
コンフェデレーションカップ三戦目。まだ勝利を挙げていないチーム同士の対決です。両者とも決勝トーナメント進出の道は断たれていましたが、手抜きなしのガチ試合でした。
そもそも今回のコンフェデのこのグループ。ブラジル、イタリア、メキシコというチームは間違いなくワールドカップでも決勝トーナメントにすすめる実力を持ったチーム。いや決勝トーナメントどころか優勝候補の一角。
メキシコも、日本代表と同じく2連敗ですが、コンフェデも本気で獲りに来ていたと思う。
メキシコも、WC常連の、それも決勝トーナメント常連国。FIFAの現在のランキングは17位(過去4位まで上がったこともある)。この前のロンドン五輪では優勝チーム。ネイマールのいるブラジルに勝ち優勝。関塚JAPANの日本も準決勝で対戦しますが3-1で敗れる。
メキシコは、ワールドカップの常連国。でもそれ以上にいつもいけない。それはなぜか?
メキシコの一人ひとりの技術は高い。ショートパスの精度も高くブラジルみたい。一旦、回され出したら、球を奪えない。人と球が連動し、常に一歩先を見て全員が動いている。
でそれだけ高い技術があってもなぜ勝てないのか?っていうのは日本と同じ課題でした。つまるところ、パスは回るけど、回ってるだけで、スペインのような怖いパス回しがなかったというとこです。鋭い縦パスが入らない、攻撃につながるようなパスがなかなか入らない。だから怖さがなかった。
そして決定力も欠けていた。過去にブランコのような、ユニークなフォワードもいたけど、ワールドクラスのストライカーはなかなか出てこなかった。基本、メキシコリーグを離れヨーロッパへ行く選手が少ない。
最近だと、ラファエル・マルケスがバルセロナで活躍していたが、彼はDFだった。
しかし、今のメキシコ代表には、マンUの香川の同僚エルナンデス(ファン・ペルシーの控えに甘んじてるけど)。さらにスペインリーグのRCDマヨルカで活躍するドス・サントスがいる。
メキシコ代表、北中米カリブ地区予選では、現在突破ラインの3位(だいたい毎度、北中米はUSAとメキシコは当確だけど)で、予選の戦いぶりは知らないけど、ヨーロッパで活躍するFWが2人もいるというのはこれまでのメキシコ代表にはなかったと思う。メキシコ国民も、この2人を擁してのブラジルワールドカップ獲りを本当に期待していると思う。
さて日本代表のスタメンです。意外なのが、センターバック、吉田麻也に代わって栗原。右サイドを内田に代わって酒井。出場停止の長谷部に代わり細貝。

ついにセンターバック、吉田麻也に代わって他の選手も試すことにしたのかとも思ったけど、そうでもないみたい。今回の3戦でも感じましたが、ザッケローニ監督のコンセプトに“バランス”という言葉があります。
バランス重視の為、極端にそれを崩すような選手は起用しないスタンスがみれる。
さてキックオフ。
両者ともショートパスで組み立て、サイドを基点に攻めるスタイルは似てる。スペースも作らせません。
そんな中前半は、日本の方がチャンスを多く作ります。
けっこう前目に上がってる遠藤からのパスを香川が受け、DFをかわしてのシュートもGKにはじかれる。
こぼれ球を遠藤がミドルシュート、岡崎がヒールでコースを変えてゴール!かと思ったらオフサイド。これは微妙じゃない?この時間帯でこのゴールが認められていたら流れは大きく変わったと思う。
本田のミドルも枠はとらえるがコースは甘い。
前半40分、メキシコも決定的なチャンス。左サイドからのクロスをフリーで頭で合わせられるが、ゴールポストに阻まれる。これは決定的だった。
