昨日から確定申告の受付が始まりました。コロナ禍で期間が1か月延長になったことで、心理的にはかなり楽。
かといってやらなきゃならないことには違いありません。あまりゆっくりし過ぎて締め切りギリギリになって慌てるのも嫌なので、昨日も帳簿のチェックをしました。
案の定、事務処理の間違いなども少しですが見つかりました。本当にそそっかしいなぁと自分のことながら呆れます。
そそっかしいのは元々ですが、若い頃と違って少しは慎重に物事を進めるようにはなりました。これも年の功というより、自分が当てにならないからに他ならない
からなんです。
でもいつまでたっても、提出した後で間違っていないか心配になる小者の私。多分今年もそうなるでしょうし、E-TAXで初めて申告するので、何度もおろおろする
ことでしょう。
さて、私は日記帳にしろ手帳にしろ、そしてカレンダーに至るまで、1月始まりのものをずっと使い続けています。というか、もうそれは当たり前のことに
なっています。
4月始まりのものに比べると、1月始まり(日記などは前年10月スタートのものもありますが)のほうが種類が豊富で、選ぶ楽しみ(時に苦行:笑)もより
大きいとずっと思っていました。
ところが、先月だったか、セリアの売り場の横を通り過ぎたときに、「え?」と思うカレンダーを見かけたんです。
1月始まりのもので同じタイプのものは見かけなかったのですが、何に「え?」と思ったかと言うと、そのしゃれた雰囲気。
なによ、100均のくせに、こんなしゃれたもの、しかも4月始まりで作るなんて。卑怯者ーっ!と心の中で叫んでみた私。
そのときはこれまた心の中で舌打ちして通り過ぎたのですが、その後もやっぱり気になって仕方ない。
かと言ってもう家の中には充分カレンダーがあるし、だいたい昭和な家には似合わないよねぇ・・・・・・
そこでふと思い出す。
畑の家の台所の壁に、以前カレンダーを掛けていたことを。
数年前まで私の好きなイラストレーターさんのカレンダーを掛けていました。ヨーロッパの街の風景やおいしいものが描かれていて、インテリアとして
楽しめるものでしたが、たまにしか行かない畑の家に千円ちょっとするカレンダーはちょっともったいないような気がして、ここ数年は空き家、いや、
空き壁状態。
壁に絵など掛けてあると、台所のごちゃごちゃしたものから視線を逸らせることが出来るので、何かまた飾ってもいいかなと思わないでもなかったよね、私。
そんなふうに100円+税のカレンダーひとつ買うのにも何か理由を探す、面倒くさい性格の私。だってそうでもしないと家の中にものが溢れるんだもの!
あーだこーだと書きましたが、結局物欲に負けて買ってしまいました。
100均のクオリティーとしてはなかなか、だと思いません?
どの月の写真も生活空間を切り取った写真だけれど、生活臭はない。今どきの家ならどこでも似合いそうな感じがしますが、自宅では似合う場所はほぼありません。
畑の家だと目に留める機会も時間も少ないのがとても残念だけどな~。気に入ったものは常に目にしたい性質なので、もしかするともう1つ買ってきて
無理やり自宅にも掛けるかもしれない。そういうことをやりかねないのが私という人間です。60をとうに過ぎてもこの様ですわ。