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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トチノキ - 柳川瀬公園

2020-05-08 20:02:05 | みんなの花図鑑

トチノキはムクロジ科(かつては トチノキ科)。 待っていた花がようやく開いていた。 樹の下を人工の小川が流れていて、子供たちがポンツクしていた。




雌雄同株、同じ花序に雄花と両性花が混在する。(三河の植物観察「トチノキ 」)




花序は長さ15~25㎝、ほとんど雄花であり、両性花は花序の下部につく。(同上)




花弁は4個つき、白色、基部に淡紅色の班紋がある。雄しべ7個。雌しべ1個、雄花では退化して短い。(同上)




近縁のベニバナトチノキの花がまたきれいなのだが、 今年はデンパーク閉園中で 見れない。


ヒトツバタゴ - 別郷廃寺(安城市)ほか

2020-05-08 16:43:27 | みんなの花図鑑

ヒトツバタゴは モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木。 和名の由来は、「一つ葉のタゴ(トネリコの別名)」から。




ヒトツバタゴは、国内では東海地方の木曽川流域と長崎県対馬の限られた地域にしか自生していません。




ところがこの木、お隣の韓国では 日本のクスノキみたいに街路や公園などで目にするといいます。 韓国ではヒトツバタゴは (이팝나무、 イパップナム? )というらしい。




これだけは 岡崎わんPark で 5月4日に撮ったもの。高いところにあったので、手を持ち上げてファインダーのぞき込まないで撮ったもの。ピントもアングルも適当です (´∀`)




これは 別郷廃寺で、4月23日に撮ったもの。当時は こんなでした。

ベニサラサドウダン、五稜郭 - ツツジ科

2020-05-08 00:18:05 | みんなの花図鑑
赤い釣り鐘型または筒型の花を下垂するツツジ科の木を2つ。(西尾市憩の農園にて)


ベニサラサドウダン(紅更紗満点星)は サラサドウダンの変種で、「花冠は長さ5-6mmで深紅色。」(wiki 「サラサドウダン」)




「本州の東北地方、関東地方、中部地方の高地にまれに生育する。」(同上)




サラサドウダンのサラサ(更紗)は 花冠に筋の入ったサラサ(更紗)模様があることによります。








つぎは 五稜郭。

名札に マジックで「五陵郭」と書いてあった赤い壺型の花を付けた植物(植木?)があったのですが、「五陵郭」で検索しても 北海道の「五稜郭」しか出てきません。
で、例によって 教えて!goo に質問。




ほどなくして いつもの方から回答あり。
「面白い形のお花ですね。
調べたところ、ツツジ科のアガペテス・セルペンスが出てきました。
和名が五稜郭なのだそうですが…あまり詳しい説明のあるページはみつけられませんでした。
https://www.botanic.jp/plants-aa/agaser.htm
https://blog.goo.ne.jp/queiiti/e/4768a5332e4a81e2441ca3eaf1842330





ツツジ科の五稜郭(アガペテス・セルペンス) は、インドからチベットにかけての高山が故郷です。
着生ツツジの仲間だそうですが、土でも十分育ち、大きな塊根が出来ます。
花は五角形の筒状で、ここから五稜郭と和名が付いたようです。(以上、上記2番目のリンクから編集して引用させていただきました)