前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

裏切り者??

2009年05月15日 | インポート

今日は午前中、北海道アイヌ協会総会に代理出席。

「ウタリ協会」から「アイヌ協会」へ名称を変更してから、初めての定期大会です。

長年にわたる人種差別、偏見に耐え、やっとの思いで手に入れた「アイヌ民族を日本の先住民族とすることを求める決議」。

昨年6月6日、衆参両議院において全会一致で採択されました。

一昨年9月に採択された「先住民族の権利に関する国連宣言」以来、日本においてもアイヌ民族を取り巻く状況は大きく変わってきています。

政府は、この国会決議を受け内閣官房長官の下に、総合的な施策の確立に取り組むため「アイヌ施策のあり方に関する有識者懇談会」を設置し、本年8月頃までに報告書が提出される運びとなっています。

本日出席していた鈴木宗男先生もおっしゃっていましたが、“美辞麗句”を並べるのではなく、実際に法律を作ることによって、アイヌ民族を守り、アイヌ文化を継承していくことが必要とされています。

そう言う意味においても、政治の果たす役割は大きなものがあります。

さて、今日のアイヌ協会総会が始まる前の控え室。

久々に議員秘書同士が顔を合わせたのですが、ある議員秘書から冗談半分に「裏切り者」と言われました。

「北海道が鳩山でまとまろうとしているのに何故はちろ代議士だけ(?)が岡田さんを応援するのか?」

新聞報道にも出たように、社長が岡田支持を打ち出したのは周知の事実ですから、言っている意味は分かりますが、選挙ですから誰に入れるかは個人の判断。

まして秘書の私に「裏切り者」と言われても笑うしか有りません。

衆議院議員たるもの「一国一城の主」。

それぞれが命を張って生きているわけで、他の秘書にガタガタ言われるものではないと思います。

社長は社長の生き様の中で、考えての岡田支持だと思っています。