大久野島(おおくのしま)は、広島県竹原市忠海町(ただみちょう)の沖合い3kmの瀬戸内海に浮かぶ、周囲4.3kmの小さな島です。場所はこちら。
知ってる人は知っていたと思いますが、4,5年前より、メディアや雑誌で特集される事も多くなり、すごく人気を集めているスポット(島)だと思います。
前から一度行ってみたい場所で、9月とついこの間(11月)に行くことができました。
大久野島は、いまや“ウサギ島”の方が名前が通るほど、多くの野生のうさぎが生息する島となっています。
もともと小学校で飼育されていたうさぎちゃんたちが野生化して、繁殖したものだそうで、現在1,000匹(最近、単位は羽ではなく匹でよいみたい)を超えるそうです。
うさぎの繁殖率でどんなんやねん?と思って調べると、うさぎって自然界では肉食動物に食べられる側なので、子沢山で産むようになっていて繁殖力が旺盛らしい。さらに、ウサギのメスには生理はないみたいで、排卵は交尾の度に行われるのだそうで、そのため妊娠率は非常に高く、ほぼ確実な繁殖が出来るとの事。
雑誌Playboyがウサギをモチーフにしている理由も、ウサギが1年を通して発情期というイメージの生物であることみたい。ワオ~。
最初、どれだけうさぎがいるんだろ?と思っていましたが、相当います!
忠海港から約15分で島に到着しますが、そこが2番桟橋になります。上陸してから、すぐに広場のような所にうさぎ君たちがくつろいでいます。
私、勝手に「ワイルドコース」「海岸コース」「休暇村コース」とコース名をつけてみました。
多くの人は、到着して、さっそくうじゃうじゃいるうさぎ君たちと戯れた後、無料のシャトルバスに乗って、宿泊、喫茶施設の休暇村に行くかと思います。
このうさぎ達の管理は、行政とかは関わっていない感じでボランティアの人たちや観光客の餌などで賄われている感じ。
なので、あまり厳格な規制とかはなく、常識的なマナーを守れば割と自由。
餌などは、出発地の港で「うさぎの餌」として売っていますが、うさぎたちはそれより、キャベツや人参にガッツリ食いついてきます。
うさぎ君たちを見るだけでなく、そういった餌を持参したほうがよりうさぎ君たちともっと触れ合えて楽しいと思います。
さらにこの大久野島は、“毒ガスの島”という異名でも呼ばれていたそうです。っていうか元々がそうみたい。
昭和4年に日本陸軍の毒ガス工場が建設され、第二次世界大戦末期まで毒ガスが製造されていたそうで、その量は当時の全人類を殺せるほどの量と言います。この毒ガス製造の島というのは国家的な機密でもあったようで、地図からも抹消されていたという負の島でもあるようです。戦後、GHQにより施設は解体され、毒ガスは海洋投棄や焼却などで処理されました。戦後は島全体が国民休暇村に指定され、1934年に瀬戸内海国立公園となりました。(そういった資料館もあります、見てないけど)
ただ全ての毒ガス兵器が厳密に適切に廃棄されたかはよくわかりません。地中に埋まっているとかないのか!?と思ったりするわけですが。
もしかしてうさぎ君たちは、島に毒ガスの影響がないか、実験的に放置されたのかぁ?などど勘ぐったりするのはおれだけか!?まあこれだけうさぎが元気に繁殖しているという事なのでで大丈夫なのだと思います。
6歳娘はうさぎとのふれあいに、ビビリながらも大喜びでしたが、廃墟好きの私的には、島に残っている発電所や、毒ガス貯蔵庫、砲台等の朽ち果てた建造物に見入りました。
この廃墟感は、長崎の軍艦島以来のインパクトです。
多くの人は、桟橋について、ホテルのある休暇村へ向かう感じですが、休暇村とは反対のコースは、自然豊かな山道で、なかなかワイルド感があります。
でそんな山の中にも所々にうさぎ君たちがいます。
