書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

百人一首を書く  法性寺入道前関白太政大臣

2010-08-18 09:06:23 | Weblog
わたの原こぎ出でて見みれば久方の雲ゐにまがふ沖つ白波

大海原に漕ぎ出してあたりを見わたすと、遠くの沖の方で立っている白波と白雲はどちらがどちらか見わけがつかないよ。   

法性寺入道前関白太政大臣(1097~1164)
藤原忠道。摂政関白太政大臣藤原忠実の長男。従一位・摂政・関白・太政大臣。法性寺殿と号す。同母姉に高陽院藤原泰子、異母弟に藤原頼長。法性寺と号す。
白河法皇の養女の藤原璋子(後の待賢門院璋子)との縁談を固辞し破談した話は有名である。
詩歌に長じ、書も法性寺様といわれ一家をなした。
漢詩集に「法性寺関白集」、家集に「田多民治集」。日記に「玉林」。


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