書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  王昌齢詩 胡茄曲

2012-06-28 09:20:58 | Weblog

城南虜已合

一夜幾重圍

自有金笳引

能令出塞飛

聴臨關月苦

清入海風微

三奏高楼暁

胡人掩涕歸

 

 

城南 虜 已に合し

一夜 幾重にか囲む

自ずから金筋の引有り

能く出塞をして飛ばしむ

聴は関月に臨んで苦え

清は海風に人りて微かなり

三奏す 高楼の暁

胡人 沸を掩うて帰る