同じクルミの仲間ですけど、 オニグルミとシナサワグルミの花はずいぶん違います。
まずは 矢作川河川敷の オニグルミのほうから。

私が今朝、河川敷で写真を撮っていると、散歩中のお年寄りが「ほう、このブドウみたいなものは何ですか?」と尋ねてこられました。

「この木はオニグルミで、この垂れ下がっているのは 雄花なんですよ」
やはり 雄花序のほうが目立つようです (^^♪
雄花は 前年枝の枝先から穂を垂らします。

見えているツブツブは葯(花粉を入れた袋)で、花粉はまだ出ていません。花粉を放出すると 雄花は黒っぽくなり、地面に落下します。

これは別の株の 雌花と雄花です。 雄花は垂れ下がり、雌花は本年枝から立ち上がります。

鮮紅色をしてきれいなのは 雌しべの柱頭です。リボンのように2つの割れています。

この雌花は 子房が早くも丸みを帯びて来ています。
一般に、オニグルミは 雄性先熟(雄花が先行して咲く)型と言われています。
「オニグルミは雄花先熟だ」(神戸の花と木「オニグルミを見ながら・・・」)
しかし中にはまだ雄しべが青く花粉を出していないのに 雌花の子房が丸くなっていたりとか・・・
花序によってまちまちなようです。
それではもうひとつのクルミ、 シナサワグルミを。
シナサワグルミやサワグルミは クルミの名がついてますが、 あの丸くかたいクルミの実を付けません。

これは 堀内公園の「シナ」サワグルミです。 ボランティアの方がマジックで書いた樹名板には、どれも「サワグルミ」となってますけれど・・・ これは間違いなく シナサワグルミです (´v_v`)
なぜかというと、葉の間の軸に ヌルデのような「翼」がついていますから、これがあれば「シナサワグルミ」です。

枝からぶら下がっている花があります。これがシナサワグルミの「雌花」なんです。

観察時期が遅れて もうほどんど果実になっています (´∀`) そう、シナサワグルミやサワグルミは あの丸くてかたい実をつけないんですよ (´・ω・)
雌花の最盛期は やはり柱頭が赤くなってきれいなんですが・・・ 残念!

では、雄花は? というと、同じ枝に こんなのが垂れていました。これが雄花です。

雄花のほうは オニグルミの雄花と若干似ていますが、 花粉を放出すると このように黒いツブツブをつけます。
まずは 矢作川河川敷の オニグルミのほうから。

私が今朝、河川敷で写真を撮っていると、散歩中のお年寄りが「ほう、このブドウみたいなものは何ですか?」と尋ねてこられました。

「この木はオニグルミで、この垂れ下がっているのは 雄花なんですよ」
やはり 雄花序のほうが目立つようです (^^♪
雄花は 前年枝の枝先から穂を垂らします。

見えているツブツブは葯(花粉を入れた袋)で、花粉はまだ出ていません。花粉を放出すると 雄花は黒っぽくなり、地面に落下します。

これは別の株の 雌花と雄花です。 雄花は垂れ下がり、雌花は本年枝から立ち上がります。

鮮紅色をしてきれいなのは 雌しべの柱頭です。リボンのように2つの割れています。

この雌花は 子房が早くも丸みを帯びて来ています。
一般に、オニグルミは 雄性先熟(雄花が先行して咲く)型と言われています。
「オニグルミは雄花先熟だ」(神戸の花と木「オニグルミを見ながら・・・」)
しかし中にはまだ雄しべが青く花粉を出していないのに 雌花の子房が丸くなっていたりとか・・・
花序によってまちまちなようです。
それではもうひとつのクルミ、 シナサワグルミを。
シナサワグルミやサワグルミは クルミの名がついてますが、 あの丸くかたいクルミの実を付けません。

これは 堀内公園の「シナ」サワグルミです。 ボランティアの方がマジックで書いた樹名板には、どれも「サワグルミ」となってますけれど・・・ これは間違いなく シナサワグルミです (´v_v`)
なぜかというと、葉の間の軸に ヌルデのような「翼」がついていますから、これがあれば「シナサワグルミ」です。

枝からぶら下がっている花があります。これがシナサワグルミの「雌花」なんです。

観察時期が遅れて もうほどんど果実になっています (´∀`) そう、シナサワグルミやサワグルミは あの丸くてかたい実をつけないんですよ (´・ω・)
雌花の最盛期は やはり柱頭が赤くなってきれいなんですが・・・ 残念!

では、雄花は? というと、同じ枝に こんなのが垂れていました。これが雄花です。

雄花のほうは オニグルミの雄花と若干似ていますが、 花粉を放出すると このように黒いツブツブをつけます。