10月ですね。季節は巡りますね。夜は扇風機もいらなくなった。そして秋の夜も静かで心落ち着きます。
久しぶりのお気に入りの1曲の紹介です。冬から春へと移り変わる夜も静かですが、これから冬に移り変わる今の時期にFitする曲です。
Zhane(ジャネイ)は94年にデビューした、ジーン・ノリスとリネー・ナーフヴィルの2人組の女性Duo。2人は名門のテンプル大学でルームメイトになるという運命的な出会いをするのです。ジーンは、ピアノを習い、教会でゴスペルを歌い、いつも音楽とゴスペルがある環境で育ち、大学ではジャズボーカルを専攻したといいます。
リネーも、5歳からクラシックピアノを習い、家庭環境も音楽に満ち溢れていたようです。彼女はピアノを続け大学へ進学。音楽的才能に満ちた才媛2人が出会う事になるのです。運命的な出会いですね。2人は地元のタレント・ショウに出ては優勝し、注目を集めレコード会社の目にとまります。
当初2人はデュオを組むつもりはなく、ソロでやっていくつもりだったそうなのですが、レコード会社の助言でコンビを組み、2人の名前を合わせ“ジャネイ”となるのです。
その後、女性ヒップホップの先駆者・クイーン・ラティファの助力も得て、最終的にKaygee(ケイジー)のProduceでデビューするのです。
ケイジーは、3人組のHip Hopグループ、ノーティー・バイ・ネイチャー(86年結成)のTrack担当。
ノーティーは、ラップチャートを荒らしまくるだけでなく、3rdの『ポバティーズ・パラダイス』は95年度グラミーの最優秀ラップアルバムも獲得し、音楽的にも高い評価を得る。しかし、コアなHip Hopフィールドからは、そのメロディアスで、ダンサンブルなサウンドに対して批判的な声もあった。
ノーティーのSOUNDを担っていたケイジーは、そのサウンドをR&Bフィールドに移す。そして、彼が手がけたのがジャネイの94年のデビュー・アルバム『Pronounced Jah-nay』だったのです。Kaygeeとジャネイの相性は抜群。
このアルバムからのファースト、「ヘイ ミスターDJ」の大ヒット(Hot100-6位/R&B-3位)によりブレイク。ジャネイの1stはミリオンセールスになります。ジャネイの登場は、当時のR&Bシーンにも大きな影響を与えた。この成功により、自信を深めたケイジーは、ノーティーの活動と平行して、プロデュース業にも力をいれていく。95年には、MJの「スクリーム」(ジャム&ルイス作)のリミックスもてがける。このKaygeeのRemixは超Coolで好き。アリーヤ、Notorious BIG、デボラ・コックス等にも良質の曲を提供。何よりも、98年のミネアポリスからでた3人組男性ボーカルトリオ・ネクストの「Too Close」が超ヒット。見事、この曲は98年のビルボード年間チャートの1位に輝く。
Kaygeeはお気に入りのProducerの一人です。(最近のWORKSはほとんど知らないというか、情報が入手できていない…)ケイジーのサウンド・プロダクションの幅は実はそんなひろくない気はする。でもその魅力はなんといっても、Floorうけする心地いいsmoothなダンサンブルなサウンド。さらにRomanticなメロディとの絶妙なブレンド。一度はまった曲は、かなりのヘビーローテーションになる。「Too Close」も何回聞いたことか。
おれは彼に80年代のVibeを感じる。夏の夜のGrooveにあう感じ。ジャネイの1stの「Sending My Love」「Sweet Taste Of Love」は心地いい。
当時、CHANGING FACESというこれまた2人組の女性DUOがR.kerryのProduceでデビュー。彼女らも才能豊かな二人だった。
おもしろいのが、当時のR.ケリーはDown LowといってSlowなメロディアスなビートでシーンを席巻していた。その勢いはマイケル・ジャクソンン「You Are Not Alone」をビルボード史上初の初登場1位という快挙を生みます。一方、Kaygeeの方はSmoothなGroove、この対比がとても楽しかった。ジャネイが歌うR.ケリー作「Stroke You Up」聞いてみたいな。悪くなるわけはない。この2組、アルバム出す時期も同じなのは偶然だったのか。今回紹介する「Crush」は、2nd『Saturday Night』からのシングルです(チャート的にはR&B24位)。前述したように基本Kaygee SOUNDは夏の夜にFitするのですが、この「クラッシュ」は秋の夜にあうのです。
超片思いSONGです。
私の生活には太陽が必要だった
この痛みを拭いさってくれる何かが
彼の優しいハートを見て
私のハートは歌い始めた
一緒に逃げて、隠れてくれたらいいのに
恋の痛みは見た目よりひどい
伝えなかった事がひとつある
彼を愛していたけど 彼はそれを知らない
人を好きになったことがある?
