PKまでいくかもという思いはありましたが、ほんとにPKまでもつれこみました。PKまで行ったら運的なものもある。とても残念ですが、今回は新たな歴史を刻む事はできませんでした。やはり簡単にベスト8は上がれない。パラグアイでさえベスト8は初めて。C・ロナウド率いるポルトガルも敗退している。ワールドカップすごい場所です。4年に一度のこの期間にすべてをかけるのです。
まず今日の試合をふりかえります。日本は、いい感じのこの布陣を変えてきません。たしかに1試合1試合、本番の舞台でさらに成熟してきている気がします。
パラグアイは、守備的、カウンターのチームの印象が強い。チラベルトっていうFKも蹴るすごいキーパーもなつかしい。今日の試合もセンターバックが強かった。FKも含めクロスをかなりいれたけどはじきかえされた。パラグアイ、サンタクスルというFWはいるけど、全盛期は過ぎてるし超一流の域ではない。守備は安定してるので、負けない試合はできるというのは日本と似ている。タイプが似てるチームなので、地味といえば地味な試合内容でした。お互いミスも多かった。一部の海外メディアでは決勝トーナメントで一番最悪な試合とまで酷評されてるし。ただ見てる我々にとっては、緊張感ある、引き締まった試合。それも90分でも決着がつかず120分戦い抜いた。
前半は、双方かたかった。ミスも多かった。そんな中、お互いディフェンダーは安定していた。日本代表も、本田に決定的なパスがわたらない。後半になり、選手交代も含め試合は動きます。日本的には、駒野の右サイドがけっこう破られて恐かった。そして駒野、けっこう守備のケアが遅れてたし。これが最後の伏線にもなってしまいました・・・
今日は、正直、攻撃面では光るものは少なかった。遠藤もかなりFKやコーナーキックをけったけど、決めれなかった。ちょっとワンテンポパスが遅れてたし。
そして延長に入ります。正直なとこ、延長まで行ったら勝つと思っていました。投入された中村憲剛がすばらしい出来だった。玉田も入り、攻撃的に行きます。
点の匂いがしたんだけどな~。岡崎が感じれてなかった。岡崎1点はいれたけど、期待にはほど遠かった。そしてPK。川島に期待したけど、セーブできませんでした。でもこの試合もゲームの中で川島のセーブはすごかった。そして駒野。駒野は責めれないし、責める気もない。でもなんであそこでそれも3番目という重要なポイントで駒野なのか?そこだけが疑問。悔やまれる。駒野は120分死ぬほど走った。スタミナある彼だけど、足にも相当疲労がきてたはず。過去、バッジョというイタリアエースも決勝ではずした。FWの玉田や、のってる憲剛になぜ蹴らせなかったのか。闘莉王もPKうまい。なんで3番目に駒野だったのか。わからない。
こんなにまとまったチームはこれまでなかったのではないでしょうか。試合終了後の涙がそれを物語っている。こんなに全員が涙している代表はみたことなかった。4年前、中田がひとりピッチで天を仰いでいても誰もこなかった。最後、宮本が来たけど。今回のチームは、見る人に何かを感じさせるひたむきさがあった。サッカー国としては、三流の域は脱したと思うけど、まだまだ一流の域には達していない。そんな日本代表が、一流の国と対等に戦い、勝利したことが日本中を熱狂させた。
今回の代表の戦力は、それこそ4年前のメンバーに比べると攻撃的にはおちると思う。4年前は、中田、俊輔、高原という能力の高い選手がいた。プレスサッカーやサイド攻撃はこれまでもやってきたこと。
ただ今回は中澤、闘莉王という最強のセンターバックの存在は大きかった。ここは4年前と大きくちがった。そこに、本田という強烈な個性が光り輝いた。そこが勝因でした。 そして4年後の話です。中澤はもう無理でしょう。闘莉王も厳しい。次世代の代表のセンターバックは誰が担うのか?おれJリーグ詳しくないからな~。
今回、ぶっつけ本番的な博打的な布陣で結果をだして、岡田監督の評価は一転しました。しかし、4年後もしてほしいかとなると、おれは「No」です。厳しく言えば、岡田監督はベスト4を公言してきたわけです。記者会見で「満足はしていない」と述べられましたが、そりゃ当然でしょう。豪語していた責任はどうなるの?とおれは思いました。正直、ベスト8だったらこんな事は思いませんでしたが、最終的にはベスト16。今回の決勝トーナメントで勝つことができなかったわけですから。