試合は後半、動きます。そして失点の要因は、今日の先発選手と選手の疲労にあるように思います。
やはり日本のサッカーは90分走りきるサッカー。今回のコンフェデは、WC予選からの延長でそのままブラジル入り。さらに前回のイタリア戦では全選手走りきった。
そして、コンフェデ三戦目の後半、日本の選手の動きのテンポが遅れ、プレスが効かなくなります。
そんな中でも、前田と岡崎は動けてたけど。
まず酒井。これまでけっこう買ってたけど、なんか精神的に未熟だな。
オレオレぶりは若さの特権としても、ファールで審判に食って掛かるような感じは、闘志むき出しとはちがう感じ。結局、イエローカードが出てるし。前にもあったな。こんなんでカード切られて退場でもなったら致命的。積極的に上がるのはいいけど、空いたスペースをつかれた。クロスの精度もイマイチ。
メキシコの先制点は、後半9分、左のクロスを飛び込んだエルナンデスが頭であわせゴール。栗原のマークも甘かった。その後、酒井から内田へ交代。
後半は、運動量が落ちた日本のプレスの効きが甘く、メキシコペースでボールが動く。
後半20分、前田を下げ、吉田麻也。
FWを下げ、DFを入れるとすぐ守備固めって論評があるけど、これは長友を前に上げる戦術やっちゅうに。そして3バックになる。今日の栗原の先発は、3バックの伏線だったのかも。

バランス重視というザッケローニですが、この3バックは緊急事態対策のオプションなんだと思う。余裕のあるときには3バックはしてしない。
しかし、そのすぐ後、ポジションが定まらないとこをねらわれたのか、またまたエルナンデスがヘッドで競り勝ちゴールを決められる。またまた栗原のマークに不安が残る。
日本のペースになりません。日本のバランスは崩れまくり。選手間の距離がコンパクトでないため、パスサッカーが展開できない。言って見れば息切れに近い。スタミナが切れた感じ。
さらに長友の左のサイドの突破のための布陣にも関わらず、長友も積極的に上がらない。さらに負傷し、結局は続行不可能で退場となる。今大会の長友の左サイド、そんなにいい攻めなかったよな。守備はよかったけど。けっこう左のクロスの精度がよくない。
長友の交代は、中村憲剛。日本は今野の左サイドにし4バックにもどす。

そこから日本も立て直す。香川のミドルの正確な浮き球のパスを、走りこんできた遠藤が落とし岡崎が見事にゴール!!!1点返します。
しかし、その後もメキシコは、安定したパス回しが続く。そして日本のゴールに攻め入りPKを獲得。エルナンデスのハットトリックかと思ったけど、川島がセーブ。
川島、その前にも決定的なシュートを防いだ。川島、実際、大きいミスをするときもあるんだけど、この神がかり的な反応はやっぱすごいんだよな。
そして5分の追加も終わりホイッスル。2-1の敗戦です。
コンフェデレーションカップ3連敗です。格上の3チームとの対戦でしたので、この結果は想定内といえば想定内。やはり日本はワールドカップ出場を決めても、決勝トーナメントに進めるかどうかのチーム。
本田の言う「優勝」だなんて口にするのは早いチームなのです。
しかし、1年後、日本は再びブラジルの地に戻ってくるのです。その前哨戦をできた事は何よりの経験です。
そして課題も明確になりました。一つは、ディフェンスの強化。現在の、吉田麻也と今野のセンターバックではワールドクラスの攻撃を防ぎきれない。
