辿り着いてわかること。

色々ありつつも、
昔からわたしは
『死ぬなんて、一番悲しい事だし、一番苦しい事だよ』
って、言う側だった。


キレイゴト


そんなの、ただのキレイゴトだった。
直面した人にしかわからないと思った。
それが、他の人にとって、なんてことない事でも。
怒っちゃうくらい、些細で、どうでもいい事だとしても。


本人にしかわからないと。
今、わかった。



まず『死』とか、そんなに考える事がなくて。
本当に凄く悩んでる人とか、酷い目に遭ってる人とか、
そんな人だけが口にする言葉だと思ってたから。
だけど、いつからだろう…。
頭をよぎるようになって。
そんなに遠くないものなんだなと、思い始めました。


何が苦しいって、
いくら上手に涙を流せても、
その原因がくだらない事であれば、
誰も慰めてくれないでしょ。
だから、言えないし。
いや、慰めて欲しいわけでもないんだろうけど。

なんだろうな…。

『Gimmick Game』をね、
こう…実践しようとしてさ、
仕掛けようとしてさ、
失敗しちゃった。
みたいな。
男女とかじゃなくね。

わたしと人間。

だから、内容的には幼くて、どうでもよくて、
もう呆れてため息つかれて…多分そんな感じ。
最近ずっとそんな感じ。
どれか一つでも大きな出来事があればいいんだけど、
どれも大差ないほど小さい事で、
でも、自分の中では積み重なっちゃってるものだから。


で、そこに。
予想外に来たわけ。
完全なる不意打ちが。


普通にね、人を押したって、
ヘタすりゃ転ぶくらいで、きっと大丈夫だと思うんだよ。
でも、何度も転んで怪我してズタズタになった人を押したら、
バラバラと崩れちゃうかもしれない。

押した力が同じだとしても。


それは、
相手が決める事なのかな？
『あんた、まだ大丈夫だよ』
とか
『強くなりなよ。そんな事ぐらいで』
とか。

『わたしも色々あったから、人の痛みはわかる』
って、一見いい人だけど、
それは自分のレベルであって、
本人のものとは、きっと全然違うと思うのね。
その人が、わたしが今まで過ごしてきた毎日を同じように過ごして、
同じ思いをして辿り着いた『その日』にならないと、痛みなんてわからない。


ざっとここまで読んで、
『はいはい。あんたの痛みなんてわかりませんよ』
ってところでしょう。多分。



今日言いたいのは。
きっととてもくだらない事で、きっと本当にどうでもいい事で、
もの凄く、もの凄く、もの凄く、悲しく辛く、悩んでいます。

と、
いう事です。

だから、読んでくださってる皆さん。
ごめんなさい。



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