備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080415 日ロ外相会談 北方領土「真剣に協議」

2014-01-19 16:34:56 | ロシア
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’08/04/15の朝刊記事から

日ロ外相会談 北方領土「真剣に協議」
自由訪問 渡航枠拡大で合意


【モスクワ14日加藤雅毅】ロシア訪問中の高村正彦外相は14日、モスクワでラブロフ外相と会談し、北方領土問題解決に向け、「さらに真剣に協議を続ける」(高村外相)ことで一致した。
また、7月の北海道洞爺湖サミットに向け両国が協力することを確認、サミットの際に日ロ首脳会談を行なうことでも合意した。

高村外相は会談後の記者会見で領土問題について「残念ながら具体的な進展があったわけではない」と指摘。
ラブロフ外相は「忍耐を持って取り組む」と述べた。

両氏はまた、4月下旬に予定される福田康夫首相のロシア訪問を念頭に、首相とプーチン大統領の首脳会談を行なうことを確認。
日程は、なお調整を続けることになった。

洞爺湖サミットに関しては、高村外相がメドベージェフ次期大統領に対する福田首相からの招待を正式に伝えた。

一方、1999年から行われている北方領土への自由訪問について、元島民と配偶者、その子供としていた渡航枠を「孫」「子供と孫の配偶者」まで拡大し、医師の同行も可能とすることで合意した。
元島民の高齢化に対応した。
今年夏から実施する。

ラブロフ外相はシベリア抑留中に死亡した日本人に関する追加名簿を提供。
ロシア側はビロビジャンのユダヤ自治州の134人分と説明した。

また、ロシア空軍の爆撃機が2月に伊豆諸島南部の日本領空を侵犯した問題について、ラブロフ外相は「意図的に領空を侵犯したものではない」と述べ、ロシア側として事実上、初めて領空侵犯を認めた。


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