そして、戦時中は要塞島として機能していた名残で砲台とか防空壕的なものもあり、ちょっと不気味さも感じます。
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見晴らしの良い場所もあります。
島は周囲4.3kmの小さな島ですが、のんびり散策しながら1週するには半日はかかると思います。
標高100メートルの展望台もあり、これもうさぎと触れ合いながらだと往復で1時間くらいはかかる。
展望台にもウサギ君はいます。縄張りとかどうなってるんですかね。たまに他のうさぎを攻撃する意地悪なウサギ君がいるんですよ。
島内を散策した後は、(前でもいいですけど)島内唯一の宿泊、喫茶施設の休暇村で休憩です。
ホテルの前もウサギ君たちがいっぱいです。
喫茶は、けっこうこったデザートや王道のソフトクリーム(おれの好きな甘さおさえめミルク濃厚系)等もありくつろげます。
ホテル内は、大浴場等もあるようですが、私的には宿泊するまでのノリはなかったです。夏は海水浴場としても盛り上がるみたい。
というわけでうさぎ島、すごくトリップできる場所だと思います。
豊かな自然を感じつつ、かわいいうさぎちゃんに普通に癒される。でさらに非日常感をます廃墟群。
これから寒くなって冬はどうなるんだろう??瀬戸内なのであまり雪とか積もりそうにないけど、真っ白な雪とうさぎのコントラストもインスタ映えするかも。
最後にアクセス方法を記します。
船に乗らないといけないので、忠海港(0846-26-0853 7:00〜19:45)にアクセスします。(HPもあります)
切符売り場とおみやげショップが一緒になってるかわいい建物です。
JRだと徒歩3分の所にJR忠海駅がある。
車で行く人が多いと思いますが、近くに200台とめれる無料駐車場があって助かる。平日はすいていると思いますが、行楽日は混むのかも。
船も1時間に1本程度出ていますが、人数が埋まるとその便は締め切られるみたい。
うさぎ島からの最終便は(29.12.9現在)19時15分。
これ私たちもやらかしたのですが、うさぎ島の18時以降の遅い便の出港場所は、最初についた2番桟橋ではなく1番の方で、2の方でしばらく待っていたら、バスの運転手の方が「ここから出ないよ~」て教えてくれて、桟橋①の方に行きましたが、これ間違える人多いみたい。
娘もうさぎ島に「取り残されるとこだった~」といいつつ最後まで楽しそうでした。
子供連れのファミリーや恋人同士、友人、仲間たちとも大いに盛り上がれる冒険島だと思います。是非!
今度の3回目は、真冬に行ってみようかと思案中です。
知ってる人は知っていたと思いますが、4,5年前より、メディアや雑誌で特集される事も多くなり、すごく人気を集めているスポット(島)だと思います。
前から一度行ってみたい場所で、9月とついこの間(11月)に行くことができました。
大久野島は、いまや“ウサギ島”の方が名前が通るほど、多くの野生のうさぎが生息する島となっています。
もともと小学校で飼育されていたうさぎちゃんたちが野生化して、繁殖したものだそうで、現在1,000匹(最近、単位は羽ではなく匹でよいみたい)を超えるそうです。
うさぎの繁殖率でどんなんやねん?と思って調べると、うさぎって自然界では肉食動物に食べられる側なので、子沢山で産むようになっていて繁殖力が旺盛らしい。さらに、ウサギのメスには生理はないみたいで、排卵は交尾の度に行われるのだそうで、そのため妊娠率は非常に高く、ほぼ確実な繁殖が出来るとの事。
雑誌Playboyがウサギをモチーフにしている理由も、ウサギが1年を通して発情期というイメージの生物であることみたい。ワオ~。
最初、どれだけうさぎがいるんだろ?と思っていましたが、相当います!
