蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

花に追われて

2018年05月31日 | 散歩道から
 この時期は花に追われるようである。
 あちらでもこちらでも、咲いては終わっていくので、アップも遅れるばかり。
 今日は、大盤振る舞いだ、よぉし、持ってけ、ドロボー、とは寅さんのセリフで。
 ドクダミ、実家の庭にもあり、さわると手がとても臭くなったっけ。

 近づけば、清楚できれいな花である。ただ、赤みをおびて、なんだかくたびれているようだ。

  これも、よく分からず。

「バラよ、バラよ、なぜあなたはバラという名なの」という台詞は『ロミオとジュリエット』で有名。
 ジュリエットがロミオに出会い、宿敵の家の息子と知り、「ロミオさま、なぜロミオさまなの」と宿命の出会いを表す台詞だった気がする。
 バラは、花の女王であると同時に、ロマンスやミステリーの女王でもある。

 立ち葵、これもまっすぐな姿がいい。

 建物の影になるほうは、花が遅い。

 よく咲いている側へ。

 6歳年上の姉が言っていた。満州では、立ち葵がよく咲いていたのよ、と。

 炎天を咲きのぼりゆく立ち葵ソ連侵攻のあの年の夏  by つゆ

 信号を渡ったところに、毎年咲いているこの花。

 白いのは、少し弱弱しい。

 矢車草もけっこう見る。昔から知っている花があると、うれしい。

 この白い花も素敵。清楚で品があって。ワタクシみたい? じゃない!

 これは、もうご存知のゼラニウム。ベランダにプランターをいくつも並べて咲かせていたっけ。
 意地の悪い友人に「花に淫している」と言われたっけ。今は、もっと花に淫してますよー

 またしても、かわゆい花。
 ヨーガンレールの柄みたい、昔のね。(最近、なんでも昔をつけざるを得なくなった)。

 この花、耳を寄せると、妙なる音が聞えてきそう。

 葉っぱは真っ白だから、立ち枯れかと思っていたら、花を咲かせるのね。

 うん、お見事!

 昨年夏にアップして、名前を教えていただいたのに、今回調べたら、コメント欄は消えていた。
 写真の下に、名前を書いて整理しておけばなぁ。