「たまには」って…

今、私はちょっぴりご立腹である。じじばばと一緒にでかけて来た子どもたちの手には、新しいおもちゃ（プラスチックの腕時計）とお菓子がある。大きいじーちゃんの病院の送迎についていけば外食ができ、コンビニで「好きなの一つ選んでいいよ」的買い物をさせてもらえるので、子どもたちは大喜びで同行する。
ウサコだけだった時代にはそういった買い方を１度としたことがないので、買い物先でねだられることもなかったのに、今、ノンちゃんと出かけると「これ買って」「あれ欲しい」の嵐でうんざり…。
今日も「あのおもちゃはないでしょう。簡単にホイホイ買い与えないでよ」とばーばに文句を言ったら「たまにはいいじゃない」だって。あのぅ「たまには」とおっしゃいますけど、先週旅行から帰って来た時もキティちゃんのポーチを各々１つづつ「お土産くらいいいじゃない」とプレゼントし、その前日には私の実姉からプリキュラのシールブックが「たまにはいいよね」と届いた。どこかに連れてってもらえば必ず「たまにはね」とコンビニでアイスを買ってもらう。今や、子どもたちは「外出＝何か買ってもらう」が当然のこととなっている。

「たまには」って、一体、どのくらいのことを言うのでしょう。