書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

藤原行成・白楽天詩巻(1018)

2007-06-02 06:33:10 | Weblog

藤原行成(972-1028)
一条天皇、及び、時の権力者藤原道長に信任され、
蔵人頭(天皇の首席秘書のようなもの)として活躍した。
清少納言の枕草子にもしばしば登場する。

特に能書家として知られ、三蹟の一人。
華やかで骨太の小野道風、流麗奔放な藤原佐理、
藤原行成が両者の長所を生かし、
かつ均整のとれた温和な書風として完成させた、
これを上代様と言う。
書道世尊寺流の祖。

月好無伝唯此夜(閑皆道是東都)

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