最後は祇園舞子、
「ワアー ワアー」
「なんて きれいなんだ」
「もう 勝負は決まったな」
なにしろ、フリソデとジャージ、シャージはAIお花、
「マイコはんの勝ちでいいでしょう」
どうなるか、どうするか。
京都人は上品だと言われているようだが、どうしてどうして、こんなフクザツな連中はいない、箱根の山ののこっちの人々とは比較できない、
「東胡・あずまえびす の方がシンプルで人がいい」
京都では、よそか来た人々、とても入れない、たとえば町の祭りの寄付金、
「いくらですか」
「そこそこです」
少ないと、
「ケチだ」
多ければ。
「イナカもん」
このヘンが分かるには数十年、底意地が悪いのだ、とてもとても、だから、
「いいもんが 生まれない」
骨が細る、この祇園マイコもそのひとりかもしれない、だから、
フレー
フレー
お花
AIお花ー