今日の北海道はとても暖かで色んな花がちらほら咲き始めました。
そんな中ようやく松島の写真が整理し終わりました。
タイムリーではないし写真もぼやけたり思ったようには写ってないのですが
以前、勿忘草さんが、「ブログはタイムリーでなくても良いんだよ」って
おっしゃって下さっていたのを思いだして、投稿してみました。 
ごらん頂ければ…。 
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4月29日、朝7時に家を出発して張り切って出かけたのですが
お天気の方は今にも雨が落ちてきそうな…。バスの旅。
中山峠に近付く頃から外の景色が一変。

何と、雪景色。

でもこれって残雪と言うには…。
雪が枝についてると言うことはひょっとして 雪 降ってるの? 
どんどん峠を登っていくと
え~、吹雪いてる

うっそ~


もう…桜どころじゃないかも
出足から不安。
でもバスの旅は、中山峠を越えると雪もなく、
相変わらずの
と
だけど
今日はバスで移動だけだし、まあ、いいか~。 
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洞爺湖の道の駅を過ぎると、突然、道端にエゾシカが出没。 

下の娘、「なんで、こんな所にシカがいるの?」
私、「きっと洞爺湖の中之島から、誰かが連れて来たのよ。」
娘、「なんのため?」 私、「食べるため。」
「え~~」って娘が驚くのと、バス車内で他の旅行者がどっと笑うのが一緒でした。
え~っ、皆さん私たち親子の会話を、聞いてらしたの? 
以前に洞爺湖の中の島で放牧しているシカが天敵が居ないので増えすぎて間引いてる。
と、聞いたことがあって、ふとそれを思いだしたのです。
でもこの一件が有ってからバスの中は、
から一転、
皆さんと和気あいあいの雰囲気にかわりました。



















さて、
次の日、待望の松島です。
函館から、3時間余りバスにゆられて、着きました~~。
この松前は、最北の城下町だそうです。
松前は、先住民族であるアイヌの地でしたが、この地の豊かさに魅かれて
和人が、渡島半島に砦を築きのだそう 。
松前町が北海道史の中心となるのは1606(慶長11)年、
松前藩の成立によってと歴史に書いてありました。
さ~、曇り空を気にしながらバスを降りて
松前公園に入ります。

入口の階段を登って行くと、この夫婦桜の老木が、出迎えてくれました。

この夫婦桜、染井吉野(夫)と南段と言う八重(妻)が根元で一緒になって何百年も時を経ているのです。

凄い年数一緒に居るんだなってしみじみ見上げてしまいました。

残念ながらまだ2分咲きくらいで、見ごろは後1週間くらい後でしょうか。
咲いたら見事な枝葉を広げて、私たちを迎えてくれたのに残念です。
気温は8℃、何しろ寒いのです。

でも、お城の方に行くと 、ほら
咲いてる 

これは紅梅

私は梅も好き 

このまるく ぽっくりした感じは、桜にはないかも。
桜とどちらがお好みですか?

冬桜と言うほどですから、はやく、咲きだすのでしょうね。

松前城は 福山城ともいわれ、現在は資料館になっています。

満開だとさぞ絵になったと思うのですが。

松前には桜の花を愛し、大切に育ててきた花守がいたそうです。

娘は何を写しているかと言うと
この老桜の木に新しく他の小さな木が芽生え、ひと花咲いているのです。
500年以上も昔からここに有った、桜の木に、新しく芽生えた命 (新芽)に いたく感動したのです。

代々受け継つないできた今、250種、1万本の桜が

この松前公園に咲いているそうです。

でも生憎、ほとんどの桜は、こんな感じ。
それでもギリギリ雨も降らずに

何とか

見る事ができました。
二人の娘はどこに行っても

こんな調子で 
私は、何と

ニリンソウを見つけてしまいました。


北海道のニリンソウ 
松前桜の三大名木と言うのがあるそうです。
一つは先に紹介した夫婦桜、
二つ目がこの血脈桜。

松前で最も多い品種で、南殿(なでんと読みます)の親木だそうです。
ところが、何と

やっぱり、咲いていないのです。

幹の元の近くに、申し訳程度に

ほんの少し咲いていました。

この光善寺と言うお寺は、1533年後水尾天皇から、山号と法衣を賜ったとされる古いお寺です。
当然桜の木も老木が多くて節くれだった様は精霊が宿っていそうです。
三大名木、最後の一つ龍雲寺の霞桜を見に行こうとしたら雨が降ってきました。
残念ながら大急ぎでバスにもどりました。
でも説明書によると、龍雲寺は1625年開寺で、戊辰戦争で焼かれず残った
唯一のお寺だそうです。

お花見客は、一人も居ません。

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江差の方にも桜の名所が有るらしいのですが、何しろ寒くて

な~にも咲いてはいないのです。
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次の日になり
五稜郭公園の桜を見る予定ですが、何とも寒さで一つも咲いてはいないのです。
おまけに雨降りで下の娘はバスから降りる事もしません。

お堀の雨粒見えます?

それでも上の娘と、再現された、函館奉行所をみてきました。

復元した建物は、ちょっと派手すぎ?と思いましたが・

そばの紅梅が、雨のしずくを受けて水々しく新鮮でした。


ここまで整理して
気がついたらもう明日になってました。

でも、明日は(もう今日ですが)土曜日、みんな休みなのでもう少し頑張って
仕上げてしまいます。
もう少しお付き合いください。
帰りは同じ」ルートを通って (いたように思います(^_^;))
バスの中は居眠りしたり、おしゃべりしたり、お菓子を食べたりしながら、戻ってきました。
往路、吹雪いていた、中山峠

曇り空では有りましたが、

川は、雪解け水を沢山集めて怒涛の如く流れていました。
もうすぐここにも春がやってくるのでしょう。
長くお付き合い、有難うございました。
まだまだ写真は有りますが、ボツが多くて 
きょうの ありがとう 
凄いな~って思うのは、運転手さん、
仕事とはいえ、ただただ平常心で 運転に専念しているのです。
あなたのお陰で、楽しい旅ができました。
ありがとう ございます。
m(__)m