テクノジャンボの格納庫

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747-100A

2014年03月14日 22時25分22秒 | 民間機
こんばんは。昨日、日本のジャンボをまとめましたが、その中に-100’’A’’がありました。-100Aって何ぞやという方もいるはずなので、今日は747初期型にふれてみたいと思います。
747は設計開始時に見積もった離陸時総重量は281tですが、後に309tに引き上げられました。しかし、設計を進めていくと約15tオーバーしていることがわかりました。その結果、さらに離陸時総重量を引き上げ、322tになりました。15tオーバーや322tとか想像がつきませんね。1円玉に換算すると、15tは15000000枚分、322tは322000000枚分です。余計想像がつきませんね。このように当初より大分重量オーバーしていたので、エンジンも推力アップとなりました。そのエンジンも計画通りの性能が出ず燃費も見積より悪かったので、ペイロードを増やすと長く飛べない、長く飛ぶにはペイロードを減らさなければなりませんでした。当時の747は席を埋めるとHNDからはHNLにも届かなかったらしいです。その為、発注各社の期待を悪い意味で裏切りました。こんな状況をボーイングは黙って見ているわけにも行かず、改良型の-100Aを発表しました。離陸時総重量をまた引き上げ構造強化し、燃料を多く積めるようにしました。離陸時総重量は333.3tとなりました。こんな感じの-100Aですが、既に生産されていた747も簡単に-100Aにできたので、結局-100全てが-100Aとなりました。めでたし、めでたし。ちなみに-100Bは離陸時総重量がさらに引き上げられ340tになっています。340tとか想像がつきませんね。1円玉に換算すると、340tは340000000枚、3億4000万円分です。←しつこい?

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