書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

恵美押勝・東大寺封戸処分勅書(760)

2007-04-27 08:48:57 | Weblog

恵美押勝(706-764)
光明皇后の甥、旧名藤原仲麻呂である。
橘奈良麻呂の乱を治め政敵を滅ぼすと
皇族以外では初めてと言う太政大臣の位まで上り詰める。 
しかし、光明皇后の死後、孝謙上皇の寵愛は道鏡に向けられ、
終には上皇の激怒を買う事になる。
かくして起こった反孝謙上皇・道鏡のクーデターが恵美押勝の乱(764)である。
次いで記す道鏡の書とを並べ、
当時の政権首脳部の抗争を考え合わせると興味深い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