忠海港から約15分で島に到着しますが、そこが2番桟橋になります。上陸してから、すぐに広場のような所にうさぎ君たちがくつろいでいます。
私、勝手に「ワイルドコース」「海岸コース」「休暇村コース」とコース名をつけてみました。
多くの人は、到着して、さっそくうじゃうじゃいるうさぎ君たちと戯れた後、無料のシャトルバスに乗って、宿泊、喫茶施設の休暇村に行くかと思います。
このうさぎ達の管理は、行政とかは関わっていない感じでボランティアの人たちや観光客の餌などで賄われている感じ。
なので、あまり厳格な規制とかはなく、常識的なマナーを守れば割と自由。
餌などは、出発地の港で「うさぎの餌」として売っていますが、うさぎたちはそれより、キャベツや人参にガッツリ食いついてきます。
うさぎ君たちを見るだけでなく、そういった餌を持参したほうがよりうさぎ君たちともっと触れ合えて楽しいと思います。
さらにこの大久野島は、“毒ガスの島”という異名でも呼ばれていたそうです。っていうか元々がそうみたい。
昭和4年に日本陸軍の毒ガス工場が建設され、第二次世界大戦末期まで毒ガスが製造されていたそうで、その量は当時の全人類を殺せるほどの量と言います。この毒ガス製造の島というのは国家的な機密でもあったようで、地図からも抹消されていたという負の島でもあるようです。戦後、GHQにより施設は解体され、毒ガスは海洋投棄や焼却などで処理されました。戦後は島全体が国民休暇村に指定され、1934年に瀬戸内海国立公園となりました。(そういった資料館もあります、見てないけど)
ただ全ての毒ガス兵器が厳密に適切に廃棄されたかはよくわかりません。地中に埋まっているとかないのか!?と思ったりするわけですが。
もしかしてうさぎ君たちは、島に毒ガスの影響がないか、実験的に放置されたのかぁ?などど勘ぐったりするのはおれだけか!?まあこれだけうさぎが元気に繁殖しているという事なのでで大丈夫なのだと思います。
6歳娘はうさぎとのふれあいに、ビビリながらも大喜びでしたが、廃墟好きの私的には、島に残っている発電所や、毒ガス貯蔵庫、砲台等の朽ち果てた建造物に見入りました。
この廃墟感は、長崎の軍艦島以来のインパクトです。
多くの人は、桟橋について、ホテルのある休暇村へ向かう感じですが、休暇村とは反対のコースは、自然豊かな山道で、なかなかワイルド感があります。
でそんな山の中にも所々にうさぎ君たちがいます。
そして、戦時中は要塞島として機能していた名残で砲台とか防空壕的なものもあり、ちょっと不気味さも感じます。
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見晴らしの良い場所もあります。
島は周囲4.3kmの小さな島ですが、のんびり散策しながら1週するには半日はかかると思います。
標高100メートルの展望台もあり、これもうさぎと触れ合いながらだと往復で1時間くらいはかかる。
展望台にもウサギ君はいます。縄張りとかどうなってるんですかね。たまに他のうさぎを攻撃する意地悪なウサギ君がいるんですよ。
島内を散策した後は、(前でもいいですけど)島内唯一の宿泊、喫茶施設の休暇村で休憩です。
ホテルの前もウサギ君たちがいっぱいです。
喫茶は、けっこうこったデザートや王道のソフトクリーム(おれの好きな甘さおさえめミルク濃厚系)等もありくつろげます。
ホテル内は、大浴場等もあるようですが、私的には宿泊するまでのノリはなかったです。夏は海水浴場としても盛り上がるみたい。
というわけでうさぎ島、すごくトリップできる場所だと思います。
豊かな自然を感じつつ、かわいいうさぎちゃんに普通に癒される。でさらに非日常感をます廃墟群。
これから寒くなって冬はどうなるんだろう??瀬戸内なのであまり雪とか積もりそうにないけど、真っ白な雪とうさぎのコントラストもインスタ映えするかも。
最後にアクセス方法を記します。
船に乗らないといけないので、忠海港(0846-26-0853 7:00〜19:45)にアクセスします。(HPもあります)
切符売り場とおみやげショップが一緒になってるかわいい建物です。
JRだと徒歩3分の所にJR忠海駅がある。
車で行く人が多いと思いますが、近くに200台とめれる無料駐車場があって助かる。平日はすいていると思いますが、行楽日は混むのかも。
船も1時間に1本程度出ていますが、人数が埋まるとその便は締め切られるみたい。
うさぎ島からの最終便は(29.12.9現在)19時15分。
これ私たちもやらかしたのですが、うさぎ島の18時以降の遅い便の出港場所は、最初についた2番桟橋ではなく1番の方で、2の方でしばらく待っていたら、バスの運転手の方が「ここから出ないよ~」て教えてくれて、桟橋①の方に行きましたが、これ間違える人多いみたい。
娘もうさぎ島に「取り残されるとこだった~」といいつつ最後まで楽しそうでした。
子供連れのファミリーや恋人同士、友人、仲間たちとも大いに盛り上がれる冒険島だと思います。是非!
今度の3回目は、真冬に行ってみようかと思案中です。