Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

エンドレスになりそうなおしゃべりのあとで思うこと

2023-12-26 09:10:04 | えとせとら

昨日の夕方、息子がやってきました。

実家近くのかかりつけ医で薬を出してもらうためでしたが、そろそろ今自分が住んでいるあたりへ変わったほうがいいんじゃないの?とアドバイスしています。

実家に顔を出してくれるのはいいけれど、急に体調が悪くなったりインフルやコロナになったりしたときに、わざわざ電車で来るわけにはいかないもんね。

息子は娘と違い、それほど頻繁にLINEメッセージを送ってきませんが、その代わりこうしてたまに家に帰ってくると、ずっとしゃべりっぱなし。

それほど口数が多い性格ではありませんが、たわいもない話がエンドレスで繋がっていくのはまるでガールズトークに近いものがあります。

彼はわりと昔の曲、相方や私が若い頃だったり、彼が生まれたときや子ども時代に流行っていた曲が結構好きなので、特に音楽の話で盛り上がります。

私は息子が興味のあるものすべてについてよく知っているわけではないけれど、自分に興味がなくても話を聞くことはできますが、相方は自分が興味がない事柄だとほぼ話にのらない

タイプ。

そんな相方と息子はかなりキャラや好みが違いますが、音楽や競馬の話なら会話が成立します。共通の話題があってよかったなと思いますね。そうでなかったらあまり気持ちが通じ

合えない父子になっていたかも。

 

私は人見知りが激しいほうだと自認しているし、よほどでないと心の鎧を脱いで人と付き合うことができませんが、自分では人と話をするときに、相手のどんな話題にも対応できるの

ではないかなと思っています。ちょっと自負しているかもしれません。

小学生くらいから若かりし頃までずっと漫画家は憧れの職業で、自作の漫画を投稿してもいました。いつも「あと一歩」どまりでそこから先へは進めませんでしたが、憧れの漫画家

だったかそれとも漫画家になるための心得みたいなものに書いてあったか忘れたけれど、いろいろなことに興味を持つことが大事、みたいなことが書いてありました。

なのであまり深掘りはしなかったものの、間口は広く。今のようにインターネットもない時代なので得る情報は本などがほとんどでしたが、なるべく様々なことに興味を持つように

してきたことで、例えば初対面の相手などでも話題の糸口さえつかめればその後会話が続けられるのではないかな?と思っています。

もっともその糸口がなかなか見つからない場合もあるんですけどね。特に若いときには自分から話しかけるという芸当?ができませんでした。

おばさん力(おばあさん力か?)がしっかり身についてきた今だと、バス待ちのときに居合わせた人(それも大抵年配者)とどうってことないことから話が始まることもありますね。

これがおかしいことに、バス待ちのときにはそういうことはそこそこある話なのに、電車を待っているときにはあまりないんです。バス停と電車のホームだと広さが違うからでしょうか。

よく仕事中など、眠くなったときに誰かと会話をすると目が覚めてくる、ということってありませんか?私はよくあります。

それだけ会話によって寝ていた脳が起こされて、さらにリフレッシュするのかも。

息子とエンドレスになりそうなおしゃべりをしながら、会話をするって大事だなと思いました。それも深刻な話でないものがいいけれど、口に出すことで気持ちも楽になることも

あるから、話題の明るい暗いはあまり関係なくて。ただおしゃべりのあと、話をしてよかったと思えるようでありたいとは思います。