バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

2016.3.30~4.1★セカンドスクール in 農家民宿ちんちゃん亭・その①

2016-04-04 16:43:53 | いなか暮らし・ちんちゃん亭

「セカンドスクール、2015★夏休み」はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/2813153ac78efb5b0630fb5be2cee208

今年の春休みも開催しました、セカンドスクール!
その名も「あさひ山里冒険遊び隊」

今回は定員10名のところ、なんと24名の参加希望があり、審査&抽選で選ばれた12人の子どもたちが、ちんちゃん亭に来てくれました。
(キャンセルもあり、繰り上げで選ばれた子も)

※前回と今回のセカンドスクールは、豊田市の全小学校に募集要項が配られました。
今年夏には一般公募も企画しますね。

うちのセカンドスクールは、保護者の方の送迎が参加条件となっています。
保護者の方を交えた最初のオリエンテーションと、最後の振り返りをとても大切にしているからです。
私たちが「子どもの育ち」において大切だと思っていることをお話します。

この想いを分かってくれていて、自営業のお店を休業にして送ってくれたパパさんもいました。 

◯この3日間、あれダメ、これダメと言いません。
◯けーちゃんがお父さん、けーちんがお母さんです。だから困った時は不安なことは何でも話してね。
◯この3日間は12人みんなきょうだい。だからケンカしたっていいんだよ。でもイジメは許しません。自分がされてイヤなことは人にしない。やめてって言われたらやめること

※写真の掲載許可をいただいています。

最初は緊張していたかのように思えた子どもたちも、昔からの友だちのようにすぐに意気投合。
子どもたちってほんとにすごいわー。
初対面なのに突然仲良しになれちゃうのよね

お昼ご飯の「親子丼」。
好きなところで食べていいよ!と伝えたら、自然と集まって食べてた。 

客室の布団が置いてあるところを荷物置き場にしようと思ったら、荷物は下に置いて、上は遊び場に変化してた(笑)。
梁にぶら下がって跳び降りる、って遊びを生み出してたぜ。
 

今回も、大人は「あれダメ」「これダメ」口出ししません。

ベランダにあるのは、映画「小さき声のカノンhttp://kamanaka.com/canon/鎌仲ひとみ監督とマネージャー小原ミルキーちゃんからの贈り物。

大人が口出しせずに、子どもの自然発生的な遊びを見守っていると、子どもはどんどんやりたいことを進んでやっていく。

今回のリーダー(初日と2日目)は、造形作家の田原幸二さんhttp://blog.livedoor.jp/kojimir2/
田原さんは「不可能」を「可能」にしちゃうカッコイイ大人。

消費すること、買い物することだけでなく、「自分で創り上げる」大人の背中を子どもたちに見せたかった。 

2日目は、大人気プレーリーダーがくちゃん。
(「よさみプレーパークhttp://blog.goo.ne.jp/little_house_kariya 」代表)


ガクちゃんも田原さん同様、なんでもできちゃう大人。
どんな人とも立場はフェアであって、大人になってもこんなバカバカしくてもいいんだって知って欲しかったのも、ガクちゃんにリーダーをお願いした理由。

そして、3日間大学生ボランティアとして来てくれたしばやんは、特に女の子の気持ちにずっと寄り添ってくれてました。

お昼ご飯のあと、2日目に遊ぶ「さくら村」で作戦会議のために移動。
この「さくら村」は、旭の移住定住のキーマンでもあり「ガキ大将養成講座http://bit.ly/1S7kHrD」や「ツリーハウスを作ろうhttp://bit.ly/1qxQW7a」の仕掛人・安藤征夫さんが、ご自身の敷地の山を、子どもたちの遊び場にしているの。
(※基本的には会員制度で仲間たちと創っている場所なので誰もがいつでも使える場所ではありません) 

征夫さん(左)はわたしたち夫婦がとても尊敬している旭の大先輩で、ちんちゃん亭の活動を応援してくれてます。

まずは場所を知るために、自由に遊んでみました。

 

動画はこちらhttp://bit.ly/1SEyeRT

さて、ひととおり遊んだあとは、田原さんと子どもたちと一緒に作戦タイム。
「あした丸一日ここで過ごすんだけど、何やろっか?」

「竹でこんな笛もできるよ」見本を作って持って来てくれました。 

「だれが司会やるー?」
「田原さんでいいじゃん」

「黒板にみんなの意見を書いてくれる人ー!」
いっぱい手が挙がりました。

「どうやって決める?」
「じゃ5分おきに変わろうよ」
ということに。 

みんな意見を言っていきます。
意見に「良い」「悪い」はない。
全ての意見を板書していきます。 

やりたいことがいくつか出て、どうやら、何か建築物を建てることに。
あまりお金をかけずにここにあるものを利用していこう!
竹がいっぱいあるから竹を切るよ〜 

6年生(4月から中1)のしゅんぺいは、3年生のもりちゃんが竹を切っている時、ぐらぐらする竹をさりげなく支えて切りやすくしてあげてました。
自分が出しゃばるのではなく、何も言わずにさっと友だちのサポートしている姿を何度も見たよ。 

女の子たちと一緒に丸太を運んでいたあっきー。
女子が途中で遊びに行っちゃって、ひとり取り残され…

あっきー「あのぉ重たいんですけど…」
女子「(遠くから)がんばってーーーー!!!!」
あっきー「……え、がんばって…って…!?」

途中で投げ出さず、少しづつ運んでおりました(笑) 
がんばれ!あっきー! 