日本の生命線、ボランチの強化。遠藤・長谷部でいけるのか。今日の細貝、悪くはないけど、控えめというか無難というか。球を、ただ前線に渡すだけって感じ。積極性が欲しい。
そして何よりもスタミナです。日本のこのサッカーをし続けるには相当の体力とスタミナがいります。だいたい日本の動きが悪い時、コンディションが暑くて、後半ばてるとか。連戦が続き終盤ばてて頭も足も動かなくなるとかのパターン。ワールドカップ優勝、というか決勝トーナメントを視野に入れるなら、選手層の厚さとスタミナの強化が求められる。
ワールドカップ優勝国は、決勝トーナメントを見据えて予選にはいる。イタリアなんていつも予選はいい動きじゃない。それが決勝トーナメントに入ってくると、ギアを上げていき勝ち進んでいく。
日本のこれまでのワールドカップも、まずは予選突破が全力で、決勝トーナメントでは余力がないという感じだった。
選手層の厚さはぜったい求められる。今の日本では、本田、香川の代えはきかない。岡崎もかなー。今野、長友もか。あとは、流動的。前田のバックアップは同タイプのハーフナーなんでしょう。
両サイドも、2人の酒井、やっぱ本選では駒野は呼ばれると思うんだけど。ボランチは手薄。キーパーも川島onlyでいいのか。
この1年でニューカマー出てこないのか。前回の南アフリカWCは、本番直前に、これまでやってきたフォーメーションをリセットし、本田のゼロトップ、中澤・闘莉王の固いセンターバックを軸とし、遠藤・長谷部のボランチの後ろにさらに阿部を置くという3ボランチのディフェンシブな、ぶっつけ本番のスタイルで臨み、見事に予選を突破した。
これまで積み上げてきたものは何だったんだって話もありますが、今にして思えば、その時の日本代表の特徴を最大限に活かした最強の布陣だったと思います。
そして今回の日本代表の特徴は何かってとこなのですが、やはり香川、本田でしょうね。点を獲れる前線がいるという事です。しかし、点がとれても、今回のコンフェデのように3試合で9失点というディフェンスでは勝ち上がれない。
コンフェデという舞台があったからこそ、課題を明確にすることができた。見方を変えれば、Positiveにとらえれば、本番はワールドカップ(コンフェデも立派なカップ戦だけど)、コンフェデで下手に勝ち上がっていたら、天狗になっていたかもしれません。今回の痛みが、1年後に向けてのいい刺激になったと思いたい。
こうして連敗すると、すぐにザッケローニ監督、解任とか騒ぎ立てる人が、プロの評論家やそれにのるド素人集団がいるけど、こういう大会で連敗が続き解任の話が出るのはそれこそ一流のサッカー国の話。
一流でない日本代表が、そんなとこだけ一流国の真似して騒ぎ立てるのが恥ずかしいわ。
コンフェデ、日本は敗退しましたが、ブラジル、スペイン、イタリアと決勝トーナメントも楽しみです。
そもそも今回のコンフェデのこのグループ。ブラジル、イタリア、メキシコというチームは間違いなくワールドカップでも決勝トーナメントにすすめる実力を持ったチーム。いや決勝トーナメントどころか優勝候補の一角。
メキシコも、日本代表と同じく2連敗ですが、コンフェデも本気で獲りに来ていたと思う。
メキシコも、WC常連の、それも決勝トーナメント常連国。FIFAの現在のランキングは17位(過去4位まで上がったこともある)。この前のロンドン五輪では優勝チーム。ネイマールのいるブラジルに勝ち優勝。関塚JAPANの日本も準決勝で対戦しますが3-1で敗れる。
メキシコは、ワールドカップの常連国。でもそれ以上にいつもいけない。それはなぜか?
