「道に迷った」銃を持った米兵、県道を歩く 驚く住民「実弾が入っているかも」
沖縄県東村高江の米軍北部訓練場に隣接する県道70号で9日、銃や携帯型ミサイルのようなものを持った米兵15人ほどが歩いているのを住民らが確認した。
目撃した清水暁さん（52）=東村=によると、同日午後3時40分ごろ、米兵らは国頭村安波方面から南向けに歩いてきた。道路の両側に分かれ、時折、森に入りながら数キロを歩き、メインゲートから基地内に入ったという。
高江区の仲嶺久美子区長（72）は「こんなふうに銃を持って歩いているのは初めて見た。実弾が入っているかも分からず物騒で驚いた」と話した。
當山全伸村長は「住民が安心して道を使えなくなる。公道を歩かないよう沖縄防衛局を通して米軍に要請する」と述べた。
防衛局は「道に迷って県道を歩行し、米側が必要な対応を取って基地内に戻ったとの連絡があった。公共の安全に妥当な配慮を払うのは当然であり、周辺住民の生活環境に与える影響が最小限となるよう米側に申し入れを行っている」と回答した。（北部報道部・西倉悟朗、玉城日向子）
沖縄タイムスプラス 12/10(土) 9:03
沖縄で基地反対運動の住民 道に迷った米兵の銃つかむ
沖縄県東村で、訓練中に道に迷った米兵に基地反対運動をしている住民の女性が近づき、米兵の銃をつかんで奪おうとした疑いがあることが１２日、分かった。銃に実弾は入っていなかったが、防衛省関係者は「事実とすれば問題」としている。一方、女性は「銃をつかんだのは事実だが、奪おうとはしていない」としている。
関係者によると、東村の米軍北部訓練場近くの県道で９日午後、武器を持った十数人の米兵が歩いているのを女性らが見つけ、銃をつかむなどした。米兵が制止し、双方にけがはなかった。
沖縄防衛局が米軍に問い合わせたところ、「少数の海兵隊員が訓練中に道に迷い、誤って北部訓練場の外に出てしまったので戻ろうとしたが、住民の集団に後をつけられ、１人が海兵隊員の武器を奪おうとした」との回答があったという。
銃をつかんだ女性は、過去に北部訓練場のゲート前に空き瓶や空き缶を散乱させるなどの活動を繰り返し、威力業務妨害罪などで起訴されている。８月には沖縄県知事選に出馬した保守系候補の演説中、薬莢（やっきょう）などを投げつけ、公職選挙法違反容疑で書類送検されていた。
女性は産経新聞の取材に対し、「武装した米兵は住民を不安にさせる。（県道から離れた）米兵が再び県道に戻らないよう、手で銃を押さえたが、奪おうとはしていない。集団で後をつけてもいない」と話した。
一方、米軍側は今回の件について、警察に被害届などは出していない。沖縄防衛局に対し、「米軍が地域住民にとってよき隣人であるとともに、ミスや事故の発生リスクを最大限に減らし、可能な限り訓練による地元住民への負担を軽減することに努める」とコメントしている。
産経新聞 2022/12/12 18:52
新聞記事の引用が長くなってしまいました。
今回取り上げることの顛末をわかりやすくするためですので、
その点はご了承ください。
さてさて…
訓練とはいえ、道に迷ったって…
これはもう、どう考えても兵士側の完全なミスですね。
「実弾が入っているかも分からず」
画像に写る銃口をよくよく見れば、
実弾は装填されていないはずです。
ま、でも自分はミリタリーオタクですから、
大体のことはわかりますが、
そうでない人からすれば不安でしょうね。
しかししかし…
迷子の米兵達やそれを過剰に報じる沖タイより、
もっと「ヤバい」ことをしていた人たちがいるみたいです。
「米兵の銃をつかんで奪おうとした」
えぇ～ッ！
そんなことするヤツがいるのか！
やべぇ～な、おい！
なんて、わざとらしく書いてみましたが、
当事者本人が「つかんだ」と言っていますね。
でもね、たとえ憎き鬼畜米英であっても、
他人の所有物を「承諾なし」に触ろうとしたり、
取ろうとしたりつかもうとしたら、
「奪われた」って言われたり思われたりしても、
それはそれで不思議ではないと思いますよ。
日常生活で赤の他人にそんなことやってみたら、
どうなるかは説明不要だと思います。
ま、敢えて言うなら、
万引きGメンの仕事が無くなっちゃいますね。
ほんと、ヤバい人ですね。
「集団で後をつけてもいない」
この件に関しては全くの嘘八百です。
ていうか、
当事者がこの出来事をスマホか何かで撮影し、
堂々とYoutubeにアップロードしています。
迷子の迷子の米兵たちにかこつけて、
後ろからずっと付きまとって撮影しています。
少なくとも映像時間は22分なのですから、
「集団で後をつけてもいない」なんて言えません。
あれじゃまるでストーカーですね…
これも日常生活でそんなことされたら、
された側に気味悪がられて当然の行為です。
「沖縄で人殺しの訓練をするな！」
「沖縄から出ていけ！」
「やんばるの動物たちを殺すな！」
上記のようなことを繰り返し訴えていました。
ただ、なんだかんだいって彼らは末端の兵士であり、
一兵士にそのようなことを叫びつづけても…
ハッキリ言って意味がない行為だと思います。
このようなことが22分間も撮影されていて、
閲覧した自分からすればある種の「苦行」でした。
とある企業の商品またはサービスに関し、
とあるクレームをいれたくていれたくて、
いれたくていてもたってもいられなくなったから、
その会社や工場から出てきた一従業員に対し、
「返金しろ！」
「ここから出ていけ！」と叫んでみたら、
その一従業員をそのままストーキングしていたら、
どうなることでしょう。
これも説明不要ですよね…
「米軍ならOK」
「米兵なら問題ない」
というのであれば、
それはそれで差別だと思います。
自分勝手に恣意的に「選別」しているのですから…
ちなみに12月13日現在は誰でも閲覧可能ですが、
今後どうなるかはわかりません。