人知れず、密かに愛した事がある?
気づいてくれない人を、深く愛した事がある?
こんなにも愛しているのに 彼は私を知らない
愛しているのに、彼は気づかない
ひとつだけ言えなかったことがある
愛しているのに、彼は知らない
リリックは超切ない。さらにその切ないリリックに、切ないSmoothなメロディーラインがのる。おれも20代の頃、超片思いした事があります。まさにこのリリックと同じ。結局伝えなかったので、彼女はおれが好きだった事を知らない。
この「Crush」はRemix Singleが2枚出ています。やはりKaygeeのオリジナルバージョンが一番ですが、曲がいいので、どんなリミックスもいい。2枚とも収録バージョンが重なっている曲もありますが、違うものもある。ジャケのジャネイの文字が赤い方はあまりみかけない。
K.G MixはKaygeeによるRemixだと思う。ほぼ原曲に忠実ですが、ちょこっとエッセンスを加えてる感じ。Extendedは3:39でオリジナルより30秒長い。JR Swingha Hip Hop Mixは、JazzyさとHip Hop Tasteも感じるCoolなミックス。ジャネイの2人、もちろんSOULだけど、Jazzyさもあって、それが洗練された都会的なかっこよさを感じる要因かも。素晴らしいDuoなのに今のところ、2枚しかアルバムを発表していません。
Kaygeeも最近、どうしてんだろ?ジャヒームとのつながりは続いているみたいだけど。コフィ―ブラウンもすごく好き。またKaygee特集をしてみよう。
秋の夜長に「Crush」おすすめです。
☆2ndもかなりいい。ビリー・ジョエルのカバー「For The Longest Time」もいい。CHICのGood Timesもありやっぱ80'S Taste。
☆この曲もKaygee Pro、Smooth&Romantic
久しぶりのお気に入りの1曲の紹介です。冬から春へと移り変わる夜も静かですが、これから冬に移り変わる今の時期にFitする曲です。
Zhane(ジャネイ)は94年にデビューした、ジーン・ノリスとリネー・ナーフヴィルの2人組の女性Duo。2人は名門のテンプル大学でルームメイトになるという運命的な出会いをするのです。ジーンは、ピアノを習い、教会でゴスペルを歌い、いつも音楽とゴスペルがある環境で育ち、大学ではジャズボーカルを専攻したといいます。
リネーも、5歳からクラシックピアノを習い、家庭環境も音楽に満ち溢れていたようです。彼女はピアノを続け大学へ進学。音楽的才能に満ちた才媛2人が出会う事になるのです。運命的な出会いですね。2人は地元のタレント・ショウに出ては優勝し、注目を集めレコード会社の目にとまります。
当初2人はデュオを組むつもりはなく、ソロでやっていくつもりだったそうなのですが、レコード会社の助言でコンビを組み、2人の名前を合わせ“ジャネイ”となるのです。
その後、女性ヒップホップの先駆者・クイーン・ラティファの助力も得て、最終的にKaygee(ケイジー)のProduceでデビューするのです。
ケイジーは、3人組のHip Hopグループ、ノーティー・バイ・ネイチャー(86年結成)のTrack担当。
POVERTY’S PARAD | |
クリエーター情報なし | |
ソニー・ミュージックレコーズ |
ノーティーは、ラップチャートを荒らしまくるだけでなく、3rdの『ポバティーズ・パラダイス』は95年度グラミーの最優秀ラップアルバムも獲得し、音楽的にも高い評価を得る。しかし、コアなHip Hopフィールドからは、そのメロディアスで、ダンサンブルなサウンドに対して批判的な声もあった。
ノーティーのSOUNDを担っていたケイジーは、そのサウンドをR&Bフィールドに移す。そして、彼が手がけたのがジャネイの94年のデビュー・アルバム『Pronounced Jah-nay』だったのです。Kaygeeとジャネイの相性は抜群。
ジャネイ | |
クリエーター情報なし | |
ユニバーサル インターナショナル |
このアルバムからのファースト、「ヘイ ミスターDJ」の大ヒット(Hot100-6位/R&B-3位)によりブレイク。ジャネイの1stはミリオンセールスになります。ジャネイの登場は、当時のR&Bシーンにも大きな影響を与えた。この成功により、自信を深めたケイジーは、ノーティーの活動と平行して、プロデュース業にも力をいれていく。95年には、MJの「スクリーム」(ジャム&ルイス作)のリミックスもてがける。このKaygeeのRemixは超Coolで好き。アリーヤ、Notorious BIG、デボラ・コックス等にも良質の曲を提供。何よりも、98年のミネアポリスからでた3人組男性ボーカルトリオ・ネクストの「Too Close」が超ヒット。見事、この曲は98年のビルボード年間チャートの1位に輝く。