メキシコの一人ひとりの技術は高い。ショートパスの精度も高くブラジルみたい。一旦、回され出したら、球を奪えない。人と球が連動し、常に一歩先を見て全員が動いている。
でそれだけ高い技術があってもなぜ勝てないのか?っていうのは日本と同じ課題でした。つまるところ、パスは回るけど、回ってるだけで、スペインのような怖いパス回しがなかったというとこです。鋭い縦パスが入らない、攻撃につながるようなパスがなかなか入らない。だから怖さがなかった。
そして決定力も欠けていた。過去にブランコのような、ユニークなフォワードもいたけど、ワールドクラスのストライカーはなかなか出てこなかった。基本、メキシコリーグを離れヨーロッパへ行く選手が少ない。
最近だと、ラファエル・マルケスがバルセロナで活躍していたが、彼はDFだった。
しかし、今のメキシコ代表には、マンUの香川の同僚エルナンデス(ファン・ペルシーの控えに甘んじてるけど)。さらにスペインリーグのRCDマヨルカで活躍するドス・サントスがいる。
メキシコ代表、北中米カリブ地区予選では、現在突破ラインの3位(だいたい毎度、北中米はUSAとメキシコは当確だけど)で、予選の戦いぶりは知らないけど、ヨーロッパで活躍するFWが2人もいるというのはこれまでのメキシコ代表にはなかったと思う。メキシコ国民も、この2人を擁してのブラジルワールドカップ獲りを本当に期待していると思う。
さて日本代表のスタメンです。意外なのが、センターバック、吉田麻也に代わって栗原。右サイドを内田に代わって酒井。出場停止の長谷部に代わり細貝。

ついにセンターバック、吉田麻也に代わって他の選手も試すことにしたのかとも思ったけど、そうでもないみたい。今回の3戦でも感じましたが、ザッケローニ監督のコンセプトに“バランス”という言葉があります。
バランス重視の為、極端にそれを崩すような選手は起用しないスタンスがみれる。
さてキックオフ。
両者ともショートパスで組み立て、サイドを基点に攻めるスタイルは似てる。スペースも作らせません。
そんな中前半は、日本の方がチャンスを多く作ります。
けっこう前目に上がってる遠藤からのパスを香川が受け、DFをかわしてのシュートもGKにはじかれる。
こぼれ球を遠藤がミドルシュート、岡崎がヒールでコースを変えてゴール!かと思ったらオフサイド。これは微妙じゃない?この時間帯でこのゴールが認められていたら流れは大きく変わったと思う。
本田のミドルも枠はとらえるがコースは甘い。
前半40分、メキシコも決定的なチャンス。左サイドからのクロスをフリーで頭で合わせられるが、ゴールポストに阻まれる。これは決定的だった。
試合は後半、動きます。そして失点の要因は、今日の先発選手と選手の疲労にあるように思います。
やはり日本のサッカーは90分走りきるサッカー。今回のコンフェデは、WC予選からの延長でそのままブラジル入り。さらに前回のイタリア戦では全選手走りきった。
そして、コンフェデ三戦目の後半、日本の選手の動きのテンポが遅れ、プレスが効かなくなります。
そんな中でも、前田と岡崎は動けてたけど。
まず酒井。これまでけっこう買ってたけど、なんか精神的に未熟だな。
オレオレぶりは若さの特権としても、ファールで審判に食って掛かるような感じは、闘志むき出しとはちがう感じ。結局、イエローカードが出てるし。前にもあったな。こんなんでカード切られて退場でもなったら致命的。積極的に上がるのはいいけど、空いたスペースをつかれた。クロスの精度もイマイチ。
メキシコの先制点は、後半9分、左のクロスを飛び込んだエルナンデスが頭であわせゴール。栗原のマークも甘かった。その後、酒井から内田へ交代。
後半は、運動量が落ちた日本のプレスの効きが甘く、メキシコペースでボールが動く。
後半20分、前田を下げ、吉田麻也。
FWを下げ、DFを入れるとすぐ守備固めって論評があるけど、これは長友を前に上げる戦術やっちゅうに。そして3バックになる。今日の栗原の先発は、3バックの伏線だったのかも。

バランス重視というザッケローニですが、この3バックは緊急事態対策のオプションなんだと思う。余裕のあるときには3バックはしてしない。
しかし、そのすぐ後、ポジションが定まらないとこをねらわれたのか、またまたエルナンデスがヘッドで競り勝ちゴールを決められる。またまた栗原のマークに不安が残る。
