テクノジャンボの格納庫

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キャセイパシフィック航空旅客型ジャンボに終止符

2016年10月09日 23時49分00秒 | 民間機
こんばんは。昨日10/8にキャセイのジャンボがCX8747として香港上空を飛行しPAXジャンボの歴史に終止符を打ちました。10/1の定期便ラストフライトは記憶に新しいですね。最後の最後まで羽田線に充当され1便1便頑張っていました。東京ベースとしてはうれしい限りです。しかし、これも今となっては過去の話。旧啓徳空港を最後に飛び立ち、新チェクラップコクに最初に降り立ったジャンボジェットの退役は香港の、そして航空の歴史の1ページとして刻まれることとなりました。そして、香港の航空は次の翼に託されました。そんな昔を知る大ベテランのシーンをいくつか掲載します。

刻々と退役が迫る中、羽田を出発し滑走路へ向かうB-HKT。元シンガポール航空機でプラット&ホイトッニーのエンジンです。


Tokyo International Airportの看板前をラダーチェックしながら通過するB-HUJ。


異国での夜を過ごしスポットインを待つB-HUI。


朝日を反射し輝くB-HKT。


期間限定の成田線に充当されたB-HUJ。


最後の成田でまっすぐに滑走路を見つめるB-HUJ。


成田のB滑走路に降りることはもうありません。


成田にお別れを告げるB-HUJ。最終飛来日は晴れて良かったです。


雄大な自然をバックに堂々とタキシングするB-HKE。


思えばこのジャンボにはどこか惹かれる部分があり、最後の夏は吸い寄せられるようにして追いかけていました。個人的には親しみがあるのに多くの便が設定されていたわけでもなく、記録も少ない、近くて遠い存在であったと思います。またキャセイとしては旧々塗装を纏った機種の退役ということでもありますね。VRレジ時代を知るのも747が最後です。今後ブラッシュウイングはフレイターのみとなり寂しいです...。
これでまた1つ、日本からジャンボが去ってしまいました...。