バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

消防団について考える(Facebookからみなさんの意見も)

2016-05-24 19:06:45 | いなか暮らし・ちんちゃん亭

【消防団について考える】

わたしは、集落の自治を自分たちの手で、って思いはものすごく賛同します。
「税金でカネ払ってんだから、職員がやってくれればいい」
じゃないと思う。
他人任せが、今の、めちゃくちゃな政治を生んでるんだと思う。

いなかで暮らす男子たちは、大人になって消防団に入ることで人脈もできるし、学校で一緒ではなかった世代の知り合いもできる。

地域に根ざす活動だから、一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんの安心材料になる。

アイターンで田舎に入って来た人は、消防団の繫がりができることで、認められたり、貢献感も生まれたり、いいこともいっぱいある!

火災現場は命の危険が伴うから厳しい練習も大事。
信頼関係をつくるために、飲み会も旅行も大事。

それは十分分かる。

けど、
けど、
今年は「操法大会」があるから、夫さんは週3ペースで消防団に出かける。
集落営農のオペレーター仕事でクタクタに疲れて帰って来て、19時〜深夜まで。
自分の畑や田んぼは二の次で、消防団が今は最優先になってる。

20〜30代の男子が多いってことは、小さい子どものパパも多いということ。
アイターンでいなかに移住して来た人の多くは「自給的暮らし」を目指し「農業」を生業にしている人も多い。
この若い家族にとって、週3ペースの訓練は死活問題です。
月10万しか収入のない若い農家にとって、1日1日はとっても大切。
そんな頻繁に夜遅くまで飲んでたら、翌朝、早く起きて農業できっこない。

ご高齢の方が企画してくれる消防団員の慰労会。
それは善意ではあるんだけど、家族は「また夫を拘束された」としか思えない。

うちはまだ子どもが大きいことと、お客さまの理解もあってワガママきいてもらってるけど(子どもの送迎で民宿が空っぽなんてことはよくある)、もし私が小さい赤ちゃん抱えてたら「だんなを返せ!」と怒鳴り込んでると思う(笑)
たいていの妻たちは不満いっぱいです。
消防団離婚だって当然あるでしょうし。

消防団は基本的にボランティア。
(飲み会や旅行代は出してもらえる)
消防団に出かけていくということは、その間仕事ができない=収入がなくなる、ということ。
そして、操法大会はそんなに大事なのか?(注※)

いいこともいっぱいある!もちろん。
だけど見直さなきゃ!本気で。
せっかくいいことしてるのに。

わたしに言わせたら「家庭を守れない人が、どうやって地域を守れるの?」です。

うちはこういう話を夫婦間で繰り返し繰り返しできるからストレスは溜まらない方だけど「仕事と家庭は大変です」。

※「操法(大会)不要論も強く議論されるところであるが、既得権益や消防団員の票を軽視できない政治により、操法(大会)廃止や実災害に沿った訓練への変更等はほぼ行われていないのが現状である」


「消防団のポンプ操法大会が無くなると困る人がいるのでしょうか?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10119070785


Facebookのみなさんのコメント

本来大事にしなきゃあかんところが大事にされてないよね。
地域のために動いて家庭生活がうまくいかなかったら本末転倒。

上のリンク記事にもあったけど、大会も勝ち負けにこだわらず、きちんと技能があればよし、みたいになればいいのにね。
小さい子がいる家庭や、忙しい人は交代でもいいし家族優先デーを作ったりして、家庭も大事にするのがカッコええ男だぜ!みたいな文化を作ってってほしいね。
ほんとに!大会の点数に、家族の満足度も入れて採点!とかだといいね。
いくら技能が上手くても、家族の理解が得られてない団は、減点、みたいな。

うちでは、大会前の二週間は毎日(月〜金)、19時〜21時まで練習です。
片付けまでして、家に帰るのが22時より少し前くらいかな。
大会は毎年あります。

練習の時は、練習後に飲み会なんかはしません。
一週間目の終わりに中間慰労、大会終了後に慰労会はあります。
夜勤の人や、自営業の人なんかは、来られない人もいます。

操法訓練そのものは、必要かなと思います。
消防車にせよ、小型ポンプにせよ、操作を誤れば怪我人が出ます。
つい数年前にも、消化活動中の事故で、水圧で暴れたホースで頭を打って、亡くなられた人もいました。

そうなれば、亡くなられた人も気の毒ですし、事故を起こした人も気の毒です。
とは言え、本職の消防士ならともかく、消防団のレベルで評価を競わせることの意味とか、持ち回りで県大会に出なきゃならないとか、やり方を見直す必要はあると思います。
豊川や豊橋では、皆が出勤する前の早朝に練習していると聞きます。

操法大会は無しだと思ってる。
日々の必要な訓練以外は、かえって人離れの原因だよね。
好きでやってる人が出られる個人戦ってのがあればいいのになー。

それで離婚した人知ってるなぁ。
 消防団は何のためにあるのか?
それを考えたら、必要なことと、削ってもいいことと、なくしてもいいことと、わかると思うんだけどなぁ。
「昔からそうだった」が根強い気がする。
私には消防団のことはわからないけど。
とにかく今の時代に合わせられたらいいねぇ。
地域のことはどうにも「昔からそうだった」になりがち。
「前からそうだった」…これは結局「昔からそうだった」になって、ちっとも変わらなくなっちゃうんだよねー
残念賞。

