評判サイト。
でも、『悪頭』『意気地なし』『ストレス解消者』等々が書いているから
平気で内部のことも書いてくれる。
だから意外と参考になる。

その中で会話されているマルチ経験者や体験談。
読んでいると
高校生が勧誘？
大学サークルでマルチ商法運営？

企業サークル仲間を募集し、集まった人がマルチにはまっている人。
その後は引くに引けない押し問答。。。
卒業した先輩までもがやってきて説得。。。

人生、階段と同じように、１つ１つクリアして進んでいくことだと思う。。
それと同じように、仕事にも段階があるように思うんだ。。。
『ばばぁ～』がほざいていると思ってくれて結構

でもさ、何でも下積みってのが必ず必要なんだよ。
何ができると主張するより、与えられた事を120％こなす事。
わかるかな？
量をこなすと言っているんじゃないよ。
その仕事を理解し、その仕事がどういう影響を与えるのか。
仕事の奥を知って仕事をこなすって事。
そうすれば将来何に役に立つかわからないけど
その後の人生機用に動けるようになる。　
（私はそれでも苦戦してるけど、気持ちは全然違う）

皆、エリートや沢山立派に稼いでいる人も、同じような下積みを重ねてる。
これは日本だけじゃない。
アメリカでは学生達はインターンといってただ働き同然で仕事を経験する。
何を学ぶか？
仕事の技術だけじゃない。
彼らは感覚を身につけているんじゃないかな。
早い時から他人と共同生活しているせいか、日本人と全く感覚が違う。
（NY近辺しか知らないけど）
日本がアメリカのようになれるか？　
無理。
爺婆社会は一向に変わらないし、外資の中でもいじめ、差別、そしてヒイキも平気で起こる。
日本でできる仕事の極意。
仕事を完璧に解る事なんだよ。
上層部の多くは仕事の奥を知らない。
表面に見えるもので動かしている事が多い（特に外資）。
だから今後やってくる将来で成功するには仕事を知り尽くせる能力が必要なんだと思うよ。
ほんと、「えらそぉ～」に言うよね。。。

お金お金、そんな若い時から全てをお金だけに執着してもお金なんて思うように手に入らない。　むしろ逃げていく方が多くない？
単純で馬鹿にしているような仕事でも、意外と仕事の法則って同じ。
これが誰でも見つけられることじゃない。
若い時にその感覚を見つけられる。。。『若い』は特権だと思うんだよ。。。
そういう経験をしてこなかった大人が多くなっちゃったから、
こういう社会になっちゃったと私は思うし、
それもまたチャンス！
10年後、這い上がれるように今するべきことに挑戦して！

足を踏み外してしまっている人達も既に多いと思うけど、
それもまた経験。
過去はもう変えられないし、失敗が多いだけ耐える努力も人より多く持たなくちゃいけない。
皆、多かれ少なかれ、そういう努力はしてるんだから乗り切るしかない。

「ばばぁ～」のつぶやき