蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

iPS細胞への夢

2017年07月21日 | 身辺雑記
 今年もまた感謝状が来た。
 iPS細胞の山中教授から。

 ノーベル賞をもらう前からのファンだったから、寄付金を募っていると聞き、毎年、ほんの少しだけ。
 定期的に寄付する方法もあるが、来年はどうなるか分からない。
 だから、1年に1度。
 山中教授の偉業が、どんなにすごいことか、当時の主治医が言っていた。
「あれは、今までのノーベル賞の10個分くらいの価値がある」と。


 最初の年は、寄付金集めの協力もしてみた。振込用紙50枚。
 振込用紙を持って郵便局へ行ったら、
「京大出ですか、って、聞かれたのよぉ」と、
 同じように喜んで、協力してくれた人は30枚。
 
 が、人はさまざま。
 詐欺かもしれない、気をつけたほうがいいと言われ、友人と私は傷ついた。
 二人とも、お人よしだったかもしれない。

 大抵年に1回、京都と東京で講演会がある。
 私はもちろん参加できないが、友人は出席した。
 終わったあと、10名ぐらいずつ、山中教授と写真を撮ってもらえたそうである。
 ミーハーの私は、どんなに羨ましかったことか。


 
『CIRA』という名のニュースレターがメールで送られてくるが、理系に弱い私には、あまり分からない。
 ダウンロードして、神経系統の個所を読んでみたりする。

 もちろん、私が生きているうちには、間に合わないが、
 将来、私のような苦しみを味わう人がいなくなるように
 と願ってのことである。
 



←ツイートはプロフ写真窓下の鳩マーク
 


最新の画像もっと見る

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とみちゃんくん)
2017-07-21 20:20:05
山中教授は現代の偉人ですね。
彼の研究が多くの命を救う時代が来ると思います。
そんな方とのご関係素晴らしいですね。
同じ人類愛をお餅だからだと思います。
貴重ですね。
返信する
知りませんでした (呑兵衛あな)
2017-07-21 20:33:51
そのような寄付が有るのですか。
黄班変性の私もiPS細胞の本格的な実用化を心待ちする一人です。
相乗りさせていただきます。
返信する
Unknown (藤の花)
2017-07-21 20:34:06
凄いね、一度面談したい。(無理か)
返信する
とみちゃんくんさんへ (つゆ)
2017-07-21 20:52:42
知り合うもなにも寄付すると、メールで連絡が来るのです。
そのころは、今より元気がありましたから、ご挨拶文を入れて、友人知人に送り付けたので、イヤな思いをした人もいただろうなと思います。

人類愛というお餅、どうもありがとう。
返信する
呑兵衞あなさんへ (つゆ)
2017-07-21 21:01:15
黄斑変性は、もう実体治験?もしている大学病院もありますよね。
一番進んでいるようですね。
↑ に連絡すれば、振込用紙を送ってきます。
返信する
藤の花さんへ (つゆ)
2017-07-21 21:06:04
ブログの偉人に山中教授の名があったので、思いだしました。
京都の講演の通知が来たら、お知らせしましょう。
返信する
Unknown (みのり)
2017-07-22 09:26:00
つゆさん

 IPS細胞の
山中教授に毎年寄付を
されているようですね
さすがつゆさんですね
 感謝状が届くのですね
すばらしいです。
返信する
みのりさんへ (つゆ)
2017-07-22 09:41:24
ない袖を振り絞って、涙とともに…というほどの金額ではないのです。

資金面では苦労されているようですよ。
聴講に来た人と写真を撮るのも、
毎年、マラソン大会をおやりになるのも、すべては資金調達のため。

たしか、みんなが自由に使えるようにと、特許にしていないとか。
詳しいことは、私もよく分かりません。
返信する
こんにちは (ハナコおばさん)
2017-07-22 16:00:29
こういう寄付の仕方もあるのですね。
iPS細胞、早く実用化していただきたい、黄班部が弱く視力の下がっている私には切実な願いです。
充分な資金を日本の政府は出せないのでしょうか。
返信する
ハナコおばさんへ (つゆ)
2017-07-22 18:26:38
加齢性黄斑は、一番研究が進んでいるようです。
2年くらい前に、テレビでやっていましたよ。

最初は、自分の細胞から作っていたけれど、それでは時間がかかるので、健康な人の細胞から作りおきして云々とかも聞きました。

そうですよぉ、森ソバや加計ソバなんかより、ねぇ~
返信する

コメントを投稿