Cater 2 U / Destiny’s Child (04)

　　デスティニーズ・チャイルドの最後のアルバムとなった『Destiny Fulfilled』からの最終シングル。プロデュースはロドニー・ジャーキンス。
　デスチャはやはりビヨンセのグループだったと思います。彼女自身も、グループでやっていきたいといつもいってて、意外にもソロへの意欲が薄いように思いました。（ケリーってなんかいつも表情固い感じがするのはなんでだろ？）そして、このアルバムがのタイトル「運命は遂行された」という事でデスチャ解散かといわれましたが本人たちは、否定。しかし、結局ツアー中に「解散」を発表ということになりました。それ聞いてちょっとなんだかなーと思ったのは正直なとこ。
再結成はないように思います。今となっては、最後のツアーのオープニングが日本、それも広島からのスタートで、それを見れたのはよかったです。ビヨンセの太ももと腰つきにやられました。
　で、このケーター2Uです。曲はデスチャのメンバーとロドニー・ジャーキンスが中心で、プロデュースもロドニー。とても美しいメロディー。イントロは、レコード針がはいりレトロな感じでしっとりと始まります。そしてビヨンセのボーカルが入りますが、リリックが、言葉をすごくつめこんでて高速で歌う感じが斬新。独特の重低音のきいた太鼓のようなドラムがこれまたいい感じ。そして、ケリー、ミッシェルもそれぞれリードをとり、残りの二人が息のあったバックボーカル。3人組のボーカルグループの魅力がつまっています。
　
　さらに素晴らしいのが、パフォーマンス。手の動きがめちゃくちゃ素敵。すごくセクシーで、その動きに魅了されます。オーソドックな振り付けが逆に新しく感じます。（是非YouTubeとかで見てください）曲自体は、top10ヒットになりませんでしたが、グラミーでは、R&Bソング、R&Bグループパフォーマンスでノミネート（受賞はできず）されています。
　ロドニー・ジャーキンス作品としてもかなりのお気に入り。5曲入りのRemix盤もあります。YouTubeでアコースティックバージョンも聞きました。これもかなりよかった。Remix盤には入っていませんが。曲が美しいからどんなアレンジでもいい。アコースティックバージョンも入れてほしかった。
　ビヨンセ、これからどうなっていくのでしょう。これほどの才色兼備な女性もなかなかいない。Jay.Zとの間の子供はすごい才能だなー。

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