1940年代、世界中が不景気で苦しんでいた、不況の風が吹き荒れ、アメリカのウオール街では失業したリーマンがウロウロ、ニッポンでは「大学は出たけれど」、就職できないのだ、ところが、二カ国だけが、うまくいっていた、それが、
1、国家社会主義のナチス・ドイツ
2、計画経済のソヴィエト・ロシア
これを徹底的に研究したのが満州国のスタッフ、満州国は、日本の援助で建国され、あの秩父宮も式典に出席している、日本からも優秀な官僚が呼ばれる、その中に、今の首相の祖父にあたる岸信介がいた、彼らは、資本主義と社会主義のいいところを取り入れた統一経済システムを完成する。
そのためには膨大な法律を制定しなければならなかった、その作業をかれらは成し遂げたのだ、戦後の日本は、メチャクチャに破壊されていたのだが、世界のどこにもない経済プログラムがあり、それをインストール、たちまち効率的な金融運営・生産活動がスタートする、それは、官僚がリードし、銀行が企業をサポートする、だから、あの「傾斜生産方式」こそが、その成果であり、それが、戦後日本の復活の有力な後押しをしてくれたのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます