書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

藤原佐里・離洛帖(991)

2007-05-30 06:56:12 | Weblog

前書もそうであるが、残された佐里の書状には、
言い訳、詫びの内容のものが多い。
官吏で有りながら政治音痴、粗忽で世間知らず、
そんな人物像を浮かび上がらせる。
それにしても見事な草体、奔放自在を極め、
かつ、意図的とは思えない卓越したバランス感覚、
天分であろう。

動静恐鬱之甚異於在都之日者也

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