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書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

臨洞庭上張丞相  孟浩然

2012-05-05 08:32:34 | Weblog
八月湖水平
涵虚混太悅
氣蒸雲夢澤
波撼岳陽城
欲濟無舟楫
端居恥聖明
坐觀垂釣者
徒有羨魚情

岳陽楼は湖南省の大湖洞庭湖の畔にあり古来から文人墨客が好んで訪れた。
岳陽楼からの洞庭湖の眺めは多くの詩人に詠まれているが、
中でもこの孟浩然の「臨洞庭上張丞相」と杜甫の「登岳陽楼」がもっとも名高い。
岳陽は、長江(揚子江)と洞庭湖が繋がる首根っこのあたりにに有り、
古来から湖南、江西、湖北、四川を始め中国各所を結ぶ水運の要所であった。
岳陽楼は、武漢の黄鶴楼、南昌の滕王楼と共に江南の三名楼と呼ばれている。
魏、呉、蜀の三国がこの地の覇権を争った時代に呉の将軍魯粛の建てた水軍の居城が岳陽楼の前身とも伝えられている。 
赤壁の戦いで知られる赤壁もこの近くである。



06_岳陽楼に登る(中国語朗詠)
山口直樹&Alc Press Inc.
ALC


04_岳陽楼に登る(日本語朗読)
山口直樹&Alc Press Inc.
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