春の山菜 (コゴミ)

2011年05月21日 08時23分14秒 | 日記

コゴミと言う山菜をご存知ですか?

産毛の様な綿っぽいのがあるゼンマイのように、

穂先がくるんとまるまっています。

成長して穂先が開ききってしまうと、筋っぽくて食べれなくなってしまいます。

お正月にお供え餅の下に使うウラジロに、にてるでしょう?

でも全然別物です。

これは茹でて干します。  天日干しです

これは蕨のようにアクが強いわけではなく 鉄分が豊富で、

冬の食物繊維の よい補給になります。

 

だんだん、干からびてきます。

雨に当てないように注意をしながら、3,4日干しました。

完全に干し上がると、袋に入れて保存しておきます。

そして何日かかけてお湯で戻し、いためものにして食べるのです。

今は余りそんな事する人はいなくなったかも知れません。

でも北海道の長い冬にはこういう保存食も必要な時代もあったのだと思います。

今は冬でも新鮮な野菜がいつでも売ってますし、

敢えて、こんな手のかかる事を する人はいないのかも知れません。

でも私はこの、食感がとてもすきなのです。

 

 

  今日の ありがとう  

 

もちろん、なまのままも頂きます。

私は、テンプラと、ゆでて油でさっと炒めて厚揚げを加えて

お醤油で味付けして煮びたしにして頂きました。

春の山菜は、アクの強いものが多い中で、このコゴミなどはアクもなく苦味も有りません。

かむとねっとりとした粘りがあってでんぷん質のほのかな甘さがひろがります。

美味しいんですよ。

春だけの、大地の恵みです。

命あるものを頂くのです。

感謝して無駄にはせず頂きました。

ありがとうございました。 m(__)m

 

 

 

 


桜が……。♪

2011年05月19日 22時32分23秒 | 日記

ボチボチと八重桜が咲き始めて来たので

もうエゾヤマサクラもソメイヨシノも終わりかなと思っていたら

今年はやはりなんか変。

まだきれいに咲いてるところがありました。

車まで通りかかり、あらって思って

思わず車を止めて眺めてしまいました。

 マンションの前です。

白い桜です。 何と言う品種かは知りませんが

きれい…って思わす独り言。

こんなに見事にまだ咲いていたなんて

 

この桜のすぐ隣には

ピンクのエゾヤマザクラがまだ咲いていて、

風が吹くたび、ハラハラと花ビラを散らしています。

何とか散る花ビラを写したいと思ったのですが、動画でないと無理なものですね。

( 私の技術では無理と言うことかも 

でも花ビラが散るさまは

とても美しく

三好達治の  『 甃(いし)のうへ 』 を思いだします。


  甃(いし)のうへ

                    三好達治

あはれ花びらながれ

をみなごに花びらながれ

  をみなごしめやかに語らひあゆみ

 うららかの跫音(あしおと)空にながれ

 をりふしに瞳(ひとみ)をあげて

 翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり

み寺の甍(いらか)みどりにうるほひ

 廂々(ひさしびさし)に

 風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば

 ひとりなる

 わが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ

                          

           

   今日の ありがとう  

 

私は 三好達治のこの詩を、高校に入学してすぐの現代国語の授業で習いました。

高校ってなんて素敵な詩を、勉強させてくれるのだろうって

ものすごく感動して、お陰で国語が大好きになりました。

桜がハラハラと散る季節になると、この詩を思い出し

ふと立ち止まって、晩春の過ぎゆく春を、思います。

いつも私を若かりし頃の多感な時期に思いを馳せる事が出来る

この詩に感謝です。

ありがとう

 

 

 

 


知事公館の庭

2011年05月18日 23時28分27秒 | 日記

北海道知事公館の庭は一般市民に開放されていて

今の季節は 春の木々が楽しめます。

子供が小さい時は良くお弁当を持ってよその母子とピクニックを楽しみました。

辛夷と桜が同時に咲いてるのを見れるのはここ位かな?

庭園は、専門の庭師(?)が定期的に手入れをしています。

空が青くて気持ちの良い日です。

桜見物にはもってこいの日和です。

木々の間に見えるのが、知事公館

北海道の知事は『高橋はるみさん』と言い確かご家族を東京に置いての

単身赴任と聞きました。

だからここに住んでいるかどうかはわかりません。

遅咲きの桜がとてもきれいに見れました。

オオヤマザクラって、エゾ山桜のことだったのですね。でもここのは遅咲きでよかったです。

この庭園の中には人工的ですが小川も流れていて

夏は近くの幼稚園児が、水遊びをしたりしています。

都心の一角を知事公館が、占めてますが

周りにはやたらと高い建物がめだちます。

ここの木たちも樹齢何百年もすぎたのでしょうね~。 

桜のピンク色には真っ青な空がとてもよくにあいます。

 

   今日のありがとう  

市民の憩いの場として都心部にこのような庭園が解放されているのは有難いことです。

隣には北海道近代美術館も有り交通の便も良く

国道5号線がすぐ傍を通ってるのにまるでその喧騒は聞こえません。

林が音を吸収してくれているのでしょう。 

庭園内にはあずま屋も随所に設置されており

自然体のベンチやテーブルも設置されています。

こんな街 札幌が私は大好きです。

自分の住んでる所を誇れるのは幸せな事と思います。

良い町に育て上げてさださり 

ありがとう

だれに?

みんなに。

 

 

 


自然の春

2011年05月18日 10時42分14秒 | 日記

今年はまだ、水芭蕉の咲いてる所へ行ってないと思いだし行ってきました。

所が

やっぱりちょっと遅かったですね。

雪解けの水が少なくなって

水芭蕉も終わりに近づいてました。

それにしてももっと沢山の群落を作っていたのに…。

ここは谷藪の湿地帯だったのですが

近くのササやぶを平地にして、何と特別老人ホームをこしらえたのですね~。

それで群落が縮小され、水が枯れたのかもしれません。

 

でもそんな事お構いなしに

清楚な真っ白い葉を身にまとい、凛としたたたずまいでスクっと立ちあがってる。

みごとです。

 

 

 今日のありがとう 

段々自然を楽しめる場所が少なくなって来たのは残念ですが

それでも私が来るのを待っていてくれた。

森の妖精の様な、水芭蕉。

また来年も会いにくるからね。

枯渇せずに来年も頑張っていてね。

今年は遅くなったけど待っていてくれて

ありがとう。

 

 

 

 

 


春の山菜

2011年05月17日 06時07分10秒 | 日記

この新聞の上に広がる野草何だと思います?

そうなんです。 エンゴサクなのです。

山の方に群生している所があるのです。

しかもこれは

  エゾエンゴサク。

きっと南の国のとはちょっと、違うのかな?って思います。

なにせ”エゾ”がつくのですから。(~_~;)

これはマメ科なのですね、きっと

時期が来るとプッチンとはじけて種が遠くまで飛んで行って増えるのだと思います。

 赤紫のと青い色のがあります。

子供の頃はこの花の蜜を吸って遊びました。

先住民族アイヌの人たちは、鎮痛薬として、珍重したそうです。

私は一年に一回だけの山菜としていただきます。

この上に鰹節をパラパラとかけて、お醤油をちょっと垂らしていただきます。

サクサクしていて美味しいんです。

こんなに触れると折れてしまいそうな優しげな山菜ですが、食べてしまってごめんなさい。

 

     今日の ありがとう 

春の自然の恵みに感謝です。

これから 色んな春をいただけそうです。

春の山菜は、生命力が旺盛で、ほろ苦いえぐみも有って私はだいすきです。

心していただきます。

ありがとう。