Kodak DC4800
'07/08/27の朝刊記事から
イージス情報 三佐 資料持ち出し関与
流出ルート全容解明
イージス艦中枢情報の資料が海上自衛隊内で流出、拡散し二等海曹が隠し持っていた事件で、資料を作成した海自プログラム業務隊(現・開発隊群、神奈川県横須賀市)に所属していた三等海佐が資料の持ち出しに関与した疑いがあることが神奈川県警と海自警務隊の26日までの調べで分かった。
資料は第一術科学校(広島県江田島市)に渡り、教官だった別の三佐が持っていたところを同僚教官の一等海尉(48)がコピー。
学生だった隊員らに渡すなどして海曹士クラスの隊員らに拡散し、二曹に渡った可能性が高いことも既に判明。
流出、拡散ルートの全容がほぼ解明されたのを受け、県警と海自警務隊は週内にも日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反容疑で、持ち出した疑いがある三佐や教官だった一尉ら幹部を含む隊員の自宅や関係先を一斉に家宅捜索。
立件へ向け詰めの捜査を急ぐ。