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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカバナサンザシ、クロバナロウバイ - 於大公園

2020-05-12 19:31:39 | みんなの花図鑑
於大公園(東浦町)で見た木の花を2つ。
一本目は 薬草薬木園に植わっている木です。

バラ科のサンザシ。
中国を原産とするバラ科の低木で、享保年間に朝鮮半島を経由して渡来した。当初はもっぱら薬用樹として栽培され、生食できる実は胃や腸の薬になるとした。(庭木図鑑 植木ペディア > サンザシ)



4月から5月にかけて白あるいは紅色の五弁の花を枝先に咲かせる。(同上)




その開花時期から、近縁のセイヨウサンザシは別名メイフラワーと呼ばれる。(同上)




漢字名は「山櫨子」あるいは「山査子」であるが、いずれも実を意味する漢方名にちなむ。(同上)




つぎに2本目。

この花は 西尾市憩の農園でよく見た気がするのですが、名前をまたも忘れてしまい、この画像から Googleで検索してみました。




画像検索したら Calycanthus floridus の名が出てきたので、そこから和名 「クロバナロウバイ」を思い出しました (^^)/




クロバナロウバイは、北アメリカに分布するロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉性低木です。




花には強い芳香があり、クロバナロウバイの花から蒸留された精油は、香水の原料として使用されています。
和名のニオイロウバイの名前は、強い香りを持つこの花に由来しています。
※アメリカロウバイの花は強く香りません。
(以上、ガーデニングの図鑑「クロバナロウバイの育て方」より)

カルミア、ブーゲンビレア - 西尾市憩の農園

2020-05-12 11:16:32 | みんなの花図鑑
木本の花を2つ。


カルミアは北アメリカからキューバにかけておよそ7種が分布する常緑樹で、ざっくりと言うとツツジやシャクナゲの仲間です。(ヤサシイエンゲイ「カルミアとは」)



学名 Kalmia latifolia なので、 「カルミア」なのだけど、「カルミヤ」とも呼ばれています。



別名 「アメリカシャクナゲ」といい、東京市が贈ったサクラ苗の返礼で、日本に1915年渡来しました。
カルミアの名前はスウェーデンの植物学者、カルムにちなみます。北アメリカの植物を採集していた方なのだそうです。アメリカシャクナゲの和名がありますが、シャクナゲの仲間ではありません。 (ヤサシイエンゲイ「カルミアとは」)



幾何学的な非常におもしろい形で、つぼみはアポロチョコレートのような姿をしています。(同上)



五角形の浅いお椀のような形の花をボール状にたくさん咲かせます。(同上)



↓ つぎも 木本です ^^

Bougainvillea なので 「ブーゲンビレア」と題しておきますが、 wiki では「ブーゲンビリア」となってます。
「ブーゲンビリア(Bougainvillea)は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。」



ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。(同上)



ピンクの部分は 葉です(苞葉と言います)。
白いのが花ですが、実態は 萼なんだそうです。



つぼみです。 ふつう3つで一組になってます。