VALERIAN 映画と音楽 それはおれの非日常へのささやかなトリップ

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My One And Only Love / Sting

2009年04月09日 | お気に入りの1曲
 スティングはベスト盤と数枚アルバム持ってる程度のファンです。そして映画とスティングの結びつきもけっこう強い。そんなスティングの歌にすごくはまったのがニコラス・ケイジが主演男優賞を受賞した『リービング・ラスベガス』です。
 作品としてもすごく好きなのですが、音楽もすごくせつなくていい。サントラもお気に入りのひとつ。そしてスティングが歌う曲もかなり雰囲気を醸し出している。
 華やかだけどそのネオンは毒々しく欲望の渦巻くラスヴェガスを舞台に、アル中の男(ニコラス・ケイジ)と娼婦(エリザベス・シュー)恋を描いています。エリザベス・シュー演じるサラは、ニコラス・ケイジ演じるベンにドラマを感じます。ある意味、救いのない内容でもあるのですが。お互い酒をやめたり体を売る事をやめて普通に生活したらいいのにと思うのですが、ぎりぎりの状況の時、そこにドラマはうまれるのだと思います。ドラマは、追い込まれなければうまれないというやっかいな性質をもっています。そして、計算高い気持ちがあってもだめだと思います。
 スティングは、3曲歌います。特に主題歌のスタンダードの「My One And Only Love」と「Angel Eyes」がすごく効果的に使われています。ピアノとベースのシンプルな音色のスティングの情感あふれるボーカルが素晴らしい。
 「Angel Eyes」は夜向きですが、この「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」は春にピッタリの曲でもあります。
 

 あなたを思うと
 僕の心は歌い出す
 4月のそよ風のように
 春風に乗って
 麗しく輝いている現れるあなた
 あなただけを愛している

 切なく救いのない愛なのですが、このそよ風のような曲が一種の癒しになっています。
破滅的な恋ですがそこにどうしようもない切なさを感じるおれです。この作品見てはまる人はMなのかな。

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