「優秀な親から優秀な子孫ができるかというと これがカンタンにはいかないんだね」
「へー そーなの」
少年は反抗期、以前のようにパパアの言うことを聞きません、
「やめようか」
「聞いてやっても いーいよ」
「・・・」
「マユにツバつけて聞くからね」
「ギリ・ギリ・ギー」
「あれっ パパアってカミキリ・ムシだったの」
気を取り直して、
「ナチス・ドイツが優秀なアーリアン人種を造るために アポロンのような若者とヴィーナスのような女性を結婚させた」
「えっ そんなことがあったの」
「ああ 偏差値が70ぐらいの男女だ ベビーカーを押して ギャーギャーのレベルとは だいぶ違う」
「どうなったの すごい頭脳の人間ができたんでしょう」
「いや ノーベル賞の学者も オリンピック選手も でなかった」
「いかに 環境 特に教育が大切かと言うことだね」
「大学院 行ったほうがいいんだ」
「それに 自分で考える頭脳 オリジナリテイだ ニッポンで欠けているもの この国の 現実はひどいものだ お寒い限りなんだ」
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