日本のペースになりません。日本のバランスは崩れまくり。選手間の距離がコンパクトでないため、パスサッカーが展開できない。言って見れば息切れに近い。スタミナが切れた感じ。
さらに長友の左のサイドの突破のための布陣にも関わらず、長友も積極的に上がらない。さらに負傷し、結局は続行不可能で退場となる。今大会の長友の左サイド、そんなにいい攻めなかったよな。守備はよかったけど。けっこう左のクロスの精度がよくない。
長友の交代は、中村憲剛。日本は今野の左サイドにし4バックにもどす。

そこから日本も立て直す。香川のミドルの正確な浮き球のパスを、走りこんできた遠藤が落とし岡崎が見事にゴール!!!1点返します。
しかし、その後もメキシコは、安定したパス回しが続く。そして日本のゴールに攻め入りPKを獲得。エルナンデスのハットトリックかと思ったけど、川島がセーブ。
川島、その前にも決定的なシュートを防いだ。川島、実際、大きいミスをするときもあるんだけど、この神がかり的な反応はやっぱすごいんだよな。
そして5分の追加も終わりホイッスル。2-1の敗戦です。
コンフェデレーションカップ3連敗です。格上の3チームとの対戦でしたので、この結果は想定内といえば想定内。やはり日本はワールドカップ出場を決めても、決勝トーナメントに進めるかどうかのチーム。
本田の言う「優勝」だなんて口にするのは早いチームなのです。
しかし、1年後、日本は再びブラジルの地に戻ってくるのです。その前哨戦をできた事は何よりの経験です。
そして課題も明確になりました。一つは、ディフェンスの強化。現在の、吉田麻也と今野のセンターバックではワールドクラスの攻撃を防ぎきれない。
日本の生命線、ボランチの強化。遠藤・長谷部でいけるのか。今日の細貝、悪くはないけど、控えめというか無難というか。球を、ただ前線に渡すだけって感じ。積極性が欲しい。
そして何よりもスタミナです。日本のこのサッカーをし続けるには相当の体力とスタミナがいります。だいたい日本の動きが悪い時、コンディションが暑くて、後半ばてるとか。連戦が続き終盤ばてて頭も足も動かなくなるとかのパターン。ワールドカップ優勝、というか決勝トーナメントを視野に入れるなら、選手層の厚さとスタミナの強化が求められる。
ワールドカップ優勝国は、決勝トーナメントを見据えて予選にはいる。イタリアなんていつも予選はいい動きじゃない。それが決勝トーナメントに入ってくると、ギアを上げていき勝ち進んでいく。
日本のこれまでのワールドカップも、まずは予選突破が全力で、決勝トーナメントでは余力がないという感じだった。
選手層の厚さはぜったい求められる。今の日本では、本田、香川の代えはきかない。岡崎もかなー。今野、長友もか。あとは、流動的。前田のバックアップは同タイプのハーフナーなんでしょう。
両サイドも、2人の酒井、やっぱ本選では駒野は呼ばれると思うんだけど。ボランチは手薄。キーパーも川島onlyでいいのか。
この1年でニューカマー出てこないのか。前回の南アフリカWCは、本番直前に、これまでやってきたフォーメーションをリセットし、本田のゼロトップ、中澤・闘莉王の固いセンターバックを軸とし、遠藤・長谷部のボランチの後ろにさらに阿部を置くという3ボランチのディフェンシブな、ぶっつけ本番のスタイルで臨み、見事に予選を突破した。
これまで積み上げてきたものは何だったんだって話もありますが、今にして思えば、その時の日本代表の特徴を最大限に活かした最強の布陣だったと思います。
そして今回の日本代表の特徴は何かってとこなのですが、やはり香川、本田でしょうね。点を獲れる前線がいるという事です。しかし、点がとれても、今回のコンフェデのように3試合で9失点というディフェンスでは勝ち上がれない。
コンフェデという舞台があったからこそ、課題を明確にすることができた。見方を変えれば、Positiveにとらえれば、本番はワールドカップ(コンフェデも立派なカップ戦だけど)、コンフェデで下手に勝ち上がっていたら、天狗になっていたかもしれません。今回の痛みが、1年後に向けてのいい刺激になったと思いたい。
こうして連敗すると、すぐにザッケローニ監督、解任とか騒ぎ立てる人が、プロの評論家やそれにのるド素人集団がいるけど、こういう大会で連敗が続き解任の話が出るのはそれこそ一流のサッカー国の話。
一流でない日本代表が、そんなとこだけ一流国の真似して騒ぎ立てるのが恥ずかしいわ。
コンフェデ、日本は敗退しましたが、ブラジル、スペイン、イタリアと決勝トーナメントも楽しみです。