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080903 露鵬と白露山 大麻陽性

2018-08-14 09:39:58 | 社会
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'08/09/03の朝刊記事から

露鵬と白露山 大麻陽性
警視庁 北の湖部屋捜索


ロシア出身の力士、西前頭三枚目露鵬(28)=本名ソスラン・ボラーゾフ=と弟の東十両六枚目の白露山(26)=本名バトラズ・ボラーゾフ=が、日本相撲協会の検査で大麻の陽性反応が出たことから、所持していた疑いが強まったとして警視庁は2日夜、2人が所属する大嶽部屋と北の湖部屋を大麻取締法違反容疑で家宅捜索した。

相撲界ではロシア出身の元幕内若ノ鵬が8月に大麻取締法違反で逮捕されており、薬物疑惑がさらに拡大。

白露山の師匠である相撲協会の北の湖理事長の進退問題に発展するのは必至だ。



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理事長進退 波及は必至

相撲協会が同日実施した抜き打ちの簡易尿検査で大麻の陽性反応が出たため、警視庁に通報した。
大麻取締法は使用について罰則はないが、警視庁は大麻を所持していた疑いがあるとして部屋の捜索に踏み切った。

2人は元若ノ鵬と親交が深かった。
相撲協会の事情聴取に大麻使用を否定して潔白を訴え、精密な検査を要望した。
2人の尿サンプルはドーピング検査機関に送られ、3日から48時間以内に正式な判定が下る見通し。

相撲協会で力士死亡の再発防止検討委員会委員を務める大西祥平・日本アンチ・ドーピング機構専門委員によると、同じ尿で露鵬は3回、白露山は2回検査したが、すべて同様に陽性だった。
少なくとも2、3日以内に体内に入らないと陽性反応は出ないという。

今回の検査は元幕内若ノ鵬が逮捕、解雇されたのを受けての措置で、大麻と2種類の覚せい剤に対する、テストだった。




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露鵬、白露山兄弟
露鵬(28)と、白露山(26)の兄弟は、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された若ノ鵬(解雇)と同じロシア北オセチア出身。
2002年夏場所、そろって初場所を踏んだ。
部屋は兄の露鵬が大横綱大鵬が興した大鵬部屋で、現在は元関脇貴闘力が継いで大嶽部屋となっている。
弟の白露山は元大関北天佑の二十山部屋で、06年に二十山親方の死去に伴い、現理事長の北の湖部屋に移籍している。

露鵬は04年秋場所の新入幕で10勝を挙げて敢闘賞。
将来を嘱望されたが、血の気が多く06年名古屋場所ではカメラマンを殴打して3日間の出場停止処分を受けた。
最高位は小結。
白露山は05年名古屋場所が新入幕。
幕内で目立った活躍はないが、冷静な性格で粗暴な兄を抑える役目も担っていた。
最高位は前頭二枚目。




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調べてもらえばいい
北の湖理事長(元横綱)の話


(弟子の)白露山は2週間前に(警察から)事情聴取された時に何も言われなかったが、(今日の)検査でちょっと出たようだ。
疑いがあるというなら、よく調べてもらえばいい。
(露鵬を含め)2人とも疑いがあったと聞いている。



撮影機材
Kodak DC4800



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