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ヘンリー王子とメーガン妃、がんを公表したキャサリン皇太子妃に密かに連絡をとる


キャサリン皇太子妃がビデオメッセージを発表するまで、ヘンリー王子とメーガン妃もがんのことを知らなかったという。

BY YOKO NAGASAKA公開日:2024/03/25



WPA POOL//GETTY IMAGES


現地時間3月22日(金)にビデオメッセージを発表、がんの診断を受けたことを明らかにしたキャサリン皇太子妃。予防的な措置として化学療法を進めていることも公表した。


このことが報じられるとロイヤルファミリーと対立中のヘンリー王子とメーガン妃が声明を発表。「ケイトと彼女の家族の健康と癒しを祈ります。彼女たちがそれを静かで平穏な状況で得られることを望んでいます」とコメントした。


この公のメッセージだけでなく、王子と妃が個人的に皇太子夫妻に連絡を取っていたことが明らかになった。テレビ局「ITV」のロイヤルレポーター、クリス・シップがSNSで明かした。「皇太子妃ががんを公表した後、ヘンリー王子は兄のウィリアム皇太子に連絡した。ヘンリーとメーガンは2人とも皇太子夫妻と密かに連絡を取っている。それが電話なのか、ビデオ電話なのか、テキストメッセージなのかはわかっていない」。


王子と妃もこのビデオメッセージが公開されるまで皇太子妃ががんと診断されたことを知らなかったと関係者は語っている。新聞「ニューヨークポスト」に「夫妻はまったく教えられていなかった。世界の人々がニュースを見たのと同じタイミングで初めて知った。これは彼らが引き起こした取り返しのつかないダメージを示している」とコメント。ロイヤルファミリーと王子夫妻との間の「信頼関係は崩れ、王室は王子夫妻から距離を置くことに問題は感じていない」。だから皇太子妃の病気についても知らせなかったと話している。


PRの専門家のライアン・マコーミックは、今回の皇太子妃の病気をきっかけに皇太子と王子の確執が解決する可能性があると新聞「ミラー」に語っている。王子夫妻が声明をすぐに出したことは「今後の展開が前向きなことを示している」「がんの公表の重大性は王子が抱いていた長年の恨みを消すほど大きなものかもしれない」と話している。


とはいえ皇太子と皇太子妃が、プライバシーが守られた環境で治療を進めたいと思っているのはビデオメッセージからも明らか。一方の王子と妃は事実かどうかはさておき、これまでたくさんのことを暴露しまくってきた。今の状況に置かれた皇太子夫妻がその2人を再び信頼できるようになるのかは定かではない。ちなみにイギリスの世論は王子夫妻に対して厳しい。新聞「エクスプレス」が皇太子妃の発表後に実施した調査によると「ヘンリー王子はイギリスに帰って公務に復帰するべき」と考えている人は5.7%。93.7%の人は「戻るべきでも公務に関わるべきでもない」と答えている。


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3/25(月) 8:42配信


取材に応じる元王室広報担当者のディッキー・アービター氏

イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃は、22日、がんの治療中であることを公表しました。これを受けて、国内外から多くのお見舞いの声があがっているほか、チャールズ国王もがんの治療中であることから、王室メンバーの健康状態への懸念も高まっています。今後の王室の動きについて、元イギリス王室の広報担当者に取材しました。 22日、キャサリン妃が、がんの治療中であることを明らかにしたことを受け、故・エリザベス女王や、当時のチャールズ皇太子(現・国王)の広報担当を務めたディッキー・アービター氏が、NNNの取材に応じ、今後の王室の動きについて語りました。 ――キャサリン妃のがんの公表についてどう感じましたか? とても勇気のいるメッセージだったと思います。彼女は1月に腹部の手術を受け、その時の発表では、がんとは関係ないということでした。しかし、その後、医療チームが調査した結果、彼女はがんであることがわかり、現在は治療中であるという事実が判明しました。しかし、彼女がビデオメッセージで自身健康状態で悪いところを公表したことは、とても勇気のいることでしたし、家族として子供たちに伝えるという意味でもとても勇気のいることでした。イギリスの人々はこのニュースに非常にショックを受けています。 キャサリン妃が、がんであることを公表したのは、腹部の手術を受け、療養後には公務に復帰するという発表があったからです。実際にはがんの治療を行わなければならないために、公務に復帰ができないので、健康状態を公表したほうがいいという結論になったのだと思います。もし公表しなければ、この数週間、陰謀論を唱える人々が現れだしたように、人々はキャサリン妃のことを疑ったでしょう。私はこの件が収束し、陰謀論を唱える人々が姿を消し、馬鹿げた考えから解放されることを願っています。ネット上を中心とした陰謀論は、ウィリアム皇太子とキャサリン妃にとって明らかに心を傷つけられることであり、だからこそ彼らはこのような形で公表したのだろうと思います。 ――これまでキャサリン妃の健康状態をめぐって様々な噂やフェイクニュースが流れていましたが、このことについてはどう感じていますか? 率直に言って、陰謀論を唱えている人々は、イギリスにおける君主制の仕組みについてまったく何も知らないのです。馬鹿げた話をでっち上げるのです。残念ながら、ソーシャルメディアは自浄作用が働かないため、このような人たちがばかげたことを言いふらし、逃げ回ることを許している状況です。しかし、イギリスの王室は強く、これまでにあらゆる嵐を乗り越えてきました。率直に言って、ソーシャルメディア上の陰謀論を唱える人々ができる最善のことは、黙っていることです。もしくは彼らに必要なのは、カウンセリングだと思います。 ――チャールズ国王もがんの治療中です。この難しい状況の中で、イギリス王室はどう対処すべきだと考えていますか? とても難しい状況です。がんの治療を受けている2人の王室の中心メンバーがいるのですから。その代わりに、カミラ王妃が公務を精力的に行い、ウィリアム皇太子は国中を駆けめぐって、公務をこなしています。王室はスリム化されましたが、ほかにも精力的に公務をする王室メンバーがいるので、王室はこれからも機能するでしょう。例年5月以降は公務が多くなるので、ウィリアム皇太子はより多くの公務を引き受けることになるでしょう。一方で、チャールズ国王とキャサリン妃が満を持して公務に復帰できる日が早く訪れることを祈っています。 ――ウィリアム皇太子にかかる期待も大きくなると思いますが、この状況で皇太子が担う役割については? ウィリアム皇太子は、これまでしている公務を引き続き行うでしょう。3人の子どもたちがこの件で動揺しないか心配しているとは思いますが、公務を続けるしかありません。イースター休暇では子どもたちとの時間を作るとは思いますが、王室ができる限り通常通りであることを目指すためには、キャサリン妃ががんの治療中であっても、公務をこなしていくしかありません。 ――メディアの一部の報道では、ヘンリー王子が王室への一時復帰を望んでいるという話もありますが、この状況でのヘンリー王子についてはどうお考えになっていますか? そのような報道は承知していますが、王室が復帰を望んでいるかどうかは分かりません。ヘンリー王子夫妻が国を離れていた4年の間に作られた悪い話が多すぎます。2021年にはオプラ・ウィンフリーのインタビューで王室をこき下ろし、おととしには配信番組で6時間にわたって王室を批判しました。今の王室メンバーに真剣に受け止められているとは少しも思えないですし、結局のところ、すべては自分たちのためなのだと思います。私は、チャールズ国王とキャサリン妃が治療を受けている間、ヘンリー王子夫妻はカリフォルニアに留まり、イギリスにいる王室の中心メンバーたちにすべてを任せた方がいいと思います。


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最終更新:3/25(月) 8:42日テレNEWS NNN


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