ヤツの戯言

ほぼほぼバスフィッシングについてです。

Bass-T最終戦 その①

2016-11-09 07:19:13 | 西の湖
1ラッキー+2アンラッキー=?

(不甲斐無さ+悔しさ)の二乗。

タラレバの話しは、大会においては無しの話。
「あの魚が獲れていれば」
「あのトラブルが無かったら」
よくある話だけれど、魚を全て検量してもらうのが大会だから
魚を探す目が優れていても、魚を掛ける技術が優れていても、リールやルアーの知識が豊富であってもダメなのだ。


「バッグリミットを揃えて全て検量してもらう」
そこまでに至る全ての能力を競い合うのが大会なわけだから。




昨日のBass-T最終戦を振り返ってみる。


朝5時半
11月に入りトムの開店時間が更に遅くなって、7時になったので起きる時間は更にユックリになりました。
外気温は


14℃?
この前よりも暖かいじゃないの?
今回は先日の釣行を基に、巻き用3本、撃ち用食わせ用2本、プラス有れば何かと助かる1本の計6本
トムのお客さんとの話もヒントに南西部の葦に何度か入り直しながら、浅い棚(13,2,15番あたり)をネコリグやヘビダンを入れてみて、風の吹き始めや水の濁り具合を見て巻きを試す。
巻きをメインには置かないつもりで用意した。
よくよく思い出すと ?ここで既にミスを犯していたね。
天気を気にはしてたけれども、風は全く気にしてなかった。
ボートに積み込み完了し、それではスタートという頃には


かなりの風
昼頃にはそうとうの風になる予報らしい。
実際正午頃には風速9メートルだったらしい。
琵琶湖南湖でバスボートに乗ってても危険と思われる風速。


そんな、1日風が吹くとは思っていないので、まずは南西部葦へ。
東側水路付近から水深が浅くなるあたりまで打って行くがバイトは無し。
朝一は水温や陽の角度などで、釣れないかもなと思ってはいたので気にせず、寧ろこの風・・・
前回のBass-Tの感じからやはりバスは風を嫌がっているのでは?
と思っていたので、東側水路に一旦入って?
多少風裏になっている水深のある葦をやってみるがやはり反応無し。
予定していたよりも遥かに強い風だが一応棚周りを巻きで試す。
15番棚南面。
棚の密度が濃いので波立ち方がここは穏やか。
と言っても隙間を縫って風は抜けているわけで、操船が大変なのは変わらない。
濁りを意識してスピナーベイトで流して、今度はクランクで折り返す。
出ればラッキーのつもりでいたとはいえ、バイトが無いことよりも風に右往左往させられ、前回に続き今回も思うように釣りをさせてもらえないことに段々苛立ち、愚痴が出る。
風裏展開にすべきだが、前回の上位が入った排水場まで行くか、それともトム前のカバーのストレッチから長命寺までに行ってみるか迷いながら、ふと先日のボッコンでのすっぽ抜けを思い出し、この風ならボッコン南側は風裏かも?とボッコンに向かう。
ボートの中に朝から少し水が入っていたのだが、この水が靴に浸みて気付けばズボンまで吸い上げてる状態に((((;゚Д゚)))))))
足を入れ換えると反対の足まで濡れてしまうので、右足はエレキから下ろせない。
やっぱ水抜いておけばよかった(;_;)
強風に押され揺られ段々足が痛くなってきた。
やはり今回はちょっとミスが多過ぎだな。
なんとかボッコンまであと少しというところで、ボッコン北側からサウザーが風に流されながらやってきて、狙いのカバーで止まった。
ここに来てもツイてない。
ボッコンに辿り着いた頃にはサウザーは隣のカバーに移動したが、直ぐに手を出しても釣れる筈がないので、少し離れたところでリグり直す。
先日ココでバイトが出たCRAWZをベイトフィネスジグにセット。
水が濁っているので水押しをより強くしてみた。
が、やはりそう都合よく行く筈もない。
コンディションも悪い上に、ついさっきまで人がやっていた場所。
ノーシンカーとかを入れてみようかとも考えたが、時間の無駄だろうと次の手を考える。
江ノ島を越えるかそれとも・・・
江ノ島を越えて外した場合、また強風向かい風の中帰って来るのは大変だ。
どこをどう釣る?
というのがイメージ出来る場所は一ヶ所しかない。
そこで釣れても一本。
ならばトム前から長命寺までで、居そうなとこを回ってみよう。
江ノ島の向こう側同様ポンプとスダレもあるし、案外山で風裏になっているかもしれないし。
雰囲気だけ言えば似たようなものだ。
と意外とポジティブ。
移動し始めると爆弾チームが江ノ島方面に向かっていく。
この風なので、前回同様江ノ島の向こう側でやっているもんだと思っていたが。
何れにせよ彼らが向かうのを追っても意味が無いので、トム前へ向かうとする。

途中13番棚も気にはなったが、今日は棚は無いと切り捨て、余計な時間を使わずトム前に向かう。
この頃にはペダルを踏む足の太腿がジンジン痛み、腰もズキズキと疼いた。
トム前に到着するとデラダガンチームがバイブレーションやスピナーベイトを投げている。
他に浮いているボートは見当たらないので彼らが移動するのを待つとする。
その間にポンプ周りと長命寺川入口のコンクリの崩れを試しに行く。
ポンプ周りの杭やスダレを打ってみるが、風が強くなったり弱くなったりと操船が非常に難しい。
まして使っているのがネコリグやワッキーノーシンカーなら尚更。
コンクリの崩れもやってみるが、突然後ろから大きな声をあげて何やら練習し始め、


いちいち声がデカイのでやる気が失せた。
改めてトム前のカバーを見に行ってみる。
デラダガンチームも他のボートも見当たらない。
トムのワンドの沖のブレイクが、岸に寄った辺りのカバーから始めてみる。
スキッピング気味にフリップして、なるべく奥へ。
出来れば、カバーの中の岸際や、木の生えてる根元に入れたい。
繰り返しスキッピング、ピッチングし木の奥へ。
竿を立てて奥の水中の枝を一つ越えて、スーッと落としたとこで「コンッ」
聞き直すと竿先がグーッと入っていく。
フッキング。
カバーからあっさり出てきたのは30弱のキーパー。
これをベースにすると3本揃っても1キロちょい。
40アップ一本に負けるサイズ。
でも今の自分には間違いなく精神安定剤になった。
船尾に置いたライブウェルに水を貯めると
、足元に溜まっていた水が船尾に移動し
やっと足の置き場が出来た。
益々精神が安定してきた。
風への苛立ちと足腰の痛み。
挙句は水郷巡りの船の引き波とストレスが爆発してたとこだったので小さくても感謝。



②へ続く


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