そしてその原因は、やはり岡田監督の選手起用にもあったと思います。なぜ大久保を使い続けたのか?本田シフト(1top)のため大久保の運動量は必要だったのでしょうが、大久保のポジションはDFではないのだから。なぜPKが駒野だったのか?今回本田のFW起用は岡田監督の英断でしたが、この代表のカラーの一つは内田の右サイドではなかったのか?森本もなぜ使わなかったのか?実際、海外からのオファーは点をいれた岡崎ではなく、出ていない森本にきている。この点は、どうしても疑問がのこるおれです。ベスト8ならこんな講釈たれませんでしたが、ベスト16ですもん。
ひとつの航海が終わりました。おれもBlogを始め、08年6月から代表の試合をUpしてきました。またあらためて読み返すと、素人論評が恥ずかしくもあるのですが、だんだんまともになってきてるじゃんって自画自賛したりもするのですが・・・こうしてみると長い航海でした。最後のおいしいとこは本田がもっていったけど、予選は田中達也の活躍がなければ突破できなかった。中村俊輔も幾度となくチームを救った。いろいろな出来事の積み重ねで最後の大舞台があるわけです。
そしてまた新たな物語が始まるのです。4年後、本田はもっとすごくなってほしい。森本、内田も相当くやしい思いをしているはず。ある意味、岡田監督のこの起用が4年後の起爆剤になるかも。
4年は長いです。といっても2年後から次のブラジルワールドカップに向けての予選が始まります。今回の南アフリカ、やはり治安の悪さが影響して、当初の想定よりもかなり少ない来場だったみたいです。ブラジルも治安は良くはないけど、魅力的な国。いっちゃおうかな。
ひとつの物語が終わりました。4年前のドイツワールドカップは後味の悪さだけが残ったけど、今回はなんか切なさにちかいものも感じる。これから中澤のいないセンターバックはさみしい。このブブゼラのうるささもよい想い出となるでしょう。
P.S.そういえばまだワールドカップ終わってなかった。日本と同じグループだったオランダ頑張ってほしいですね。
まず今日の試合をふりかえります。日本は、いい感じのこの布陣を変えてきません。たしかに1試合1試合、本番の舞台でさらに成熟してきている気がします。
パラグアイは、守備的、カウンターのチームの印象が強い。チラベルトっていうFKも蹴るすごいキーパーもなつかしい。今日の試合もセンターバックが強かった。FKも含めクロスをかなりいれたけどはじきかえされた。パラグアイ、サンタクスルというFWはいるけど、全盛期は過ぎてるし超一流の域ではない。守備は安定してるので、負けない試合はできるというのは日本と似ている。タイプが似てるチームなので、地味といえば地味な試合内容でした。お互いミスも多かった。一部の海外メディアでは決勝トーナメントで一番最悪な試合とまで酷評されてるし。ただ見てる我々にとっては、緊張感ある、引き締まった試合。それも90分でも決着がつかず120分戦い抜いた。
前半は、双方かたかった。ミスも多かった。そんな中、お互いディフェンダーは安定していた。日本代表も、本田に決定的なパスがわたらない。後半になり、選手交代も含め試合は動きます。日本的には、駒野の右サイドがけっこう破られて恐かった。そして駒野、けっこう守備のケアが遅れてたし。これが最後の伏線にもなってしまいました・・・
今日は、正直、攻撃面では光るものは少なかった。遠藤もかなりFKやコーナーキックをけったけど、決めれなかった。ちょっとワンテンポパスが遅れてたし。
そして延長に入ります。正直なとこ、延長まで行ったら勝つと思っていました。投入された中村憲剛がすばらしい出来だった。玉田も入り、攻撃的に行きます。
点の匂いがしたんだけどな~。岡崎が感じれてなかった。岡崎1点はいれたけど、期待にはほど遠かった。そしてPK。川島に期待したけど、セーブできませんでした。でもこの試合もゲームの中で川島のセーブはすごかった。そして駒野。駒野は責めれないし、責める気もない。でもなんであそこでそれも3番目という重要なポイントで駒野なのか?そこだけが疑問。悔やまれる。駒野は120分死ぬほど走った。スタミナある彼だけど、足にも相当疲労がきてたはず。過去、バッジョというイタリアエースも決勝ではずした。FWの玉田や、のってる憲剛になぜ蹴らせなかったのか。闘莉王もPKうまい。なんで3番目に駒野だったのか。わからない。
こんなにまとまったチームはこれまでなかったのではないでしょうか。試合終了後の涙がそれを物語っている。こんなに全員が涙している代表はみたことなかった。4年前、中田がひとりピッチで天を仰いでいても誰もこなかった。最後、宮本が来たけど。今回のチームは、見る人に何かを感じさせるひたむきさがあった。サッカー国としては、三流の域は脱したと思うけど、まだまだ一流の域には達していない。そんな日本代表が、一流の国と対等に戦い、勝利したことが日本中を熱狂させた。
