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書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

松平定信・書状

2009-05-18 08:19:44 | Weblog
松平定信(1756-1829)
吉宗の孫、白河城主。
寛政の大飢饉の折の藩政の改善手腕が認められ、
田沼意次失脚後幕府老中として幕政を預かり、
寛政の改革を断行した。
「白河の清きに魚もすみかねて、昔の田沼いまぞこいしき」
と世評され失脚し余生を風雅三昧に過ごす。
学問に秀で、書も一家を成し、
したためた諸寺の寺額は70枚にも及ぶと言う。

自信満々の書は他を圧するが、書法は堅実である。
華やかさは無く、むしろ、厳しさを発する書である。


十二朝之儀忝御待申上候

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