ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

思い出して、それを話して その1

2015-12-18 09:10:09 | 2015年
ネガティブな時は、そのような話題にのせられてしまう。
存廃のときもそうだった。廃止と決まっていないのに「残念です」というコメントが並んだ。

今回も不安かもしれないけれど、信じてほしい。馬のことを、優しい関係者の人たちのことを、思い出してほしい。そして、その素晴らしいばんえいのことを多くの人に伝えてほしい。
みんなが頑張ってきたことは事実で、ほとんどの人は真面目にやっている。私は自信を持っていう。
存続が決まった時にいわれた「全員参加」、ここで発揮してほしい。それが私たちにできること、すべきことだ。

もちろん今回やったことは悪い。擁護するつもりはない。
やっていなかったとしても、競馬関係者は「疑われることをしてはいけない」。そこを怠れば、騎手、厩務員失格だ。
だから、今はそれ以外の人の話になっちゃうけど。

私がばんえい競馬の人たちを好きなのは、豪快で不器用だけど、すごく真面目なところがあって、馬を大事に思っていて……こんな陳腐な言葉だけではいい表せないくらいの魅力を持っているからだ。
2006年、私がばんえいを守りたい、と思ったのは、ここの人たちが大好きだからだ。

私たちは、馬文化を守ろうとか、ばんえいを残そうとかいって、9年間、関係者の人たちに我慢させていたのかもしれない。

膿は出して、いろいろなところが改善されればいい。今回がチャンスになるよう願っている。

---

ばんえい競馬は、変な噂が先行してしまう。噂を言う人間への怒りは一旦置いといて、原因の一つには、内部の人たちの話が表に出ないことがあるだろう。
恵介騎手が騎乗を休むことがあった。落馬の影響で背中を痛めていたからだとインタビューで書いたけど、遊んでるだのやめるだの噂を聞いたことがある。
全く、勝手なことを言うなと思う。

もちろんこれだけではない。でも、私も取材したことを自由に言える立場でもない。
規制もあるし、可能なのは、こうやってインタビューに織り込むことくらい。
このことも「いいね!ばんえい」をはじめた理由の一つだ。伝えたい、生の声を。

ここ最近、一番騎手にインタビューをしているのは私だと思うのに、このことをきちんと伝えられてきたか。もっと取材もできたのではないか…

今週はダービー。楽しい話で、ばんえいを盛り上げていこう。

そうそう、応援団の数は存続運動のころに比べると格段に多い!涙が出る。頑張ってきた成果だと思う。

※いろいろ思いがあるのですが、私自身が今忙しすぎて倒れそうです…まだまとめてない部分もあるのですが、とりあえずここまで…
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2 コメント

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Unknown (ケリー)
2015-12-19 10:34:31
存続から今日まで、よく頑張ってきたと私も思います。
 
今週のダービーは、これからのばんえいを引っ張っていってもらうセンゴクエースが登場。力をつけてきたキンメダルコウリキ、シリウス、ホウクショウモモ、タキニシサンデー等楽しみですね。

競馬場にはなかなか足を運べないけど、ばんえいは永遠に応援してますよ!
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Re: (ゆか)
2015-12-21 13:41:59
ありがとうございます。
ダービーはセンゴクエースの強さが目立ちましたね。あそこまでぶっちぎるとは…
見た感じでは変わらない競馬場でした。人もたくさんいたし、歓声も同じ。
心の中ではつらいのでしょうが…みんな、強いです。
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