今回の代表の戦力は、それこそ4年前のメンバーに比べると攻撃的にはおちると思う。4年前は、中田、俊輔、高原という能力の高い選手がいた。プレスサッカーやサイド攻撃はこれまでもやってきたこと。
ただ今回は中澤、闘莉王という最強のセンターバックの存在は大きかった。ここは4年前と大きくちがった。そこに、本田という強烈な個性が光り輝いた。そこが勝因でした。 そして4年後の話です。中澤はもう無理でしょう。闘莉王も厳しい。次世代の代表のセンターバックは誰が担うのか?おれJリーグ詳しくないからな~。
今回、ぶっつけ本番的な博打的な布陣で結果をだして、岡田監督の評価は一転しました。しかし、4年後もしてほしいかとなると、おれは「No」です。厳しく言えば、岡田監督はベスト4を公言してきたわけです。記者会見で「満足はしていない」と述べられましたが、そりゃ当然でしょう。豪語していた責任はどうなるの?とおれは思いました。正直、ベスト8だったらこんな事は思いませんでしたが、最終的にはベスト16。今回の決勝トーナメントで勝つことができなかったわけですから。
そしてその原因は、やはり岡田監督の選手起用にもあったと思います。なぜ大久保を使い続けたのか?本田シフト(1top)のため大久保の運動量は必要だったのでしょうが、大久保のポジションはDFではないのだから。なぜPKが駒野だったのか?今回本田のFW起用は岡田監督の英断でしたが、この代表のカラーの一つは内田の右サイドではなかったのか?森本もなぜ使わなかったのか?実際、海外からのオファーは点をいれた岡崎ではなく、出ていない森本にきている。この点は、どうしても疑問がのこるおれです。ベスト8ならこんな講釈たれませんでしたが、ベスト16ですもん。
ひとつの航海が終わりました。おれもBlogを始め、08年6月から代表の試合をUpしてきました。またあらためて読み返すと、素人論評が恥ずかしくもあるのですが、だんだんまともになってきてるじゃんって自画自賛したりもするのですが・・・こうしてみると長い航海でした。最後のおいしいとこは本田がもっていったけど、予選は田中達也の活躍がなければ突破できなかった。中村俊輔も幾度となくチームを救った。いろいろな出来事の積み重ねで最後の大舞台があるわけです。
そしてまた新たな物語が始まるのです。4年後、本田はもっとすごくなってほしい。森本、内田も相当くやしい思いをしているはず。ある意味、岡田監督のこの起用が4年後の起爆剤になるかも。
4年は長いです。といっても2年後から次のブラジルワールドカップに向けての予選が始まります。今回の南アフリカ、やはり治安の悪さが影響して、当初の想定よりもかなり少ない来場だったみたいです。ブラジルも治安は良くはないけど、魅力的な国。いっちゃおうかな。
ひとつの物語が終わりました。4年前のドイツワールドカップは後味の悪さだけが残ったけど、今回はなんか切なさにちかいものも感じる。これから中澤のいないセンターバックはさみしい。このブブゼラのうるささもよい想い出となるでしょう。
P.S.そういえばまだワールドカップ終わってなかった。日本と同じグループだったオランダ頑張ってほしいですね。
あのー、ベスト8も行けてたよね。パラグアイなら勝てたよ。PK戦になる前に決めないと。組み合わせにも異常にツイてたのになあ。なぜか日本の動きが悪かったね。ミス多くて。海外メディアで酷評なのも納得のヒドい試合だった。でも日本の躍進は守備の進歩にあったんだね。CBの二人の存在は大きかったね。確かに4年後が不安。いい人材が出てきて欲しいですね。
岡ちゃん、決勝T進出は紛れも無い結果。選手起用も正解だったということになるでしょう。阿部、川島、本田FW、松井先発、は当たり。調子の良い選手を優先して使ってったんだと思う。ついに森本は最後まで出番なかったね。ザキオカとの違いが分かりませんが。
岡ちゃんは、当初の戦術に従わない本田を外すことも出来た。でも本田中心のチームに作り変えて成功した。短い期間でこれはお見事。
「BEST4」は監督が自分で言い出したことだからキッチリ批判していいと思います。ただ、辞めていく岡ちゃんより、これから担っていく本田を批判するべきじゃないかと。ヤツはすごく意識が高いから批判が応援になるはずなんで。(まあ、「BEST4」を本気で批判するのもどうかなと思いますが…。16強でこんだけ喜んでるわけですから。)
最後に、南米はブブゼラの吹き方が組織的だった。