Kaygeeはお気に入りのProducerの一人です。(最近のWORKSはほとんど知らないというか、情報が入手できていない…)ケイジーのサウンド・プロダクションの幅は実はそんなひろくない気はする。でもその魅力はなんといっても、Floorうけする心地いいsmoothなダンサンブルなサウンド。さらにRomanticなメロディとの絶妙なブレンド。一度はまった曲は、かなりのヘビーローテーションになる。「Too Close」も何回聞いたことか。
おれは彼に80年代のVibeを感じる。夏の夜のGrooveにあう感じ。ジャネイの1stの「Sending My Love」「Sweet Taste Of Love」は心地いい。
当時、CHANGING FACESというこれまた2人組の女性DUOがR.kerryのProduceでデビュー。彼女らも才能豊かな二人だった。
チェンジング・フェイシス | |
クリエーター情報なし | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
おもしろいのが、当時のR.ケリーはDown LowといってSlowなメロディアスなビートでシーンを席巻していた。その勢いはマイケル・ジャクソンン「You Are Not Alone」をビルボード史上初の初登場1位という快挙を生みます。一方、Kaygeeの方はSmoothなGroove、この対比がとても楽しかった。ジャネイが歌うR.ケリー作「Stroke You Up」聞いてみたいな。悪くなるわけはない。この2組、アルバム出す時期も同じなのは偶然だったのか。今回紹介する「Crush」は、2nd『Saturday Night』からのシングルです(チャート的にはR&B24位)。前述したように基本Kaygee SOUNDは夏の夜にFitするのですが、この「クラッシュ」は秋の夜にあうのです。
超片思いSONGです。
Crush | |
クリエーター情報なし | |
Motown |
私の生活には太陽が必要だった
この痛みを拭いさってくれる何かが
彼の優しいハートを見て
私のハートは歌い始めた
一緒に逃げて、隠れてくれたらいいのに
恋の痛みは見た目よりひどい
伝えなかった事がひとつある
彼を愛していたけど 彼はそれを知らない
人を好きになったことがある?
人知れず、密かに愛した事がある?
気づいてくれない人を、深く愛した事がある?
こんなにも愛しているのに 彼は私を知らない
愛しているのに、彼は気づかない
ひとつだけ言えなかったことがある
愛しているのに、彼は知らない
リリックは超切ない。さらにその切ないリリックに、切ないSmoothなメロディーラインがのる。おれも20代の頃、超片思いした事があります。まさにこのリリックと同じ。結局伝えなかったので、彼女はおれが好きだった事を知らない。
この「Crush」はRemix Singleが2枚出ています。やはりKaygeeのオリジナルバージョンが一番ですが、曲がいいので、どんなリミックスもいい。2枚とも収録バージョンが重なっている曲もありますが、違うものもある。ジャケのジャネイの文字が赤い方はあまりみかけない。
K.G MixはKaygeeによるRemixだと思う。ほぼ原曲に忠実ですが、ちょこっとエッセンスを加えてる感じ。Extendedは3:39でオリジナルより30秒長い。JR Swingha Hip Hop Mixは、JazzyさとHip Hop Tasteも感じるCoolなミックス。ジャネイの2人、もちろんSOULだけど、Jazzyさもあって、それが洗練された都会的なかっこよさを感じる要因かも。素晴らしいDuoなのに今のところ、2枚しかアルバムを発表していません。
Kaygeeも最近、どうしてんだろ?ジャヒームとのつながりは続いているみたいだけど。コフィ―ブラウンもすごく好き。またKaygee特集をしてみよう。
秋の夜長に「Crush」おすすめです。
☆2ndもかなりいい。ビリー・ジョエルのカバー「For The Longest Time」もいい。CHICのGood Timesもありやっぱ80'S Taste。
サタデー・ナイト | |
クリエーター情報なし | |
ポリドール |
☆この曲もKaygee Pro、Smooth&Romantic
Just in Case | |
クリエーター情報なし | |
Wea |
shoohoさんのはまった2曲、おれも大好きです!!
「A Girl Like You」はトレッチのラッピンとアリーヤのCoolなVocalとKaygeeのこれまたCoolなTrackが最高ですね。
「Just In Case」のSmooth&Romanticにはまりました!
Nextの「Too Close」もほんとめちゃ聞きました。
Naughty、昨年Kaygeeも参加した再結成アルバム出してたんですね。知らなかった・・・
リクエスト頂いてうれしいですが、ご期待に添えれるかどうか。以前していたHPで作った分があるのですが、またいろいろ調べてみます。
All Starいいですね(あまり詳しくないけど・・・)コフィ―・ブラウンの「After Party」はめちゃ好きです。
それではまた~。