前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

塩竈市

2013年05月20日 | インポート

二日目は宿泊先の仙台市から塩竈市へ。

爽やかな良い天気でした。

塩竈の「竈」は簡単な「釜」だと思っていたのですが,正式にはこの難しい字だそうです。

優良な漁港を持つ塩竈は生マグロで有名な港町。

それだけに震災の被害も有りました。

始めに訪れたのは鹽竈神社。

志波彦神社・鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市にある神社(二社が同一境内に鎮座)。志波彦神社は式内社(名神大社)。鹽竈神社は式外社、陸奥国一宮。両社合わせて旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「塩竈桜」。鹽竈神社は、全国にある鹽竈神社(塩竈・塩釜とも表記)の総本社である。Wikipediaより

山一つが敷地になっていて,歴史を感じさせる荘厳な神社です。

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安産と海の神様の鹽竈神社

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天然記念物の「鹽竈桜」

しっかり参詣させて頂きました。

続いては神社のすぐそばにある「浦霞(うらかすみ)酒造」さんへ。

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享保9年(1724年)に酒造株を譲り受け、以来藩主伊達氏の崇敬が篤かった鹽竈神社の御神酒酒屋として酒を醸して今日に至っている「浦霞」さん。

「塩釜のの松風むなり  八十島かけて春やたつらむ」

と言う金槐和歌集の歌から銘柄名としたそうです。

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この日はたまたま木桶での仕込み作業を行っていました。

今では木の桶は稀。

滅多に見られる場面では無いそうでラッキーでした!

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290年もの歴史を感じさせる佇まいです。

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大震災では震度6の地震と津波が酒蔵にも押し寄せ、約3万本もの酒が被害に遭ったそうです。

1本1000円にしても・・・大きな金額です。

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地元の酒屋さんからも被害の状況を伺いました。

早くから近い将来、東北沖地震が起きることを想定して県としてもハザードマップも作っていたし、地震が起きたら津波が来る事。

その前に逃げる事をとっさに考えたそうですから,いかに普段から知識を身につけ、備えをしておくかが大切か,お話しから痛感しました。

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お昼には塩竈の港近く,「マリンゲート塩釜」で昼食です。

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お寿司を頂きました。

すぐそばの海沿いを走る、国道45号線は「みやぎ寿司街道」と言うくらい寿司屋が多いんだとか。

美味しかったです。

その後は14時40分発の飛行機で帰札。

短い旅でしたが,東日本大震災を改めて想い出し、東北の方々を忘れず復興に寄り添う姿勢が,今でも必要なことを再認識した旅でした。


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