れいちゃんはのこぎりで竹を切るのに夢中。
お姉ちゃんのかんなは、妹のことをいつも見守ってた。 

ひたすら、ひたすら!

自由に遊ぶのもあり!
うちのセカンドスクールは「やりたい人がやりたいことを」。
「〜せねばならない」は子どものやる気を削ぐからね。 

さて、そのまま作業したい子は「さくら村」に残り、畑とつくし採り希望の子は一足早く帰宅。

うどんの大根おろしに使う大根を「1本だけ抜いて欲しい〜」とお願いしたら「ぼくやりたい!」「私もやりたい」と3人の子が名乗り出てくれた。
「さてどうする?」
結局、ハグ、しゅんちゃん、あっきーの3人で一緒に抜いてました(笑) 

けーすけ畑周辺は、つくしがめちゃんこ生えてる!
頭がまだ緑色のやつが若いから、それ採ってね、と。 
いなかのつくしは、排気ガスも犬のおしっこもかかってないから安心◎ 

みんなでこれだけ採ったよ。

「待ってくれぇ〜」子どもたちに取り残される私。

竹やぶの中に石を投げる子どもたち。
まちなかじゃなかなか経験できないこと。
コーン!カーン!いい音がしていたよ。

その様子はこちらの動画で http://bit.ly/1MYMUyK

さて、つくしのはかま取り。
かずきとやまくんが大活躍! 

1日目の夕飯は「手打ちうどん」
岡崎市でつくられたうどん用小麦粉「きぬあかり」に塩水を混ぜて、手早くかき混ぜます。
楽しいように思えるけど、一旦始めたら手を止めることができない、けっこーな試練! 

ダマにならないように手早くかき混ぜて!!
ひとみちゃんも黙々とうどんづくり! 

一つに固まったら、ジップロックに入れて、足で踏み踏み。

次は伸ばして切る作業。

かのん、うどん切るの上手!

さて、外では男子たちが火付けを。

しゅんぺいはケガしてしまったために、片手で。
セカンドスクール2度目のしゅんぺいは、薪割りなんぞはお手の物。 

田原さんの華麗なる薪割り(動画☟)。
https://www.facebook.com/keiko.nakane.5/videos/1159571720719644/?permPage=1


田原さんの動きを黙ってじっと見てたしゅんぺい。

「大根おろしすってくれる人ー!」と聴いたら、もりちゃんが「やるー」と言ってくれたよ。
けーちゃん畑のオーガニック大根、掘り立てだから甘くて水々しい! 

どんどん茹でてどんどん食べました。

かんなは「田原さん、食べてますか?」とスタッフの食事を気にかけてくれて、うどんを用意してくれたそうな。

トッピングは、大根おろし、天かす、わかめ、海苔、ネギ。
手打ちうどんはめっちゃ旨いんだなーーー 

午後採ったつくしは卵とじに!

「しゅんぺい、お風呂沸かしてくれるかな」とお願いしたら、薪ボイラーに火をつけて焚いてくれたよ。
ご飯食べながら度々見に行くしゅんぺい。
もはや、半分スタッフですた。

みんな「ごちそうさま」して、遊び出してからも、最後の最後までうどんを切ってくれてたのはもりちゃん。
ほんとによくお手伝いしてくれてずいぶん助かったよー

一旦、買い物のために帰宅した田原さんに「ハンモック作りたいからネット買って来て」で電話(スマホのスピーカーで)する、(左から)やまくん、はぐ、あず。

となり(母屋)に住むのりさんが、みんなにおやつを持ってきてくれたよ。
焼いたするめ! 

「あしたは丸一日遊ぶから、早く寝なよ〜」の声など耳に入らないほどに夢中で、あした作る建築物の設計図を描く子どもたち。
(夢中になっていることを中断させない、これ鉄則) 

そして、木にはいつも子どもたちがたわわに実っております(笑)

夜遅く、翌日のリーダーがくちゃんが到着。
「紙コップに目盛り書くと検尿になるよな」
女子に大ブーイングwwwww 

 2日目はこちら→http://bit.ly/1oNNN1o

 


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