伝統と革新。変えてはいけないものと、変えた方がいいものと。全てにおいて言えることだと思うー
 

経験者として操法大会の為の操法訓練は無駄だと思います。
当時からそう思っていました。
実践訓練ならば納得です。
ある消防団では脱退騒ぎがありました。
いいか、悪いか。必要か。必要でないか。改善点はどうか・・
現在実際に関わっている人がまずは声をまとめて出しましょう。
表に出ない声は単なる愚痴になります。
想いは言葉に出ない限りは全て現状肯定ということです。
文句や苦情は小学生以下の行動ですが提案や提言、改善は大人の対応ですね。
 
下っ端とかは関係ありません。
むしろ下っ端だからこそ思うことをしゃべっても影響は少ないんですね。
できないならば陰でブツブツ言ってはいけません。
大人ですから。
 

わー、解りますー。
うちも前、住んでたとこは、移住者でしたが、地域のしがらみが多すぎて、旦那さんは新しい仕事も地域活動もで大変で家に帰ってきては荒れてました。
うんざりでしたー。(*_*)
やはり何でもやり過ぎ行きすぎな時代だと思います。

実際に関わってる方たちが改善しようとまとまらないと厳しいでしょうね。
消防団がある地域の方って、素直で実直ですから、意見が出ないんでしょうね。

もう10年も前に退団しましたが、操法練習自体は必要だと思います。
接合も合図も操作も経験ゼロでは実際の火事になると出来ません。

10年経った今でもホース接合や延長はイメージ出来ますが、在団中に経験の無いポンプ操作は手順もスイッチもイメージ出来ません。
必要無いのは大会の順位による見栄と、親睦の名の下の行われる連日の飲み会です。

自治の一つとして「自衛消防のありかた」を皆で考えたらいいと思います。
私の姉がアメリカのニュージャージーにいた時、消防団は主婦で形成されていたそうです。
私も小学校時代に少年消防団に入っていました。

消防団のみならず、日本人は無駄か好き……日本全体がそんな感じです。
企業の会議もしかり、勤務体系しかり、仕事は午前中にして、昼からは家族の時間とする。

ニュージーランドでは、午後3時の交通渋滞は、パパが子供のお迎えにいく渋滞だとか……
その後は、パパ達が子供達に、公園でサッカー教えたりするんだってさ
外国なら出来る?日本では無理?
子供の教育とかの問題よりも、親の働き方……いや人生の過ごし方を見直さないとね〜

私が消防団員だった頃も疑問を感じて、岐阜県の上野和俊氏が立ち上げた「日本消防団協会」のHPを読んだものでした。
http://www.g-web.com/JVFA/
当時、消防団は市が操法大会やるから仕方無いと言い、消防署職員や市の担当者は地域の消防団が一生懸命やっているのに止めろと言えない。
とお互いに責任や意思決定を相手のせいにしていました。

全く不要。
過疎化を助長するだけ。
イジメも差別も増える。初期消火や初期救助をホントにやって欲しければ、操法や階梯なんて廃止した方がいいに決まってる。
少子化時代にこの制度が維持できる訳がない。
青年団でいいし、プライベート組織の方がいいに決まってる。
しゃーなしで現在進行形で入ってるけど、被害者を増やさないために、あと数年やらんとかんかなー。
「機能別消防団」でいいと思うのよねん。

うちもしょっちゅう消防
ただでさえ普通の仕事でもおそいのに、消防あるともっとおそいから、子どもがまだ三歳だから、ほんとに私一人でごはんから風呂から寝るまでやらなきゃならないからくたくた

合併前の足助町消防団では、分団長が一致団結して提案し、足助町操法大会をやめて、その代わりに実火災時の消火作業の動きに沿った、消防署との合同訓練(週末の昼間に実施)に力を入れるよう変革しました。豊田市に合併して、元に戻されてしまいましたけどね。
私もその年の分団長だったのですけど、消防団幹部と、足助町役場の消防担当を説得するのはエネルギーがいることでした。
引っ張ってくれる人がいたのと、分団長全員が結束したからできたのだと思います。
あと、やはり今より小さい組織だったからというもありますね。
操法大会は私も選手のときはそういうものだと思って、優勝するためにがんばってしまいましたが、冷静に考えると、実火災のための訓練では無く、競技でしかない(競技用のホースとかまであります)ので、消防団としての活動に沿った訓練に時間をかけるべきだと思っています。
 

わかるなぁ…
私達が結婚した時は旦那さん副分団長でした。
その後分団長を2年やって、普段は残業で遅くまで、休日は消防…新婚生活なんて有りませんでしたよ😔
理解はしてるんですけどね〜もうちょっとこう…ね!

旧旭町の時は社会人になると半強制入団…みたいな。
その頃、盛んに消防団で頑張ってきた人達は消防の大変さがわかるから、息子には強く消防団に加入を勧めないし、子供も消防団に入るの嫌がって街に出て行く…もっと複雑だったみたいです。

 



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