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'07/07/28の朝刊記事から
親方真っ青 朝青龍の巡業「半永久的にいらん」
相撲協会つっぱり
腰の疲労骨折で夏巡業の休場届を出しながら、帰国中のモンゴルでサッカーに興じていた横綱朝青龍について、日本相撲協会巡業部は27日、東京・両国国技館で緊急会議を開き、夏巡業を全休させると決めた。
大島巡業部長(元大関旭国)は「参加しなくても結構」と話した。
8月3日から始まる夏巡業は20日まで、東北、北海道など17カ所で開催。
朝青龍の問題行動について、ほぼすべての開催地の勧進元やチケットの購入客から巡業部へ抗議が殺到した。
事態を重く見た高田川契約推進担当副部長(元大関前の山)は「巡業部としてはお断り。半永久的にいいくらいの気持ちだ」と厳しい姿勢を示した。
これに対し、朝青龍の師匠の高砂親方(元大関朝潮)は「帰ってきたら巡業に出させるように話す。今のところは月曜日(30日)に日本に戻ります」と相撲協会広報部を通じてコメントし、巡業途中からでも参加させたい意向を示した。
また朝青龍が提出した診断書が発表され、内容は「左肘内側側副靱帯(じんたい)損傷、左尺骨神経障害、急性腰痛症、第5腰椎(ようつい)疲労骨折で約6週間の休養、加療を要する」だった。