080615 魚釣島沖事故で両船長書類送検

’08/06/15の朝刊記事から

魚釣島沖事故で両船長書類送検

尖閣諸島・魚釣島沖で台湾の遊漁船が領海警備中の海保巡視船と衝突し沈没した事故で、第11管区海上保安本部（那覇）は14日、業務上過失往来危険などの疑いで両船の船長を那覇地検石垣支部に書類送検した。



書類送検されたのは、鹿児島海上保安部所属の巡視船こしきの堤信行船長と、台湾の遊漁船連合号の何鴻義船長。



11管本部の調べでは、魚釣島沖で10日未明、堤船長は船名確認のため連合号に接近した際、同船との距離を十分確保せず、また何船長は回避行動をとらず自動操舵のまま航行を続けたため、両船の衝突事故を招いた疑い。




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080615 イラン人２人不法入国で逮捕

’08/06/15の朝刊記事から

イラン人２人不法入国で逮捕

【稚内】稚内署と稚内海保は14日、出入国管理法及び難民認定法違反（不法入国）の疑いで、いずれもイラン人の自称自動車販売修理業、カゼミ・アブルファズル容疑者（31）とエブラヒミアザルシャラビアニ・アッバス容疑者（39）と、２人を運んだ貨物船長のセルゲイ・デミドフ容疑者（32）らロシア人5人を逮捕した。



調べによると、ロシア人5人は13日午前7時40分ごろ、カンボジア船籍の貨物船「 SARGAN（サルガン）」（28トン）にイラン人２人を乗せて稚内港に入港、日本に不法入国させようとした疑い。



同船は活ガニを積み、12日にサハリン州コルサコフ港を出港した。
調べに対し、デミドフ容疑者は「ユジノサハリンスクのロシア人船主に頼まれ、洋上でほかの船にイラン人２人を乗り換えさせようとした」などと供述している。
同署などは、イラン人2人が不法入国しようとした目的などを調べている。





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