昨日の夕方に札幌に戻りました。
一昨日の宮城県ツアー初日は、新千歳発8時20分の飛行機で仙台空港へ。
仙台空港からは総勢14名がバスで一路石巻市へ向かいました。
昨年一月末以来の石巻市。
かなりがれきも処理されて,表面上はきれいになっていました。
最初の研修先は「移動支援Rera」さん。
https://www.facebook.com/ishinomaki.rera
震災からすぐにボランティアに入って、障がい者や高齢者の移動支援を行っています。
昨年末の政権交代によって「新しい公共」が消え去ってしまい、NPOなどに対する支援が大幅に減少しています。
宮城県を始め、石巻市など地元の行政は手助けしてくれない。
東北地方独特の家族や地縁・血縁と言った「自助」の精神で,札幌とは福祉に対する考え方が大きく違う事に,大きな衝撃を受けました。
このままでは到底自力で運営を続けることが出来ない現状。
資金的に大変厳しいReraさんを皆さん是非応援して下さい!!
私も政治の中で国会議員と連携を取りながら、頑張っていきます。
このような頑張っている方たちに手をさしのべて行くのが、本来の政治の役割だと痛感しました。
お昼には「石巻まちなか復興マルシェ」にお邪魔して昼食です。
偶然、新十津川中学校の生徒さんがいらしていて、「花は咲く」を合唱していました。
校長先生にもご挨拶させて頂きました。
石巻市は石ノ森章太郎のふるさと。
マンガ記念館もあります。
廃校となった校舎も未だに残っています。
「がんばろう!石巻」
石巻市は仙台に次ぐ宮城県第二の都市。
その市が宮城県では一番の被害を被った・・・その爪痕はまだまだ大きく残っています。
東日本大震災では、鯉のぼりの上まで津波が襲ったことを矢印が示しています。
石巻のこの地点でもここまでの津波が襲いました。
線香をあげ、お参りさせて頂きました。
見づらいですが、アスファルトに書かれた「復興するぞ!」の文字。
震災から二年を経た今も復興に向けて頑張っている,地元の人たちを忘れてはならないと、改めて認識しました。
続いては日和山公園へ。
公園から見た石巻の海・・・震災前はもっと美しかったのに,と地元の方は嘆き、涙したそうです。
石巻城趾
奥の細道にも
辛うじて八重桜が残っていました。
未だにがれきが積み上げられていました。
夜は石巻市をあとにして,松島海岸駅からJRで仙台市に移動。
地元に支店を出している道内企業の重役,全国企業の仙台支店長,新たに仙台に進出しようとする道内企業トップとのマッチングでした。
これも今回の研修の大きな目的です。
商談と懇親,上手く行きそうです。
国分町には人がいっぱい。
復興特需は続いていますね。
続きはまた明日。
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